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完成度の高いアルバム
最近、ヒットする曲はかっこいいんだけど、いざアルバムを聴くと興ざめすることが多いように思います。 アルバムに入っている曲に一貫性が感じられず、曲間で気分がそがれることがしばしば。 昔は(特にレコード時代)はもっとアルバム内で起承転結やテーマがあり、一曲目を聞いてしまうと最後まで聞かずにいられないものが多々ありました。 B面までの間はサッカーで前半が終わって、さて後半はどうなるみたいな興奮があって・・・。 皆さんはどう感じられてますか。 また、ここ数年の「これは!」と思うようなアルバムがあれば教えてください。
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Avalon/Roxy Music どんな音楽が好みが存知ませんが、「ロック史に残る不滅の名盤」との評価をもらっている作品を紹介します。 1982年と古いのですが。 貴殿が言われるように、『完成度の高いアルバム』は序序に減りつつあります。なぜなら、毎年毎年1枚~2枚のオリジナル作品を作成しなければいけないからです。自由に作れれば、感性のあるミュージシャンなら独創性のある『完成度の高いアルバム』が作れるハズです。
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- chakuro
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質問をはぐらかすような回答で恐縮ですが、asgrnrさんは、DVDはどれくらい鑑賞される方なのでしょうか? オリジナルアルバムというものについては、洋邦問わず私も同じような感想を持っていますが、DVDが普及するようになって、私は、オリジナルアルバムよりも、DVD、それもクリップ集ではなくてライブものを観るのが、音楽鑑賞の主流方法になりました。 VHS主体の時代は、ライブものを見るというのは、大好きなアーチストのものでも結構億通な作業でしたし、外れたときの浪費感は大きななものがありました。 DVDになり、全体としては不満感が残っても、CD同様セレクトも気楽にできるようになり、購入に対する「覚悟」みたいなものが減りました。 一方で、オリジナルアルバムに比べれば、ことの性質上、いやおうなく確かに流れる「一貫性」というものはありますし(妙な編集作業でぐちゃぐちゃにされているものも多く見受けられますが・・・)、ライブがかっこよくて初めて本物という思いが強いです。 とくに、asgrnrさんの趣味に合うかどうかはわからないけど、スティングやプリンスのライブものは、さすが殿堂入りアーチスト!という出来映えです。 特にプリンスはライブに関しては、複数の曲をひとつのまとまりとして見せることに特異な才能を見せ付けてくれます(イントロからさびに入る前で切り上げて、次の曲に行ってしまうと言う様な事を平気でかます)。 最後にここ数年のこれは!というオリジナルアルバムということであれば、やはりプリンスの「レインボーチルドレン」かな
お礼
DVDはあまり見ませんね。時々テレビやなんかでライブをみるぐらいですね。 ここ数年ではSteely Danのライブがしびれました(MTVのライブかな?)。アルバムAjaのメイキングビデオも出てて、かぶりつきで見てしまいました。 Princeですか! つい数年前まで全アルバム制覇の勢いだったのですが、少しのブランク間にいいのを出してたんですね。これは要チェック。 去年最も稼いだミュージシャンらしいですから気にはなっていたのですが、さすが。 しかし・・・古い話ばかりになってしまうなぁ。
- zery
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HIP-HOPは聴かれますか?アルバム内での起承転結って意味では私はこのアルバムが一番好きです。 KANYE WEST / THE COLLEGE DROPOUT ものすごく曲の順番を考えられている、というかこの曲の次におくためにその曲を作ったんじゃないかと思えるくらいです。 彼は小さい時から絵画を習っていて、絵をみると一瞬にしてそのイメージが音になって浮かんでくるそうです。それだけ曲に対するイメージがしっかりしているもんだから、アルバムの統一感の心地よさと言ったら感服もの。 曲の最後の部分を次の曲のイントロ部分にサンプリングとして使っていたり芸がこまかい。これはアルバムというよりこれ全部で一つの曲と言っていいかも。 もし興味があったらぜひ聴いてください。おすすめです。
お礼
ありがとうございます。 公式サイトで試聴しました。HipHopも聴くのでよさそうな感じです。ちなみに私はDoggy Dog Styleがアルバムとしては好きです。 あと、zeryさまの他の回答も参考にさせていただきました。二度おいしい!
- ntm98
- ベストアンサー率26% (73/273)
#3です。 度々すみません。 プログレが結構いけるようなのでまた来ました(^^; ANEKDOTEN http://www.anekdoten.se/ 『Vemod』『Nucleus』 ANGLAGARD http://www.anglagard.net/ 『Hybris』 両方ともスウェーデンのプログレッシヴ・ロック・グループで、上に挙げた3枚のアルバムはどれも北欧の深い森を思わせる暗鬱な統一感があります。 収録時間もちょうど良く(50分前後)、一気に聴けてしまいます。 それぞれの公式サイトで、アルバム1曲目が丸々試聴できます。 まぁ、90年代前期~中期なので、「ここ数年」ではないんですが・・・。
お礼
またまた教えていただいてありがとうございます。 試聴しました。 なぜか笑っちゃいました。 こんな音楽絶滅したと思っていたのに・・・買っちゃおうかな・・・そして時代錯誤な人間になろうかな・・・。 でもKornも大きく分けるとこの部類だし・・・大丈夫かな。
- 7ZUMA7
- ベストアンサー率40% (2/5)
CDの容量限界まで曲を入れてリリースするアーティストもいますが、ロック好きな自分でも60~70分間テンションを保って聴けるアルバムに出会うことはまれです。 アルバムの主流媒体がレコードからCDに変わって、収録可能容量が1.5培程度に増えましたが、アルバムの質も1.5培上がったとはいいがたいですね。 逆に、個人的には収録曲数や収録時間を抑えているアルバムに好感を持つことが多いです。 オススメですが、KyussのWelcome to Sky Valleyです。 1994年リリースされたもので「ここ数年」とは言えませんが。 ご存じかもしれませんが、Kyussのメンバー数名がKyuss解散後にQueens of the Stone Ageを開始しています。 CDのトラック数は4つですが、最初の3トラックはそれぞれ3~4曲から構成される組曲となっています。 4トラック目(最後のトラック)はおちゃらけソングです。 このアルバムのすごいところは、アルバム全部を通しての完成度も高く、各組曲ごとでの完成度もまた高いところです。 静と動のバランスが素晴らしく、緊張感を高ぶらせたり鎮められたり、それでも徐々に緊張が増し、3トラック目最後の曲では最高潮に達します。 やり場のない興奮に包まれた時、4トラック目のおちゃらけソングが流れてきて、緊張を解きほぐしてくれて現実世界へ戻る。 そんな感じで50数分の間、浮世離れして感情をぐらぐら揺さぶってくれるアルバムです。 トラックが最低限にしか分かれていないので、中途半端な曲送りはさせないというリリースした側の強制力を感じますが、それゆえバンドやプロデューサーの意図が聴く側に伝わりやすく仕上がっていると思います。 ご参考まで。
お礼
7ZUMA7さん、レビュー書くのが上手いですね。CD屋にいるような感覚になってしまいました。衝動買い寸前です。 >ロック好きな自分でも60~70分間テンションを保って聴けるアルバムに出会うことはまれです。 そうなんですよ。去年Fleetwood Macを買ったんですが残念の一言。曲もいいし、センスもいいし、昔の流れを汲んでるし・・・でも長い!曲が乱雑に入ってる。最高傑作にもなり得る内容だけに残念。 自分なりには最後の作品としてつめこんだと無理矢理解釈してるんですけど・・・関係ない話でした、すみません。
- midori-you
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はじめまして。 私のお勧めは、It Bitesという、英国のバンドです。今はもう解散していますが。ボーカルのフランシスダナリーは、確か今も活躍していると思います。 技術的にとても優れたバンドで、アルバムにも一貫性があり、起承転結があると私は思っています。 当時は、ピンクフロイド的だと言われ、本人達はあまり乗り気ではなかったようですが。 曲でお勧めなのは、「Underneath your pillow」です。この曲、聴いてると、とっても不思議な感覚にとらわれますよ。 説明不十分だったすいません。
お礼
未知のバンドですね。 Pink Floyd的というのは触手が伸びます。ぜひ不思議体験したいと思います。 ありがとうございます。
アイアン・メイデン「エイスィズ・ハイ」(だったかな。。。) パット・メセニー・グループ どれをとっても良いですが個人的には「still life」「the road to you」 ピンク・フロイド とりあえず「ザ・ウォール」 イエス「こわれもの」 ストラヴィンスキィ「バレェ組曲/火の鳥」 プリファブ・スプラウト #4氏が挙げていますが個人的には「スティーヴ・マックウィーン」「アンドロメダ・ハイツ」 XTC 全作品 スティーヴ・ライヒ 作品 フィリップ・グラス 作品 オールマンブラザース「ライヴ・アット・フィルモアイースト」 など コンセプトアルバムか?と問われると 私も ? と思ってしまいそうになりますが アルバムとしてトータリティとクオリティが比較的高く(あるいは アンバランスさと高い緊張感がみなぎっている)モノで なおかつ 各々がオリジナリティに富んでいるモノということで メジャーなものしか知りませんが 今 パッと思いついたものを乱暴に列挙させて頂きました 果たして 参考になりますでしょうか。。。
お礼
なかなか趣味が合いますね。Pind FloydやYesなんて。私はDark Side Of The Moonも大好きです。 Pat Metheny/Allmanなんて久しぶりー。なぜかBill Braford(ELP)を聴きたくなってきました。 知らないものもあるので聴いてみますね、ありがとうございました。 でもやっぱり、いいアルバムって最近は少ないのでしょうか?
今晩は 確かにレコードからCDに変わりA面B面という概念が無くなったことにより 針を降ろす瞬間のドキドキ感や期待感というのはなくなってしまいましたね。 ただCDでももちろんトータル性やコンセプトのあるアルバムはあります。 私が完成度が高いと思うアルバムはちょっと古い(1990年)ですが、 Prefab Sproutの「Jordan: The Comeback」です。↓ http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000273P/qid=1112091548/sr=1-4/ref=sr_1_4/104-0123352-6790311?v=glance&s=music ボーカルで曲も作っているパディ・マクアルーンは 個人的にポール・マッカートニーに匹敵する才能の持ち主だと思います。 20年間の活動でオリジナル・アルバムは7枚と少ないですが、 いずれもクォリティは高く、ここ3作はトータル性が感じられます。 特に上記の「Jordan: The Comeback」はいろんなタイプの曲が入ってますが散漫な印象はなく また収録曲が19曲と多いですが最後まで飽きることなく聞けます。 ちなみに6~9曲目までと10~13曲目まではそれぞれ組曲、メドレー的な構成になっています。 日本ではいまいちマイナーですがよければ聞いてみて下さい。
お礼
ありがとうございます。 こんな人全然しりませんでした。ぜひ聞いてみます。 Prefab Sproutで検索かけたらいろいろなミュージシャンが出てきて世界が広がりました。
- ntm98
- ベストアンサー率26% (73/273)
質問者さんに同感です。 昔(70年代)はコンセプトアルバムといって、アルバム全体を1つの物語ととらえ、1曲1曲はその物語を構成するエピソードの1つになっていたんですよね。 ですからジャケットアートなんかも、そのストーリーのイメージを膨らませる挿絵的要素が強く(ヒプノシスとか)、アルバムは聴覚と視覚に訴えかける総合的な芸術作品でした。 ところが80年代に音楽が本格的に産業化され、シングルヒットを飛ばすことが重視されるようになると、アルバムは単なるシングル曲の寄せ集めに成り下がってしまいました(60年代以前に逆戻り)。 おそらく質問者さんが感じられている「一貫性のなさ」というのは、この「寄せ集め」というところが原因なのだと思います。 前置きが長くなりましたね。 私の回答ですが・・・ >皆さんはどう感じられてますか。 一貫性のない寄せ集めには興味ないです。 また、そういうものを疑いもなくリリースしているミュージシャンを「アーティスト」と呼ぶことにも抵抗があります。 >ここ数年の「これは!」と思うようなアルバム ジャンル的には好みが分かれるところですが、プログレ・メタル・バンドのDream Theaterが99年にリリースした「Scenes From A Memory」は、輪廻転生をテーマにしたミステリアスなストーリーが素晴らしいアルバムです(参考URL)。 最後の最後に大どんでん返しが待ってますよ。
お礼
おお同志よ。 ご推薦を聞いてみます。プログレなんて久しぶり!
- you0315
- ベストアンサー率38% (7/18)
音楽のジャンルで好き嫌いもあるかと思いますが、 オススメはグリーンデイの「アメリカン・イディオット」です。 これは全13曲(日本盤は14曲)で 1曲目から13曲目までが1つのストーリーになってます。 音楽性は社会や政治を批判してる「パンクロック」ってやつで 2・12曲目は約10分間もある「パンク・オペラ」なのですが聞いてて全然飽きません!! 特に好きなのが1・4・11・13曲目です。 今月ライブにも行きましたがやはり最高でした。 ジャンルはロックになりますが是非聞いてみてください☆ このアルバムのストーリーを詳しく載せてあるサイトがあるのでこちらを参考にしてみてください。 ついでに視聴もできます♪ ↓ http://www.barks.jp/feature/?id=1000005507
お礼
ボノ曰く「今年はグリーンデイの年だった。」といわしめた作品ですね。 まだ聞いていないのですが、勢いが感じられるので気にはなっていました。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 私はどんなジャンルでも聞くので紹介してもらったアルバムぜひ聞いてみます。