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同居の家族がエイズ(HIV)になったら・・・

現在肺炎で入院中の兄がいます。 本人は絶対に口を割りませんが、HIVひいてはエイズの可能性が高いです。(担当医に聞いても本人に聞いてくださいと言われてしまう) 肺炎の状態は良くなってきているのでそのうち退院するようですが、同居の家族として注意することはありますか? 家族として兄を迫害するつもりはありません。 ただし、生まれて間もない赤ちゃんがいるので、赤ちゃんのことが少し心配です。 あまり詳しい知識が無いので、同居家族の心得を簡単に教えてくださると助かります。 よろしくお願いします。

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  • o24hi
  • ベストアンサー率36% (2961/8168)
回答No.5

 こんにちは。  以前、行政で感染症の対策を担当していました。  結論から申し上げれば、日常生活では感染する可能性はきわめて低いです。例えば、汚い話になりますが、唾液にもHIVが含まれています。しかし、バケツ何杯分という単位を一気に飲まないと、感染しないといわれています。そのくらいHIVは感染力が弱いということです。  一番危険なのは、性交渉です。これは、赤ちゃんには関係ないですね。 -------------------------  以下、基本知識です。興味があれば読んでください。 ○通常の感染源は3つ  HIVは感染している人の体液に含まれていますが、人に感染させるだけの量のHIVが含まれているのは、血液、精液、膣分泌液、母乳、この4つです。ただし、母乳に関しては、身体の免疫機能がまだ大人のように発達していない赤ちゃんが、(主食として)大量に飲むため、感染源となり得ますが、通常は、血液、精液、膣分泌液の3つが感染源と考えてください。  この3つの体液のいずれかと、あなたの粘膜、あるいは傷口とが濃厚に接触した場合、HIVに感染する可能性があります。「可能性がある」という言い方をするのは、必ず感染するという訳ではないからです(例えばコンドームなしのセックスで感染する確率は、0.1~1%と言われています)。  ただし、血液などの感染源となり得る体液がかなりまとまった量、唾液の中に混じっているような場合は、これは唾液だけとは言えませんので、感染する可能性が出てきます。  この他、リンパ液や脳脊髄液にも人に感染させ得るだけの量のHIVが含まれていますので、血液に準じた取り扱いが必要となります。まー、日常生活では余り関係ないですが。 ○何で感染するのか  以上のように、HIVに感染する機会というのは非常に限られていますので、「~では感染しない」と覚えるのではなく、「何で感染するのか」という基本をしっかり理解しておくことが大事だと思います。そうすればいたずらに怖がることなく、基本を応用してどうすれば予防できるかがわかると思います。 ○日常生活での話  日常生活で気になるのは、食事、トイレ、歯ブラシなどだと思います。 ・まず食器。  先ほども書きましたが唾液での感染はまずありません、ただ口内で出血されている場合は感染する可能性がないとは言えませんので、可能であれば、大皿の料理よりも、個人ごとに始めからわけてあった方がいいかもしれません。 ・次にトイレ。  世界的にも、トイレの共用で感染した報告例はありません。  同じ便座を使うことに対してのご心配でしたら、もし同じ便座の上に座ったとしても、そこに感染源となり得る血液や精液、膣分泌液がまだ乾かない状態で目に見えるほど付いていて、その上に座り、なおかつそこに触れたあなたの皮膚に傷口がない限り、感染することはありません。  健康な皮膚に多少付いたぐらいでは感染しないからです。第一、目に見えてべったりと血液が付いているような便座にそのまま座るというのは、常識的にちょっと考えられないですね。 ・最後に歯ブラシ。  まず歯ブラシを共用されることは無いと思います。  ただ、歯を磨いた時に歯茎などから出血することがありますね。したがって、歯ブラシなど血液が付くかもしれない日用品は、念のため間違って人のものを使わないような配置にされておけば、万全です。  これは念のためです、普通は水ですすいであれば、間違って使っても感染する可能性はきわめて低いです。つまり、血液が付いているかどうか、見た目では全くわからないようなごくわずかな量でしたら、そのような量では感染は成立しませんので、ご心配は無用です。

tutatutatarotaro
質問者

お礼

大変よく分かりました。 とても参考になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (6)

  • caplisu5
  • ベストアンサー率79% (34/43)
回答No.7

始めに、masaさんもお話しされて降りますが、HIV感染症は感染していた場合必ず本人に告知 を行いますので、周りで感染者と云う事を決め付けて考えてしまうのは良くないと思いますね。 ですから、ちゃんとご本人に確認を行う事が一番では?と思いますよ。 私は、感染者で(主人も)小学生の息子と去年生まれたばかりの(今月で5ヶ月)娘が降ります。 まず、皆さんもお話しされて降りますがHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が多く存在して居るのは、 『精液・膣内分泌液・血液・母乳』です。『唾液』には感染するだけのウイルスが含まれて降りま せんので『感染する事はありません』。 食事を一緒にする お風呂に一緒に入る ジュースの回し飲み 握手・くしゃみ などなど、極極普通の生活環境で感染すると云う事は無いのですね。我が家も、息子のジュースを 飲んでいればアイスを食べて居れば普通に貰って食べたり飲んだりしています。。。 ただ、歯ブラシやかみそりは共用しない方が良いとされて降りますが、それは血液が付着して居た 場合に可能性がと云う事があるので、ですがその場合水で洗う事で感染は起こらないです。(万が一 を考えて共用はしない方が良いと思いますが) また、血液なとにしてもHIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、非常に弱いウイルスですので空気や熱 には死滅してしまいます。時間が経って居るものに関して感染する事はありません。 >同居家族の心得 今まで変わりなく普通で良いのです。特別何かしようとしなくても。。血液が大量にと云う場合は別と してでも、そんなに必要以上に気にするなどの事は為さらないで問題はありません。我が家は、特別 な事は何一つ行って降りません。感染者だから感染者のパパとママだからと云う様な事を思わせる などの事は必要無いからですね。(最も、息子は小学生ですので私たちの病気の事は話ししては降り ませんが。。)

tutatutatarotaro
質問者

お礼

当事者のかたの投稿参考になりました。 ありがとうございます。

noname#13195
noname#13195
回答No.6

まず、本人が語らないのにHIVやエイズと思い込んだり、決め付けるのはやめましょう。それはすでに差別です。 「担当医に聞いても本人に聞いてくださいと言われてしまう」という事は、家族や身近な人にも何の影響も無いから告知しないのです。(本人が意識不明の危篤状態なら原因を言うでしょうが) 仮にHIVやエイズならば、医師は本人のみに告知します。一般的な生活に問題無いのですが、直接の性交渉で他人に感染を広めてしまうからです。 知人にHIV感染者がいます。普通に働いていますし、一緒にお風呂に入ることも出来ます。正直最初に聞いた時はショックでした。エイズ=死という公式を勝手に作っていたからです。一番大切なことは、正しい情報できちんと理解することです。決して噂や思い込みで判断してはいけません。

tutatutatarotaro
質問者

お礼

そう思うのはそれ相応の理由があるのです。 >一番大切なことは、正しい情報できちんと理解することです。 私もそうおもいます。ですので正しい知識を得るためにこのような質問をしました。

  • asora
  • ベストアンサー率37% (116/306)
回答No.4

HIVは血液や体液からしか感染しません。 また、非常に感染力の弱いウィルスです。 主としてあげられる感染ルートは ・輸血(非加熱製剤の使用も含む) ・感染者との性的接触 ・母子感染 この三つです。  通常の生活上において感染することはまずないのですが、血液には触れないことが大切です。 血液の付着している可能性のもの(タオル・歯ブラシ・カミソリ)などの共用はしない、出欠を伴う怪我には触れない(特に手に傷がある場合は危険)などです。  なお、唾液にも微量にウィルスが認められますが、微量なので唾液からは感染しません。 鍋や大皿盛の料理、ジュースの回し飲みなどは問題ないですし、キス(家族ではないでしょうが・・・)をしても大丈夫です。(血が出るような激しいものは別) ちなみに、唾液はドラム缶一杯分飲まないと感染はしないといわれています。  メンタルな部分でのケアのほうが重要だと思います。 HIV感染者に対する偏見などはまだまだ多いですから・・・  AIDSに関する書籍は数多く出版されていますし、保健所などでも相談に乗ってくれると思います。

tutatutatarotaro
質問者

お礼

参考になりました。ありがとうございます。

  • junsato
  • ベストアンサー率12% (84/657)
回答No.3

血液感染、性交感染以外の接触感染はありえません。 赤ちゃんとて同じです。 ちなみにエイズ患者とHIV(Human Immunodeficiency Virus)感染者は全然違います。 HIVはエイズの原因になるウイルスの名前です。 エイズ患者はHIVに感染した事が原因で免疫機能が低下してしまい、 その後医師が悪性腫瘍などの発症を確認した時点で「エイズ患者」となります。 よって一般人の我々は、それを軽率に認証・判断・決定することはできません。 HIVの感染者であっても、現在普通に社会で仕事をしたり活躍したりしてる人もいます。 大切なことは、普通の人として周囲が接することです。

tutatutatarotaro
質問者

お礼

参考になりました。ありがとうございます。 残念なことに兄は現在普通に働いたりできる状況にはありません。 「普通」と言えるような状態になってくれれば良いのですが…

noname#47053
noname#47053
回答No.2
tutatutatarotaro
質問者

お礼

ありがとうございます

  • RZ350R
  • ベストアンサー率28% (439/1551)
回答No.1

普通に生活していれば感染なんておこりゃしない。 それよりも他人からの感染のほうが高そうです。 既に家族が崩壊しているようですからHIVを気にするよりは他の事を気にされた方が良いと思います。 http://web-nest.ptokyo.com/faq/ この辺を読んで家族を考えてみてください。 HIVの方々の本来の姿を垣間見ます。

tutatutatarotaro
質問者

お礼

我が家の状況を良くご存知のようですね。 家族のあり方とか、私がいくら考えたところでいまさらどうしようもないのですが。

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