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ミノキジルについて

いまM型の男性型脱毛症になっています。抜けている部分はこめかみの部分だけですが、何かしらの手を打ちたいと考えています。 育毛剤にミノキジルというものがあるようですが、海外から2%か5%のものを購入して試してみようかと思います。 このミノキジルについて効果や副作用、注意点等いろいろな情報を教えてください。やっぱり5%の方が効果はあるのでしょうか? よろしくお願いします。

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回答No.1

髪の毛の専門家,理容師です。 無駄金を捨てるなんてもったいないですから,この際,はっきり書かせていただきますが,「ミノキシジル」は,M型脱毛症に対して効果がまったくありません。 これは,ミノキシジルの開発メーカーアップジョンもミノキシジルを使用したリアップの販売メーカー大正製薬も,ちゃんと認めていて,しかも公言していますよ。 ですから,M型脱毛症の場合は,ミノキシジルが主成分の「発毛剤」は購入しない方が無難ですよ。 M型脱毛症にミノキシジルの効果がない理由について,説明します。 男性型脱毛症には2種類有り,その一つがM型脱毛症で,もう1つがO型脱毛症です。 で,まず,理解していただきたいのは,M型脱毛症の場合,ジヒドロテストステロンという男性ホルモンの一種が直接的な原因で,O型脱毛症の場合,毛根の栄養失調が直接的な原因だということです。 そして,もう1つは,「ミノキシジルは血管を拡張することで発毛効果を高めている」ということです。 つまり,血管を拡張することで,毛根により多くの栄養を届けることで発毛を促しているわけです。 M型脱毛症の原因であるジヒドロテストステロンは,毛根でテストステロンが5α-還元酵素二型によって変換されて出来ているため,もし,ミノキシジルによって血管が拡張されますと,毛根には,栄養も多くくるでしょうが,ジヒドロテストステロンの材料になるテストステロンも多くやってくるようになります。 材料が多くなれば,それだけ多くの製品を作ることが出来るのは,私たちの生活でも同じで,毛根でも,多くのテストステロンがやってくることで,多くのジヒドロテストステロンを生産することになります。 栄養が多く届くことで毛根が太り,髪の毛が抜けにくくなるのと,ジヒドロテストステロンによって抜け毛が増えることでは,どちらが優先されるか,これは,私たち理容師や美容師,または,医師にも,そして,もちろん,本人にもわかりません。 たいていは,ジヒドロテストステロンの濃度によって,どちらが優先されるかが決まると思いますが・・・。 しかし,やってくるテストステロンの量は,精神のバランスなどいろいろな要因で変動しますので,いつ,脱毛が優先されるかわかりません。 そういう意味で行けば,ミノキシジルを塗布して,血管を拡張するのは,M型脱毛症に悩む人にとっては危険なことなのかもしれませんね。 さて,質問に対する回答は,これで納得出来たのではないかと思います。 しかし,これだけですと,noname#92052さんが困ってしまうと思われますので,「現状維持」を目的とした予防法をアドバイスさせていただきますね。 予防法の第一としては,まず,毛根にあるジヒドロテストステロンを除去することです。 ジヒドロテストステロンは,毛根に存在するといっても,皮脂の中に存在していますので,この皮脂を毛穴の中から毎日除去することが大切になると考えています。 毛穴の中から皮脂を絞り出すだけでしたら,頭皮マッサージだけで良いのですが,毛穴の中から絞り出されただけで,ある程度の量の皮脂は,また,毛穴の中に戻ってしまうため,頭皮マッサージだけでは不充分です。 そこで,頭皮マッサージとシャンプーを組み合わせることで,1日以上経過した古い皮脂を除去することがベストとなると考えています。 ということで,今,noname#92052さんが利用されているサイトの質問No.1162275「髪の毛のことで真剣に悩んでます」の回答No.3に書かれているシャンプー方法を試してみてください。 このページのURLの1番最後にある数字を「1162275」に変えて,「Enter」キーを押すか,または,同じOKwebのシステムを利用している「教えて!goo」というサイトのページですが,参考URLをクリックしますと,そのページを表示することが出来ます。 あと,毛根というのは,頭皮から出ている部分に比べますと,毛穴の深い場所で,球根状に膨らんでいます。 ですから,この毛根を太らせることで,脱毛しにくくすることが可能ではないかと考えています。 毛根を太らせるには,やはり,なんと言っても,栄養です。 ということで,次のことにも留意するようにしてください。 1.栄養バランス 勘違いされている人が多いと思いますが,実は,栄養バランスといっても,「すべての栄養が,所要量(1日に摂取するべきだと定められている量)をクリアしている」ようであればOKなのです。 エネルギー(カロリー)が過剰摂取になったり,許容上限摂取量(1日にそれ以上摂取すると危険なことになる可能性があると定められた量)が設定されているものについては,それを超えなければ,どんなに多く摂取していても構わないのです。 また,すべての栄養で所要量をクリアしていれば,それぞれの栄養で所要量に対するパーセンテージがバラバラでも構いません。 一番大切なのは,「すべての栄養で所要量をクリア」していることなのですからね。 といっても,たった1日3食の食事で「すべての栄養で所要量をクリア」することは,毎日となりますと,栄養士でも至難の業だそうです。 ですから,「一昨日,昨日,そして今日の3日間で,すべての栄養が所要量×3をクリア出来るような食事」を心掛けるようにしてください。 なお,主な栄養の所要量についてや主な食品に含まれている栄養量については, 第6次改定日本人の栄養所要量について http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9906/s0628-1_11.html 食品成分データベース http://food.tokyo.jst.go.jp/ 江崎グリコ http://www.glico.co.jp/ で調べることが出来ます。 また, 文光堂(URL:http://www.bunkodo.co.jp/) 糖尿病食事療法のための食品交換表 定価 945円(本体900円) ISBN4-8306-1341-6 http://www.bunkodo.co.jp/books/tounyousyokuhinkoukan6.html という書籍を利用するのも良いですよ。 ちなみに,この書籍は,糖尿病患者のためのものではありますが,エネルギー所要量を通常の人の場合で設定することで,糖尿病を患っていない人でも利用出来るようになっています。 2.食事開始時刻をほぼ一定にする 体内から分泌されるものは,ある一定以上の量に増加しませんと,その働きを充分することが出来ません。 唾液や胃液など,消化に関わる分泌物も同じです。 口の中に食べ物を入れますと,これが引き金になって唾液や胃液などの分泌量が増加しはじめますが,ある一定以上の量になるまでには,ある程度の時間がかかるため,消化が充分に出来ないことがあります。 しかし,もし,朝食,昼食,夕食のそれぞれで,ほぼ同じ時刻に食事を開始していますと,その時間が近づくことで,唾液や胃液などの分泌量が増加を開始しはじめるようになるそうです。 また,ほぼ同じ時刻に食事を開始していますと,唾液や胃液などの分泌量の増加率は,より多くなるようになるのだそうです。 つまり,朝食,昼食,夕食のそれぞれで,ほぼ同じ時刻に食事を開始していますと,充分に食べたものを消化することが出来るということになります。 充分消化出来ますと,それだけ,より多くの栄養を体内に吸収することが出来るということです。 ですから,食事開始時刻をほぼ一定に出来るようにしてくださいね。 なお,1週間に1~2度程度でしたら,大幅に食事開始時刻がずれても構わないと思います。 3.食べ方に留意する 消化の第一歩は「噛む」ことです。 日本人は,子どもも大人も「咀嚼不足」だそうです。 ですから,よく噛んでから飲み込むようにしてください。 噛まないで飲み込んでしまいますと,それだけ消化が不充分になってしまいますからね。 ということで,まずは,「口にしたものは,40~50回程度は噛むこと」です。 また,「1つの食材だけを食べ続け,その食材を全部食べ終わらないと次の食材を食べはじめない食べ方」(「だけ食い」と言います)は,絶対にやめてください。 このような食べ方をしますと,栄養の吸収が悪くなってしまうのだそうです。 ですから,「汁物>おかず>主食>汁物>おかず>主食>・・・(以下,繰り返し)」といった「三角食べ」やこれを応用した食べ方をするようにしてくださいね。 4.ストレスは,早めに解消しましょう ストレスを感じますと,全身の血管が収縮します。 体のいろいろな場所(もちろん,毛根も含みますよ)に栄養を届け,老廃物を受け取っている「毛細血管」になりますと,ストレスによって,そこを流れる血液がなくなってしまうほど収縮してしまいます。 ここで問題にしたいのは,小腸の周りにあって,小腸が吸収した栄養を受け取っている血液が流れているのも「毛細血管」だということです。 つまり,小腸の周りにある毛細血管も,ストレスによって,血液の流れがなくなるほど収縮してしまうということです。 ですから,ストレスを感じますと,小腸が吸収した栄養を渡す相手がいなくなってしまいますから,小腸は栄養の吸収をストップしてしまいます。 これでは,いくら,栄養バランスのとれた食事をして,食べはじめる時刻を整え,食べ方まで注意しても,何も意味がなくなってしまいますよね? また,実は,ストレスを感じますと,胃腸は異常な蠕動運動をしてしまいます。 胃などは,悶え苦しんでいるような動きをするようになるのです。 もし,ストレスを解消しないままにしていますと,胃腸は異常運動によって弱ってしまうためか,食べ物が入ってきたとき,充分な動きをすることが出来なくなってしまい,食べたものを充分消化することが出来なくなってしまうのです。 これも,栄養の吸収を悪くしてしまう要因になります。 ということで,これらの理由から,ストレスを感じましたら,出来るだけ早い段階でストレスを解消するようにしてくださいね。 なお,ストレスがいけないのだからということから,ストレスを感じないようにしようとしますと,かえって,それが新たなストレスになってしまいますから,無理してストレスを感じないようにしないことです。 つまり,ストレスを感じてしまうことは,仕方がないこととして,感じてしまったストレスを解消することが大切だと考えるようにしてください。 さて,このストレス解消についてですが,一番良いのは,気持ちの切り替えです。 ストレスを感じたあと,マイナス思考に引きずられないようにして,プラス思考に移行してしまうことです。 笑顔を作ったり,楽しいことを想像したり,上司などに叱られても,見込みがあるからだと考え直すなどするようにしてみてください。 また,実は,ストレスを感じますと,血圧が急上昇してしまうのですが,血圧を降下させることでストレスが解消出来ることがわかっています。 もし,ストレスを感じたあと,時間があるようでしたら,疲労(=ストレス)を感じない程度に軽い運動(散歩など)をするようにしてみてください。 また,朝や昼間からは無理だと思いますが,適量までのアルコールには,血管を拡張する作用がありますので,適量までの晩酌もお勧め出来ると思います。 ちなみに,アルコールの適量は,「2500÷アルコール度数」で求めてください。 なお,医師からアルコール摂取を止められている場合やアルコールに弱い人と未成年の場合は,アルコールを摂取しますと,かえってストレスになりますので,別の方法でストレスを解消してください。 この他の解消法としては,ノドを痛めない程度にカラオケで歌ったり,浜辺などで大声を出したり,また,疲労しない程度に趣味などをすることも有効ですね。 5.禁煙(喫煙者のみ) 「喫煙=ストレス」です。 説明はこれだけで充分ですよね? ということで,喫煙している場合は,スパッと禁煙するようにしてください。 弱いタバコに切り替えても,喫煙によるストレスは同じです。 また,実は,禁煙しますと,「喫煙出来ないストレス」を感じるようになりますが,しかし,このストレスは,しばらくしますと,慣れてしまうため,次第に感じなくなってしまいます。(つまり,一過性のものですね) 喫煙というストレスは習慣性があり,禁煙というストレスは一過性ですから,どちらのストレスを選択するべきかは,誰の目にも明らかですよね? ということで,喫煙者はスパッと禁煙することをお薦めします。 これだけ,栄養についてうるさく書くのは,充分な栄養が体内に吸収されませんと,髪の毛がダメージを受けてしまうからです。 栄養は,どの場所にも均等に分配されていると思われるかもしれませんが,実際は,生命維持にとって重要な場所から順番に分配されていき,髪の毛のようにその順位が低い場所には,その他で使われて残った「残りカス」がまわされてくるようになっているのです。 そのため,栄養不足状態が長く続いてしまいますと,毛根に栄養が届きにくくなってしまうため,毛根が痩せてきてしまうようになります。 つまり,脱毛しやすい毛根になってしまうということです。 ですから,栄養は大切なのですよ。 あと,長くなりますので,詳しいことは省きますが,体内に吸収された栄養が髪の毛にも充分活用出来るためには,睡眠が大切になります。 体の修復や髪の毛の伸びに影響を多大に与えている「成長ホルモン」は,起床時刻の約15時間後に分泌量を増加しはじめると言われていますので,必ず,起床時刻の約15時間後に分泌量が増加しはじめられるようにするためと,その増加量が充分以上になりやすくするために,毎日,休日でも,同じ時刻に起床するようにしてください。 それから,目覚めが悪いとストレスになりますし,また,起床時刻を毎日同じにすることで,起床時刻の約15時間後に分泌量を増加しはじめ,充分な量まで増加した成長ホルモンを有効に活用するためにも,起床時刻の16時間後,逆に言えば,起床時刻の8時間前には,就寝するようにしてください。 ただし,1週間に1~2度程度でしたら,夜更かししても構わないと考えています。(夜更かしした場合でも,起床時刻は変えないでください) 最後に,アドバイスの部分については,出来るところから始めるようにしてください。 つまり,無理はしないということです。 無理をしてしまいますと,新たなストレスになりますからね。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1162275

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