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○○科?
このカテゴリーでよろしいんでしょうか? たとえば合衆国などでは、日本の私立病院規模(クリニックほとんどない)であれば 産婦人科がなくても難しいお産も可能なのですが。 日本の医療施設は極端に縦割り制度というか科目ごと診療 が目立つようになりました。 1)○○科というのがあったらいいな、と思える診療科目 ありますでしょうか。 私は、「電話診療科」などというのがほしいです。 2)また何科にいったらよいかわからないというような思い をされた方教えてください。私は歯が痛くなったとき、 歯科が休診の公立病院で何科にいったらよいか迷いました。 素朴な質問です。
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私は現在国立大学の医学部に勤務していますが、その附属病院にはmttさんの言われたような「総合診療科」があります。ですがこの科が開設されたのはほんの5年前です。 そのせいか、患者さんにもいまいち浸透していないようで、紹介状無しに来られた初診の患者さんが、自分の思いこみあるいは、「近所の○○さんが、ここの××先生がええ!!って言ってた」ということで、全然自分の疾患と関連のない科を受診されたりすることも未だあったりもします。「総合診療科」と看板をぶら下げているだけでは、確かに分かりにくいかも知れませんね。 そのことを踏まえて、この病院では初診の患者は全て総合診療科にまず回すようにしています。 しかし、紹介状を持ってきていても、該当する診療科に回して貰えないケースもあります。昔私が自分の病気で大学病院に定期検診にいった際に受付で見かけた光景ですが、「うちの母が開業医の先生にパーキンソン病って言われて来たんですけど、何かに行ったらいいですか?」と窓口の職員に問いかけたところ、医学的な専門知識のない(普通ある人の方が少ないかもしれないのですが)職員が「じゃあ、第一内科(循環器科)に行ってみてください」と答えたため、関係のない循環器の診療科に回されていました。「脳神経外科じゃないの?紹介状の中身を確認してから言えば良かったのに…」と思いましたが、受付待ちの人混みの中でそれも伝えられず、歯がゆい思いをしたこともありました。(今ではきちんと確認しているのかも知れませんが、十何年前かの話ですので) そういう意味でも、私も電話診療科みたいなものも欲しいですね。みんながみんなインターネットができるわけでもないですし、そういった情報手段が使えないような患者さんに対応するための、それこそ地域ごとの医療機関全体のための公的施設みたいなもので。 まだまだ日本の医療機関も欧米のような臨機応変なシステムが浸透していないので(人事面も絡んできてしまいますが)、希望通りにも行きにくいですが、総合診療科はある意味非常に患者さんよりの重要な診療科ですので、もう少し一般の人たちに浸透するようになってくれると良いんですけど。
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- tatama
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欧米にはFamily Medicineという専門科があります。これは、それこそ、ゆりかごから墓場までといった感じで、地域を主体に、継続的に、総合的に、系統的に患者さんを診ていく学問です。欧米では、このいわば「家庭医」と呼ばれる専門家がまずは患者さんを拝見し、専門治療が必要と判断された場合に専門医へ紹介されます。 日本にはこの「家庭医」が少ないですし、まず、家庭医を育てる研修が整っていないのが現状です。よって、腹痛という症状を、消化器内科が診て、消化器外科医が見て、泌尿器科が診て、産婦人科が診て、血管外科が見てなどなどとたらい回しになるわけです。 最近になって、この家庭医あるいはプライマリケア医の必要性が言われるようになってきました。 今後、総合診療科や開業医の先生の中で専門としての家庭医療学を身につけた医師が育ってくることと思います。
- mtt
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(1)私の住んでいる地区の国立大学医学部付属病院には総合診療科というのがあります。 何科にかかったら良いか判らないような患者さんに重宝されたいるそうです。紹介状無しの初診来院者の約20%が利用するそうなので全国の大学病院、都道府県立病院に設置していただきたいものです。 (2)私の知人が甲状腺がんの疑いで検査入院したとき耳鼻咽喉科に廻されていたので驚きました。普通は内科、もしくは手術が必要な場合にで外科ですよね。 大学病院だったので余計にです。ホルモンを司る大切な器官なのに単なる喉の近くにある臓器という程度の感覚なのでしょうか。ただただ驚いておりました。
お礼
「私の知人が甲状腺がんの疑いで検査入院したとき耳鼻咽喉科に廻されていたので驚きました。普通は内科、もしくは手術が必要な場合にで外科ですよね。 大学病院だったので余計にです。ホルモンを司る大切な器官なのに単なる喉の近くにある臓器という程度の感覚なのでしょうか。ただただ驚いておりました」 まったくにくおっしゃるとおりですよね。 これは私の知人なのですが、「頭皮の潰瘍」(皮膚がんであった)のため、形成外科を受診されるようすすめられ、ある有名な 都内の私立大学病院にいかれたそうです。 そこで、ご本人がまちがって、「整形外科」といってしまったそうです。 そうしたら、そのまま、「整形外科」の外来にいかれ 頭の写真をとられたりしながらお若い先生であったそうですが「依頼状」 をごらんになられて「入院」。そして入院手続きまでしてきたそうです。 質問の要領も悪いのにありがとうございました。早速にありがとうございました。お忙しいところをありがとうございました。
- nora1310
- ベストアンサー率38% (31/81)
下のURLで、 「病院の看板」というタイトルの部分を参照してみてください。 あまり答えにはなっていないかもしれませんが。
お礼
「医療法ではこのように看板に診療科目を掲示する場合、全部で21科目を認めています。そして、どの科目を看板に出すかは、厚生大臣に申請さえすれば無条件で許可される事になっています。つまり、そこの医者が大学で内科の専攻でも、申請さえすれば外科の看板を出す事も出来るということです。」 科目の「標榜」に関する「医療法」の記載ですね。 これは、「医療法」の法の「瑕疵」ということで、 10年位前から「めくら法」になっています。 医療技術は目覚しく進歩しているのだけれども、「医師の肩書き(専門科目のこと)」は できない科目をできるという方はいないでしょうから 「○○でなければならない」、ということはないと思いますよね。 質問の要領も悪いのにありがとうございました。早速にありがとうございました。お忙しいところをありがとうございました。 ということは
- maisonflora
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今の時々、総合病院へ行きます。そのとき感じるのは待ち時間の極端な長さです。 「総合科」 ある症状があった場合、一番適切な科をまず判定してもらう。予診みたいな形をまずとって。今の病院は、患者が受付段階で、勝手に科を選ぶ方式になってしまい、それが適切でなかったら、また待つことになる。
お礼
「総合科」、たしかにそうですね。 合衆国は6年目になるまで医師は1日おきに当直があり、 専門はあっても実際には認められないから、「なんでも」 やらされる。 そうですね。 質問の要領も悪いのにありがとうございました。早速にありがとうございました。お忙しいところをありがとうございました。
お礼
「そのことを踏まえて、この病院では初診の患者は全て総合診療科にまず回すようにしています。 」 うーん。これはすごいですね。 これは絶対よろしいです。 都内板橋にある有名な私立のT大学病院では、 夜間も時間外も救急はまず「救命救急科」の先生が診られてカルテをつくられてドクターがトリアージュされてから、必要な科の当直の先生が現れるシステムとられていました。 これには本当にすごいと思いました。 日本の病院・医療機関(特に公立)には 1)ほうれんそう=報告する+連絡する+相談する 2)トリアージュ精神 が欠落しているようにも思えます。 sonorinさん(先生ですよね?)国立大学お勤めなのにすみません。 本当にありがとうございます。 質問の要領も悪いのにありがとうございました。早速にありがとうございました。お忙しいところをありがとうございました。