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男脳と女脳は違うと思うことってありますか?

5年前に出版された著書『話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く』(アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ著 藤井留美訳 主婦の友社)。読まれた方もいらっしゃると思います(私も読みました)。もしまだお読みでない、あるいは読んだけれども忘れちゃった、という方は、下記URLのアマゾンのレビュー(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4072352179/250-8023284-5941828#product-details)をご参照下さい。 要は、男と女は脳が大きく違っていて、生まれつき違う行動をする傾向があるため、「私たちがどう考えどう行動するかは、脳の配線と、体内を駆け巡るホルモンという2つの要因によって、生まれるずっと前からほとんど決まって」いて、社会化する過程や、政治観や、躾が違うといったことだけでは説明できない、と著者は言います。 こうした違いが分からないと、満足のいく男女の人間関係を築けないケースがあまりにも多いとも指摘しています。だから、男女の基本的衝動の違いを理解すれば、自己認識を深めることができるし、男女間の関係も改善できる、というのが本書の基本的考え。そして、「男と女の平均像、つまり、ほとんどの男女が、ほとんどの場合にすること、あるいはしてきたこと」について知ることや、誰もが読んで納得する「男と女」の不思議、そして、脳の違いを知ることで、男と女はもっと分かり合えるのだそうです。 さて、あなた自身、実際に異性に対して男脳と女脳は違うと思うことってありますか?あるいは、その違いを意識することによって何かが改善されたことってありますか?また、同性とは違ってこんなところが素晴らしいとか、ここはどうしても理解できない、でもそれがなぜなのか分からないと思うことってありますか? なお、ご回答の際、必ず最初に男性か女性かを明記して下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • KINGBIRD
  • ベストアンサー率53% (597/1108)
回答No.13

 4です。男女の生得的な差、というご質問とはズレた書き込みとなりますが・・・。補足して頂いたことについて、少し述べさせて頂きたいと思います。  アマゾンのレビューでは、「この本は『難解な科学書』などでは決してない」といったことを書いてあったと思いますが。  そもそもこの本は「科学書ではない」というのが正しいと思います。暴露本を書いてはどうか、と仰っていますが、そんなもの誰も書かないと思います。まともな科学者なら相手にしない本です。科学の分野で、これが科学的事実という触れ込みで書かれた本ではないから。  あくまでも、最初に書いた通り、夫妻が思う個人的な社会についての信念、男女のありようについてを面白おかしく一般人に伝えるために書かれたお手軽ポップ本であって、どこをどう切り取っても科学書ではありません。一般向けとされている本でさえも、まじめに伝えようと思うなら必ず取っている体裁を、この本はこれっぽっちも取っていません。  竹内久美子さんの著書連に近いものがあるのではないでしょうか。彼女はご自身が専門として学んだことから、面白い本をいくつも書いてらっしゃいます。  これはこれなりに説得力があり、知らない事実もあり、なるほど、そうかもな、と思わされる反面、これは著者が知った事実を、自分の伝えたい内容に沿うようにつぎはぎで組み合わせた本です。書き方を見ると、そのことは著者本人が一番自覚していると思います。  私が「話の聞けない男、地図の読めない女」を嫌いな理由は、著者本人たちが書いてある内容を真実と思い込んでいるのか、それとも真実と思わせるように巧妙に企んだのか、一般的認知とかけはなれた妄想を真実と信じ込む狂人のあやうさがあるからです。しかもそれが、爆発的に売れちゃったからです。この本に書かれたことが現在の科学で証明されたことと信じている人がたくさんいるらしいからです。  アマゾンのレビューで書いてあることは本当と思います。彼らが、なんの専門家ですらないということもね。ただ、参照したものが「各分野で提出された論文」であり、現在の主流であるからといって、彼らの導き出した結論、書かれていることが「科学的に正しいかどうか」が事実とは限りません。  A3さんの補足に書かれた、 >地図を読む、機械の配線=図形・空間認識能力=右脳がよく発達(男脳的) >相手の話を良く聞く、語学(特にヒアリング)が得意=言語能力=左脳がよく発達(女脳的) >と考えるのはどうでしょうか。  この考え方は正しいと思います。その冴えはいったいどこにいっちゃったんでしょうか?(^^;  この本の功罪はたくさんあると思います。性差が存在する点、生まれつきにしろそうでないにしろ男女の考え方や行動には差がある点、などなどを広く認知させたところや、面白く読めるところは好きです。男女両方が読んで「そうそう男ってまったく」「女はこれだから」と、自分の立場からだけ読め、わかったような気持ちになれ、なおかつ諍もおきないというのは希有な本だと思います。  しかし、「男脳」「女脳」などという言い方を(この本が最初ではないにしろ)臆面もなく書きなぐったり、「先史時代、男は狩りをし女は採集や子育てをしていた。」などを繰り返し大脳の性差の論拠にするあたり、実にお粗末です。  私がこの本をとりまくことから学んだことの一つは、私が思うほど、世間の人々は自然科学の分野になじんでいないということです。  ついでにいえば、自分の分野に関連することならば、各分野の専門家は少しずつ、この本(をはじめとするセミナー本)あてと思われる苦言をちょこちょこ出していますよ。  また、アメリカの本と断定し、他の回答者様に不愉快な気持ちにさせたことに対し、お詫びします。  また先史時代云々など例にとりあげたことも、特に他の回答者様に他意あってのものではありません。

maria_sharapova
質問者

お礼

自然科学をきちんと勉強していない(せいぜい高校の理科止まり)、科学オンチの私にとっては、この本はきちんとした科学の「衣」に包まれているように思えました。 けれども実は大脳生理学を初め、科学的には全くの噴飯物に過ぎないということなのですね。 数式なしに数学や物理学を説明しようとする方がかえって困難であることは知っていますし、そうして書かれた本で私が知る限り唯一の成功例はファインマンの『ご冗談でしょう、ファインマンさん』くらいではないかと思っていました。だからこういう、自然科学分野でも読み易い本が出ると、私のような科学オンチの人間には「数式を使わない数学や物理学の分かり易い本」が出た様に思えてしまいました。 要はこういうことでしょうか?著者は自分達にとって都合のいい、というか、読者受けする(=本が売れる=印税ガッポリ)結論を書くために、最新の科学の成果を都合のいい様にツギハギして利用しているに過ぎない、と。

その他の回答 (12)

  • NoroVirus
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回答No.2

ちゃうと思いますなぁ。 女!してる人ほどエゲツないで。笑 男は単純でアホなだけですわ。

maria_sharapova
質問者

お礼

ほんまですなぁ。回答、おおきに。

  • Kyonsama
  • ベストアンサー率11% (34/285)
回答No.1

私は男です。 やっぱり違うと感じますね。女性は音楽聞きながらでも勉強したり集中できる人が多いけど、私も含めて男性はそういうの苦手な人多いですね。 感性なども差が現れると思いますよ。 あとは男はエロいことばかり考えるけど、女性は普段あまり考えない・・・かな?

maria_sharapova
質問者

お礼

回答を読みながら思わずウンウンと頷いちゃいました。ありがとうございました。

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