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なぜ、なくなってしまったのか?
日本の音楽賞の最高峰といえば、「日本レコード大賞」ですが1990年まで、フジテレビ系列で12月頃に「FNS歌謡祭・音楽大賞」という「レコード大賞」と並ぶ?、音楽賞の番組があったそうです。現在でも、「FNS歌謡祭」というタイトルで去年も「マツケンサンバII」で番組出演者内最高視聴率をたたき出して、番組自体無くなった訳ではないのですが、ただ「賞」がなくなっていて、今はただの音楽特番です。 時代の流れに呑まれたのも理由かと思いますが、本当の理由が知りたいのです。 少しでも詳しい事を知っている方、ご回答よろしくお願いします。
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かつては音楽賞関係は、たとえば老舗の「日本レコード大賞」をはじめ、TBSを除く在京の民間放送8社の結束で制定された「日本歌謡大賞」さらに「日本テレビ音楽祭」など、かなりの数がありました。 しかし、これらの賞は、所詮「出来レース」である 歌手の所属事務所やレコード会社の力関係、また、こうした業界の人脈といった、歌手の方々の実力とは全く関係ないところできまってしまう。そのため、アーティストの中には、賞関係を辞退する者も出る。視聴者側も、こうした賞の「裏取引」が見えてきて関心が薄れ、視聴率も低下する。そのため各局とも音楽賞からの撤退が相次ぎ、「レコード大賞」のみがかろうじて残ることになった。ということではないでしょうか 私自身も、以前は、「今年は誰が大賞を受賞するだろうか」などと、大いに関心がありましたが、10数年くらい前からは、関心がなくなりました。
お礼
ご回答ありがとうございました。「なるほど・・・」と納得いたしました。確かに最近は「○×大賞」といっても、あの「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ」が放送されていた当時に比べてみれば、マスコミもあまり騒ぎがありません。CDの売り上げもインターネットによる曲のダウンロードで落ち込んでいる現在なので、そういった賞レースがなくなるのも無理がない、だから「音楽賞」に限らず「ザ・ベストテン」などのランキング形式の音楽番組も打ち切らざる終えなかったのかもしれません。長くなりましたが、ご回答ありがとうございました。また機会があれば、よろしくお願します。