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廃道への踏み込み方を教えて下さい

 と或る非常に深い山中に、古い脇街道の跡と思われる廃道が有ります。  偶然から、その道は昭和30年代には確かに使われていたらしい事だけは分かりましたが、現在では些細なレベルの油断でさえ道を見失うきっかけと成りそうなほど荒れ果てています。  また道の周囲は雑木林が中心なせいか、時には熊の姿も見かけるそうです。  正直な事を言えば、これまでは半ば散歩気分で臨める里山の廃道しか歩いた経験は有りません。しかし今回の道は、それらと比べてかなり条件が悪い様に感じています。ですのでイザ"踏み込み"を行うに当たっては、様々な可能性を考えて、事前に出来る限りの供えをして行きたいと考えています。  そこでどうか質問をさせて下さい。いわゆる"廃道"に踏み込む際に必要な準備として、基本的にどの様な「知識」、そして「装備」が必要でしょうか?。  例えばこれまでの拙い経験から、私自身は熊避け、動物避けの対策を施してある程度植物が散る秋に踏み込むのが良作なのではないかと考えていますが、この季節設定などはどの位ベターなものでしょうか?。  一応は検索などもしてみたのですが、やはり素人考えで書かれている内容を判断してしまう事が怖く、こうして質問を立てさせていただきました。  出来ればお手空きの時にでも、どうか、よろしくお願いします。 

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  • minizuku
  • ベストアンサー率23% (20/86)
回答No.2

日帰りですよね? 山に行くときと、基本的には同じ考えだと思います。 1.まず自分が行く場所(ルート)を資料(地図等)添えて誰かに渡しておく。決めた日までに戻らなければ、警察に連絡するように依頼しておく。 これはあなたが、道に迷い帰れなくなって、捜索するときの為です。 2.地図(1/2万5千)・磁石・非常食・水・携帯電話・防寒着・雨具・新聞紙・ライター・ビニールテープ・赤布・懐中電灯を持参。 3.テープと赤布は、迷いやすい箇所に目印をつけるためです。 目印は、常に一定の場所(進行方向の左側・肩の高さ等)位置を決めておくほうが、引き返すときに見つけやすいです。 道に迷い、引き返そうとしたとき、突然周囲の景色が同じように見えてきて、パニックに陥ると、南から来たのか北から来たのかといった単純な事も分からなくなったりもします。 その時に、自分の進行方向の右側に目印を発見したら、その方向に進めば引き返すことになるのがわかります。 どんな廃道やわかりませんが、万一に備え2・3日くらいは平気で歩き続けられる気力体力はあったほうがいいと思います。

siirakansu
質問者

お礼

時間を見るに、素早くお答えいただいたものと思われますのに、お礼をさせていただくのが遅くなってしまい、大変申し訳有りませんでした。  今回の踏み込みを行う予定の廃道は、幸い地図の上では3Km程も有るか無しかの距離です。なので朝方から訪れたならば、休み休み進んだとしても日の有る内に帰ってこられそうだと思っています。  ただ前回の下見においては、崩れた土盛りなどのなまじな目印に惑わされてしまい、"一瞬"身の危険までをも感じてしまうほど迷わされてしまいました。  その意味では「だから大丈夫」などとは、やはり万が一にも考えない方が良いのでしょうね。  テープは、そう言えば私程度でも歩ける山行きの際に何度か見た事が有ります。今回の目印としてはラッカーやビニールテープなどを考えていたのですが、帰りの道中でうっかり取り忘れる事が有ってもこうした物の方が動物達や(無人地帯とは言え)他の人にも迷惑をかけずに済むかなと思いました。    私のような素人は、それでカバーをし切る事は絶対に不可能だと分かっていても、結局は装備を整える事で実力不足を少しでも補わなければならない立場に在ると考えています。   その意味において、非常にありがたい具体的な装備品名の数々を頂いた事と共に、本当にお礼を言わせて頂けたならばと思います。

その他の回答 (3)

回答No.4

私はちょっと趣味が違いますが、雑木林に入ることがあります。 季節は今が良いですよ。雪山ですとまた違いますが。 4月になると新芽が吹いて、見通しが悪くなります。 夏は見通しが悪いどころではありません。各種の虫、脱水症状一番行くべきじゃないですね。 秋は紅葉が落ちてしまったらいいですけどね、熊が出るので有ればこの季節も危ないのかも知れないですね。経験無いのですみません。 もし入手できたら空中写真があれば、自分の居場所の特定が出来ます。 水筒、軍手、ナップサック、杖、枝にくくる道しるべ用のひも、携帯電話とお仲間!でしょうかね。

siirakansu
質問者

お礼

 まずは、丁寧に教えていただいたにも関わらず、お礼が遅くなってしまって申し訳有りませんでした。  文章を読ませて頂いてよく雑木林に入られると言う印象をうけましたが、率直に言ってその事に幾分羨ましさを感じます。  本来の私はインドア志向が非常に強く、折角の休みも丸一日ひたすら家に篭って生活している有様です。その反動からか時々こうやって山歩きをするのですが、それにしても回数が余りにも少ない為か結局は経験が身に付きません。  本当は文字通り森閑とした、あの林の中独特の清々しさに、もっと時を置かずに身を浸していたいとは思っているのですが・・・。  この廃道の有る場所は北斜面と言う事も有ってか、残念ながら周囲の草々がある程度伸びてしまう5月半ばまで残雪が見受けられたりもします。ですが獣害について調べてみて秋よりも安全そうであるならば、やはり時期を春先にする事についても考えてみたいと思います。  夏は、やはり何方にとっても論外だったのですね。  空中写真も難しいとは思いますが、古地図と一緒に少しずつ探してみたいと思います。  実は携帯電話も持っていないアナログ人間な上に、知り合いからはひたすら酔狂扱いされるばかりの今回の道行きですが、他の人との連絡を万全にするべしとの忠告と解釈し、出発の可否を決める際の判断材料ともしたいと思います。  山歩きの楽しさを知ってらっしゃる方からのアドバイス、とても心強く思いました。改めて、ありがとうございました。 

  • beam-
  • ベストアンサー率25% (447/1721)
回答No.3

>動物避けの対策を施してある程度植物が散る秋に踏み込むのが良作なのではないかと考えています  これがまず間違いですね。冬眠を前にして動物達がせっせと食料を盛んに得てる時期です、もちろん熊さんも。  そんな時に人間が出くわせば、かっこうの餌に(゜O゜)☆\(^^;) バキ!  一人で行かない、どれぐらいの装備が必要になるか、それらを携行できるか、体力は?日程は?それらが自分自信で判断できるよーになるまでは、やめとくほーがいいですよ。

siirakansu
質問者

お礼

 お礼を言わせていただく事が遅くなってしまい、本当に申し訳有りませんでした。  以前に山仕事の方に偶然出会って話を聞かせていただきましたが、『この辺は山深いから当然いろいろな獣は居るけど、谷底の鉄道の音を嫌ってか周囲の山の中よりは出てこない』との事でした。  お答えいただいた文章を読んで、その時の話を、少しばかり自分に都合よい方に過大評価していた心も有った自分に改めて気がつきました。  実はこの廃道の周辺は非常に山深い無人地帯であるにも拘らず、廃集落が三つ、現役の鉄道駅が一つ、神社と赤穂浪士の墓が一基ずつそれぞれ近くに有ると言う或る意味不思議な場所です。  そこで今回は、かつてこれら施設を結んでいたルートを自分自身納得できる形で再確認してみたい。出来れば、明治時代に存在したと言う廃駅の跡も見つけてみたい、との想いから企ててみたものでしたが・・・。  正直に言ってしまうと、仰られた事に対してグウの根も出ません。今回の予定はどうしても今年中で無ければならない、と言う種類のものではないので、もう少し色々と考えてみたいと思います。  あえて苦言をしていただいた事、本当にありがとうございました。

  • keer
  • ベストアンサー率28% (231/808)
回答No.1

基本は登山の装備に準じると思います。 熊と虫に対する対策は必要ですね、場所によってはイノシシも出るかも知れません。 道を見失いそうなら地図とコンパスは必須ですね、読図が出来ないならハンディーGPSと地図ですね。 読図が出来るなら、その当時の古い地図と最新の地図を2枚持って行くと面白いかも知れませんね。

siirakansu
質問者

お礼

 素早くお返事いただいたにも関わらず、お礼をさせていただくのが遅くなってしまい申し訳有りませんでした。  御回答いただきまして有難うございました。  生来はインドア志向の人間であるにも拘らずこうした行為に興味を持ってしまい、ために進むべきか引くべきかをとても迷っていたところでした。こうした的確なアドヴァイスをいただけて、本当に心強い思いをしています。  前回この廃道に少しだけ踏み分けた時には、携帯ラジオと防虫スプレーぐらいの軽装備だった為に、まだそれ程進んでいない内から道行の困難さを痛感させられてしまう体たらくでした。その時は最初から下見のつもりだったのでそれでも良かったのですが・・・。    残念ながら前々から探していたにも拘らず古地図は見つからず、ハンディGPSは・・・正直に言って趣味には高い代物です^^;。ですが私も素人の自覚は有りますので、やはり万が一の為の備えとして、もう少し余裕を持って入手を考えてみたいと思います。  いずれそれなりの成果を上げるために踏み込む際には、登山の心構えと装備も含めて、くれぐれも参考にさせていただきます。有難うございました。

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