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送電線の架線方法
近所の鉄塔の送電線が定期点検ではずされていました。地上50メーター以上の高さに数百メートルの送電線をどうやってはずしたりかけたりするのでしょうか?
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市街地では一般にヘリやロケットは使わず、今張られている線を使って行います。 鉄塔が2本建っているとします。 最初に鉄塔間に釣り糸のようなものを張ります。釣り糸は人が歩いて行ったり、途中が海であれば船でいったりします。 次に釣り糸にスチールワイヤをつけ、次にワイヤーを太い物に変え、といったようにして最終的に送電線の電線(中にスチールワイヤが入り、外側をアルミニウム線で巻いたもので外径は100mmくらい)に変えます。 電線はドラム(糸巻き)の形になっていて、鉄塔の横にドラム場を設けてエンジンやモーターの力で繰り出していきます。 鉄塔数基(数キロメートルの区間)を一度に張り替えますので、途中の鉄塔では、「がいし」(白い瀬戸物)がついているところをはずして滑車に変えておきます。 メンテでの張替えであれば、今の電線を巻き取るときに最後に釣り糸にしておきます。 山中でもいきなり電線をヘリで掛けるのではなく、最初は細いワイヤーのみを掛けていきます。
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- sou_tarou
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こちらもご覧ください。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1131112
- dende777
- ベストアンサー率38% (7/18)
数年前に50万ボルト送電線の建設を見学した事があります。鉄塔はすでに建ち、電線を架線するところでした。 その時は、人が鉄塔に登っておいて、そこへヘリコプターが電線を持って近づいていき、人が電線を受け取ってがいしへ固定していました。 (すごいパワーですよね!離したらえらい事です。以前東京電力の100万V送電線建設をNHKで見た事がありますが、受け取った電線を離してしまった作業員の方が映ってました。ひゅりひゅるひゅるとすごいうなりをあげて電線が振れながら落ちていくそうです( ̄口 ̄|||)) それを次々と他の鉄塔へ続けていく感じでした。巨大な鉄塔だったらもうヘリでやるのではないでしょうか?
- daidou
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ずっと昔の東京電力のCMを思い出してしまいました。 ♪男たちは、その昔~みんな旅に出かけた~ という唱をBGMに。 雪山の中の送電鉄塔に無線機を肩にして登り、命綱一本を頼りに はるか向う、雪でかすんで見えない鉄塔の相手と無線でやりとりし、 送電線をメンテナンスする勇姿が目に焼きついています。 具体的にはガイド用のワイヤが渡してあり、それに新しい送電線を取り付け、 向うからガイドワイヤを引いていくといったやり方ではないかと思います。
- hiroko771
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基本的には、作業員さんが登ってますが 山間部などでは、現場までの電線の運搬が困難なのでヘリが使われます。 http://www.skytech.co.jp/line/construction.html 都市部などでは騒音の関係も有るので、ヘリは余程の事情がない限り使われません。
- Aruku-20030515
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大抵は鉄塔間に張られているワイヤーを使って 張り替えます。 電線自体ごついので、電線の長さが長距離になると ヘリでは運べないからです。 (人が立ち入れにくい場所の点検はヘリコプターで行います)
ヘリコプターを使います。