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広島県福山市鞆の浦の建築物
先日,広島県福山市鞆の浦を観光したときに,建築物の外観について気になる点が2点ありました。まずは,家屋の玄関先にぶら下げてある直径50cmほどの大きさの丸い,杉の枝で作られたような物体はいったい何で,何のためにあそこにあるのでしょう。もう一つは,家屋の二階部分の一カ所の角に,木製あるいは鉄製の矢のようなものが垂直に扇状に設置してありました。これは何のためにあるのでしょうか。これら2つとも,ある家屋とない家屋とがありました。この違いもできれば教えていただきたいのですが。どなたかご存じですか?もしかしたら,鞆の浦特有のものではないのかもしれませんが。
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こんにちは 私も鞆へ行ったことがあります。たしか古い雛壇をいろんな家庭で見せてもらった時期でした。 kaedekunさんのおっしゃっている「杉の枝で作られたような物体」は『酒ばやし』というものだそうです。 下の2つのURLを見てみてください。 http://www.mohachi.net/sakabayasi.htm http://www.musashino-shuzo.com/pages/topics/sugidama.html もう一点に関しては、わかりませんでしたm(_ _)m
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- yoshiyoshiyuki
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杉の枝で作られたものは、杉玉(酒林)だと思います。 「本州の蔵元では、新酒の仕込み時に正面玄関のわきに吊るし、緑から茶色に変わっていく時間を、お酒が熟成していくバロメーターとして利用しています。」 らしいです。 鞆は保命酒が有名ですよね。 だから蔵元があちこちあったのでしょう。 鉄の矢のようなもの・・・ 漁業も盛んなので、そのようなものではないでしょうか?
お礼
yoshiyoshiyukiさん,ありがとうございました。なるほど新酒の仕込み時に正面玄関のわきに吊るし、緑から茶色に変わっていく時間を、お酒が熟成していくバロメーターとして利用していたのですか。納得しました。しかし,どうしてたくさんある樹木の中から,杉を使ったのでしょうかね。
お礼
atomic-antさん回答ありがとうございました。酒ばやし,おもしろいですね。上のyoshiyoshiyukiさんの回答においてなぜ杉を使ったのかと記述しましたが,提示していただいたURLにアクセスしてみたところ,酒神を祭る三輪神社の神杉は、三輪のしるし杉といわれ、このことから杉の葉を使っていつのだと分かりました。とても参考になりました。どうもありがとうございました。