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【茶道】毛織(もおる)という言葉の意味?

毛織(もおる)という言葉の意味を教えて下さい。 茶道の道具のひとつということはわかっているのですが、詳しい意味を御存じの方、ぜひお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • K-Ko
  • ベストアンサー率33% (20/59)
回答No.1

表千家を習っています。 毛織というのは、織物のモールに表面が似ていることからこの名前がついたそうです。茶道では合金の表面に鎚や鏨で文様を叩き出したり、彫り出したものを毛織と呼んでいます。 また、袋形で口縁の下にくびれがあり、胴には連弁の彫文、口に 唐花、唐草の打出し文様が施されていたりもします。チベットではこの形の容器のことをモールと呼んでいて、建水などの場合には、材質と形と両方の意味でモール建水と呼んでいます。

fujikata0000
質問者

お礼

どうもありがとうございました。 丁寧な説明でよく理解出来ました。

その他の回答 (1)

  • K8823
  • ベストアンサー率76% (10/13)
回答No.2

 先の方のお答えの織物のモール(毛織)について補足します。モールは名物裂(きれ)の一種で、古帛紗や茶入の仕覆に使われます。以下、茶の裂地入門(淡交社)の写しです。  モール糸は、金モール糸・銀モール糸とがあり、絹糸を芯にして金の薄板を細く裁った金線を巻き付けたものを金モール糸といい、同様に銀線を巻き付けたものを銀モール糸という。それぞれを用いて織りだした織物を金モール、銀モールという。  この織物は、16世紀~19世紀にかけてインド最大のイスラム王朝であったムガール帝国時代に織り成されたものと、16世紀~17世紀にペルシャ・サファービー朝のものとが南蛮貿易によって我が国に舶載されている。  モールは、莫臥児、毛宇回、回回織、毛織などの当て字が用いられているが、インド・ムガール王朝のムガールが訛ってモールになったと考えられている。  以上、ご参考まで。 

fujikata0000
質問者

お礼

補足の説明をどうもありがとうございました。 参考にさせていただきます。

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