男性型脱毛症について教えてください。

質問

半年前からこめかみの辺りが抜けて来ました。ヘアチェックに行って毛根とか調べてもらったところ、男性型脱毛症であると言われました。うちの家系では髪が薄い人はいません。だから外的な要因であろうということです。一番思い当たるのはストレスで、ちょうど抜け毛が気になりだした前にかけてストレスが非常に強かった時期と重なります。

質問は、外的な要因により脱毛症になった場合、その要因を取り除いたら治るのでしょうか。たとえばストレスが原因だったのであれば会社を辞めて静かな環境に移れば自然に治るものなのですか？

あと以前からいっていた皮膚科でフロジンという緑色の薬とドライアイス治療をしています。これって効果はあるのでしょうか？特にドライアイス治療は何かに有効だと聞いたことはありますが、男性型脱毛症に有効なのですか？

抜けた部分は最初ツルツルで周りの髪を引っ張ると長い髪も抜けていたのですが、今は引っ張っても抜けなくて産毛や細い毛がほんの少しですが生えています。これが皮膚科の治療による効果なのか、時間がたったから改善したのか、単なる思い込みなのか知識がない為わかりません。どなたか教えてください。よろしくお願いします。

回答No.1

gakushaneko · ベストアンサー

髪の毛の専門家，理容師ですが，薬や治療行為についての話が出ますので，印は一般人にさせていただきます。

原因が，外的要因であった場合，その要因を取り除くことで，ほぼ完全に治ります。
「ほぼ」と書いたのは，場合によっては，一部に残る可能性があるためです。
しかし，それも，いずれは治ってしまうと思いますよ。

ストレスが原因だった場合は，男性型脱毛症ではなく，円形脱毛症だと思われますので，ストレスを解消することで，必ず，治ります。
もちろん，男性型脱毛症だとしても，円形脱毛症ほど早い回復ではないかもしれませんが，必ず，治ると言われています。
しかし，会社を辞めて云々と言うことまでしなくても良いと思いますよ。
noname#92052さんにあったストレス解消法を見つければいいのですからね。

ストレスを感じますと，血管が収縮して，血圧が上昇します。
そのままですと，生命に危険が及んでしまうため，自然に，血液中の水分を血管の外に逃がして，血圧を降下させます。
血圧が降下しますと，ストレスは解消されてしまいます。

ストレスについて，ごく簡単に説明しますと，以上のようなことが体内で起きています。
ここで着目して欲しいのは，「血管が収縮して，血圧が上昇する」ことと，「血圧が降下すると，ストレスが解消される」ことです。
このことから，「血管が収縮して上昇した血圧は，血管を拡張させることで血圧が降下して，ストレスは解消出来る」と言うことが導き出されます。
もっと簡単に言えば，「血管を拡張するような行為をすると，ストレスが解消出来る」と言うことになります。

血管を拡張する行為の代表例としては，疲労を覚えない程度の軽い運動や適量までの飲酒が挙げられると思います。
もちろん，どのような方法でも，過ぎた行為になってしまいますと，かえってストレスになりますので，注意は必要でしょう。
また，飲酒の場合，体質的にアルコールが苦手という人は，アルコールを摂取するだけでストレスになってしまうことがありますので，そのような人の場合，飲酒によるストレス解消は避けた方が良いですね。

血管を拡張させる行為の他に，気持ちを切り替えてしまうという手が有効です。
無理矢理にでも楽しいことを思い浮かべるとか，趣味に没頭するなど，いろいろな方法があると思います。

ストレス解消方を見つけておけば，会社を辞めなくても大丈夫ですよ。

さて，ここからは，薬や治療行為についての話になりますので，専門家としてではなく，一般人として書かせていただきます。

フロジンは，血管拡張剤の一種だと見て良いでしょう。
男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが原因だとしますと，フロジンは逆効果になる可能性が高いと思いますが，外的要因が原因の場合，毛根により多くの栄養を届けることが可能になるため，有効だと考えられているそうです。
そのため，円形脱毛症や男性型脱毛症の治療薬として，ほとんどの医師が処方されるようです。
なお，素人の考えではありますが，円形脱毛症の場合，免疫機能が誤って毛根を攻撃しているという考え方がありますので，その場合ですと，フロジンを使うのは，効果がないか，逆効果になってしまう場合もあると考えています。

ドライアイス治療についてですが，有効という考え方もあれば，無効という考え方もあるそうです。
つまり，医学的にもわかっていないと言うことです。
ですが，noname#92052さんが治療を受けている皮膚科では，有効だとして，その治療をしているのですから，noname#92052さんが充分納得出来るまで，医師にその有効性を説明してもらうようにしてください。
というのも，本当に有効だった場合，信じて治療を受けるのと，信じられずに治療を受けるのでは，その効果が大きく違ってきてしまうからです。
精神論ではありませんが，「信じるものは救われる」的なことが，実際に，医療の現場で起きているのです。
ですから，納得するまで説明を受けることは，非常に大切ですよ。

最後に，症状は回復に向かっています。
これは，理容師の私が見ても，確かなことだと言えるでしょう。
円形脱毛症にしても男性型脱毛症にしても，その中心になった部分の回復は，かなり遅くなることがありますが，今，回復に向かっていると言うことは，その部分まで，時間がかかっても回復する兆しがあるということです。

「今は引っ張っても抜けなくて産毛や細い毛がほんの少しですが生えています」と入力したとき，その気持ちはどうでしたか？
たぶん，希望を見つめる気持ちで入力されたのではないかと思います。
または，少し，うれしい気持ちで入力されたのではないかと思います。
その気持ちは，今後の治療にもたいへん有効です。
というのは，その気持ちを大切にしませんと，マイナス要因が心の多く干し廃するようになってしまい，それがストレスとなり，血管が収縮してしまうため，髪の毛に栄養などが届きにくくなってしまいます。
そうなりますと，毛根に充分な栄養などが与えられませんので，毛根が太らず，抜けやすい髪の毛のままになってしまいます。
ですから，「希望を見つめる気持ち」や「うれしい気持ち」というのが大切になるのですよ。

お礼

ありがとうございました。分かりやすいですね、大変参考になりました。今回は抜け毛の毛根の拡大写真を見た結果男性型脱毛症と診断されたので、ほぼ間違いないと思うのですが、実は一年前に円形脱毛症になりました。完全に円形でした。そのときもフロジンとドライアイスと飲み薬で治ったのですが、ちょうど勤務地が変わったり、精神的に安定するような本を読んで心を落ち着かせていました。
気持ちとは本当に大事なのですね。気持ちが大きく生活に影響するのだということを強く感じました。焦らずにゆっくりと治して行こうと思います。ご助言ありがとうございました。