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金曜日には魚を食べるわけ
カトリック教徒は金曜には魚を食べると聞きました。なぜでしょうか。また、それは夕食あるいは朝食、または1日にとる食事がすべて魚料理なのでしょうか。ご存知の方、よろしくお願いいたします。
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カトリック教会には、定められた日に償いの務めを果たすこと、という掟があります。 その償いの務めとして「小斎(しょうさい)」といって、下の回答でもふれられていますが、鳥獣の肉を金曜日(イエス・キリストが十字架にかけられた曜日)には食べてはいけないことになっているので、魚を食べるのだと思います。 この他にも「大斎(たいさい)」といって、一日のうち一回だけ十分な食事をして、朝食やもう一回の食事はわずかの量にすることもあります。 現在の日本のカトリック教会では、この「大斎」と「小斎」を守るのは復活祭(イースター)の前の「聖金曜日」と「灰の水曜日(復活祭を準備するための期間である「四旬節」が始まる日)」だけになっているようです。 参考URL(カトリック田園調布教会のサイト)で 魚を食べる習慣の由来などが説明されています。
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イエス・キリストは金曜日にはりつけになり日曜日に復活しました。従ってカトリック教徒は金曜日には肉食を避けます。鶏肉は肉食とは見なされませんので、魚が嫌いな人は鳥肉を食べます。16世紀に日本へ来たカトリックの神父、布教師は魚をオリーブ油であげて食べていました。これがテンプラの始まりといわれます。テンプラとは彼らの公用語だったポルトガル語から来ています。 蛇足ですが、ユダヤ教では金曜の日没から土曜の日没までが神を称えるための休息日です。カトリックも同じでしたが、4世紀ごろカトリックの権威づけのためユダヤ教の習慣をすてキリストが復活した日(現在の日曜日)を主の日(日曜日)と定め 休息日としています。
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鶏肉でもいいのですか。安心しました。シーフード嫌いなので。早速のご回答を有り難うございました。宗教は細かく規定があって、何だか信者って大変みたいですね。
- shoyosi
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これは、教会の戒律でキリスト教の受難の曜日である金曜日には、肉を食べては行けないというのがあり、このため、公的な場所では、金曜日の食事は魚料理にしたというのが原因らしいです。だから、魚を食べなきゃならないという規則はないらしいです。
お礼
金曜日のメニューにお魚が多いのは、やっぱりキリストが磔になったからなのですね。私はシーフードが苦手なので、金曜日の外食が辛くて…。なんで~と思っていました。早速のご回答をありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。信者もいろいろ大変なのですね。