スローモーションの作り方

質問

映画制作関係の本を読み、スローモーションの作り方が説明されているところがありました。
普通の動画が１秒間に２４枚の写真を流しているところを、スローモーションではもっと速いレートで流して、動きをゆっくりに見せる、とあるのですが、しっくりきません。
速く流して、ゆっくり見せる？？
どういうことでしょうか？

回答No.4

guramezo · ベストアンサー

撮影する時には、普通は１秒間に２４コマのスピードですが、例えばこれを倍の１秒間に４８コマのスピードで「早く流して」１０秒間撮影したとします。

コマ数は４８コマ×１０秒＝４８０コマになります。

これを、再生する時に、普通と同じように１秒間に２４コマで映写すると、４８０コマ／２４コマ＝２０秒になります。

１０秒の撮影シーンを、２０秒で再生しますので、スピードは半分になり、「動きがゆっくりに見える」
わけです。

従って、ご質問にある解説文は、
「普通の動画が１秒間に２４枚の写真を流しているところを、スローモーションではもっと速いレートで撮影して、再生の時に普通のレートに戻すことで、再生時間が延ばされるために、動きがゆっくりに見える」
となりますかね。

お礼

ご回答ありがとうございます。
とても詳しく書いていただき、とても参考になりました。

回答No.5

mozofunk

単純に動きを遅くする場合皆さんが云われるように、
専用のハイスピードモーターや、ハイスピードカメラで
大体普通３倍速の毎秒７２駒位ですか、その被写体の動きによっては更に早くなったりするでしょう、
ムービーカメラというのはスチルカメラと違って普通はシャッタースピードの変更はしないものですこのため露出は殆どシャッターの開角度と絞りで露光を調整します。ですからハイスピードの時の画質を普通のものと合わせるのは結構神経を使うものではあります。

また不思議な技法として、等速なのに駒落ちしたような方法として、
通常12345678910111213と順番にある駒を
2356891112の駒を抜いて
11144477710101013という順番で並べ直し、同じ駒をだぶらせて編集すると、トータルの１３駒は同じで普通と同じスピードで動くのに、動きはぎこちなくなるという編集方法などがあります。この場合動きは遅いのに音は同じのような気がする映像になります。
これを「ふた駒落ちふた駒のばし」などと呼びます。

お礼

ご回答ありがとうございます。
少し進んだ（？）ところの説明までいただいて、とても勉強になりました。

回答No.3

pbf

それは、はち鳥が羽ばたいてるシーンや、水面に落ちた水滴が細かく飛び散るシーン等の高速度撮影のことですよね？
目には見えない動きを高速度カメラで撮影して、時間を引き延ばして再生して見せるということじゃないでしょうか。

お礼

スローモーションは高速度撮影と言うのですね？？
無知なもので。
でも、「高速度で撮影する」、そのまんまですが納得です。

回答No.2

silo_7

映写機の速度は通常、一定です。１秒につき２４コマでフィルムを間欠運動させ、映写しています。

撮影の際に秒２４コマで撮影し、これを映写すれば被写体の動きは撮影時と同じです。

スローモーションにするために使われる一般的な手法である高速度撮影（ハイスピード撮影）はこの２４コマよりも早い速度で撮影を行います。

具体的に説明しますと、たとえば、秒２４コマの１０倍の撮影スピード・秒２４０コマで撮影すると、１秒の動きはフィルム上に２４０コマ分記録されます（フィルムは１秒に２４０コマ撮影しますから）。

これを映写すると、映写機は秒２４コマの定速ですから、１秒の動きを見せるのに１０倍の時間がかかります。スローモーションになるわけです。

参考URL：

http://www.asahi-net.or.jp/~ah9h-ski/jva/qa/qa001.htm

お礼

とてもわかり易くご回答いただき、ありがとうございます。
ど素人なので、このように説明していただいて本当に助かりました。

回答No.1

TNY

正確には、
「もっと速いレートで流して動きをゆっくりに」ではなく、
「もっと高い(フレーム)レートで流して、動きをなめらかに」
だと思います。

同じ時間でも、使うコマ数(フレームレート)を増やすことで、滑らかなスローモーションになります。

お礼

早速のご回答ありがとうございました。
私の文章の読解がたりなかったようですね。。。