- ベストアンサー
今週発表予定の米貿易収支。
こんばんわ。為替取引に近頃興味を抱いているものです。 今週のドル円相場の鍵を握るのは、やはり今週金曜日に発表される予定の、米貿易収支でしょう。 そこで、皆さんに聞きたいのですが、米貿易収支は、ずばり改善された数値が出るのでしょうか? また、相場への影響もそえて、答えてくれたら嬉しいです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
結果がでてしまいましたね。 一時的な動きは、おいておくこととして、 円/ドル相場では、米国の貿易収支よりも、日本の貿易収支のほうが重要です。 但し、貿易収支と為替相場の間には相当期間のラグがありますから注意が必要です。 円/ドル相場に与える影響で、もっと大きいのが日米金利差です。金利と言っても、短期から長期までありますが、例えば、政策金利(米国FFレートと日本無担オーバーナイトコール金利)差が2.5%~3.5%ほどドル金利が高くなるとドルが強くなる傾向があります。今は、FFが2.5%、コールが0%で差が2.5%と微妙なところにいます。 最後に、米貿易収支が改善されていくには、米国の経済成長率が2%近くまで低下するか、米国と他国の成長率格差が殆どなくなることが必要です。現在米国の成長率が3.5%ほどあって、日本・欧州が趨勢1%台では、米国の貿易収支はしばらく改善しにくいでしょう。
お礼
やはり金利ですよね。去年の為替はアメリカの利上げ観測によって支配されていましたから、ことしもまだその流れが続くのでしょうか?でも、最近、アメリカの利上げは、景気回復による利上げだと信じたいのですが、どうもスタグフレーションからくる利上げだと思うのです。そうすると、かなり市場の人々が先行き不透明でドルを売る気がするんです。まぁ、日本もアメリカに負けないくらいヤバイ財政抱えているから、どっちもどっちってところかもしれませんが、 だから、この頃104円らへんで、動きが少ないのかもしれません。いずれにせよ、解答ありがとうございます。為になりました。今後もよろしくおねがいします。