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昔の日本人は8ビートを刻むことはなかった?
8ビート、16ビートというリズムは西洋からきた音楽。西洋音楽に接する以前の日本人は、この現代的なビートを奏でることはなかったのでしょうか。 太古から何千年という人々の生活で、モノをたたいて音を出したり、雨だれなど自然の音を聞いていた日本人(ひいては人類)が何かのはずみでチャカチャカチャカチャカといういわゆる現代的なビートを刻むなんてことがなかったという方が不思議だと思うのですが。 音楽の専門の方、また専門でない方でも、お考えを聞かせてください。
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結論から言うと出来なかったでしょう。 私はJAZZを基本にソウル系まで長年音楽をやっています。 当然日本人には馴染みのない「アフタービート(4拍子だと2拍,4拍目に重きを置く)」をカラダに染みこませる必要があり、また長い道のりでした(苦笑)。 例えば16BEATでもユーロビートに代表されるアタマにアクセントがくるものとファンクのような黒人系のアフタービートでは全く違います。 レイチャールズでもユーロビートでは踊れないと思います。 やはりリズムというのはその地で生まれダンス/祭りが生活習慣となり発展してゆくものです。 ですから8.16が日本にあったるすれば、現在も消える事なく我々のカラダにあるはずです。 ・・・・勿論痕跡もありませんよね? 蛇足ですが、沖縄民謡のシャッフルみたいなウラで「ハッ、ハッ」と合いの手を入れるリズムがありますが、これもブルーズのシャッフルとは全く異なるもので、「タメ」がありません。 根本的に異なるものなんですね。
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1番です。追加情報を。 日本における文化統制が明治初期に行われ.日本本来の芸能が失われました。その中に.西欧音楽の導入がありました。 文部省唱歌に代表される音楽の統制で.西欧音階が強制されて.これが.現代も続いています。昭和初期に軍歌が強制され.軍歌ににた歌を米軍の宣伝活動に使う等の手法もつか割れました。 結果として.大多数の方々は.音階がない常に連続して音程が変化する日本本来の歌い方(名称忘却)が失われました。 「アフタービート」は残っています。具体的に書くと居住地が特定できるので避けますが.母の友達の家の隣家に神輿が残っています。この神輿を出すときに打楽器を子供たちが鳴らすのですが.アフタービートです(譜面が残っている。2つのどちらかをたたくか。ただし.檀家でないために現物を見たことはなし)。よく音楽の先生と言い争いになってしまいます。ただ.2/2かな.テンポは遅いです。
お礼
地方で残っている音、興味があります。 回答ありがとうございます。
- uokiza
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民謡なんかにある 「えんやぁ~とっとぉ~」 なんかは、大きく見れば8ビートに近いものでしょうね。 もともと、8ビート、16ビートという言葉は楽譜に出てくる8分音符、16分音符を基にリズムを構成したものをいうのです。 つまり楽譜という観念がないと発生しないんですよ。 昔の日本の文化(音楽・芸能)は口承文学であることに意義があるものが多いので、楽譜を書き記すということができなかったものが多いのです。(ご法度だったものも多かったと聞きます) 後から楽譜にしてみて、どれを8分音符にするか・・・。という問題をクリアすれば8ビートの曲というのも発見できると思いますよ。
お礼
楽譜がないと発生しない‥‥。興味深いですね。 回答ありがとうございます。
曲名忘却。 沖縄民謡の歌い方のひとつに.8ビートの曲があったような気がします。 ただ.琉球王朝は日本が併合するまで独立国家であり.日本といえるかどうか疑問です。 それと.私の聞いた曲が米軍占領の影響を受けた新曲である可能性も有ります。 記憶があいまいなので探してください。
お礼
沖縄の8ビートというのを聴いてみたいです。 回答ありがとうございます。
お礼
>ですから8.16が日本にあったるすれば、現在も消える事なく我々のカラダにあるはずです。 ・・・・勿論痕跡もありませんよね? そうなんです。やはり昔の日本にはなかったんでしょうね。何千年もモノを叩いて音を出しながら、たった「チャカチャカチャカチャカ」というこれだけの音を刻んだことがないなんて‥‥。 回答ありがとうございます。