それなりの電気回路の知識があるかたであれば、自分で直すことも可能かと思いますが、そのようでなければ、メーカーに修理に出されたほうが確実かと思います。
もちろん、修理代はある程度かかるわけですが、交換用の部品を捜す時間的な手間や費用を考えると、修理に出してしまったほうが、かえって効率が良いかもしれないということになります。(メーカーのサービスセンター等に直接持っていけば、販売店経由での修理よりも、はるかに短期間で、かつ安く修理が可能だったりします。)
お書きになられているように、過大入力等での故障であったとしても、少なくとも、その製品の回路図がないと、故障箇所の特定にはけっこうな時間がかかりますし(⇒自分で基板上の回路を追うのは、それなりの知識がないと困難です)、その作業には、マルチメーターやオシロスコープといった測定用機器がないと、正確な作業はできないものです。
また、近年の電気機器は全ての部品が基板上に取り付けられるタイプであることが多いため、ジャック等の破損であった場合でも、その基板に合う同規格の部品を捜し出して手に入れるのは、けっこう大変だったりします。
よって、なおさら自分での修理は、かえって効率が悪いことが多いわけです。
ということで、これから先、電気回路の技術を身に付けていきたいというかたであれば、トライしていただいても良いかと思いますが、そうでなければヘタに修理しようとはしないほうが得策だと思います。(ミキサー程度であっても、素人レベルでの修理は、その後にさらなる重大なトラブルにつながる可能性も多いものですので)
また、回路技術を身に付けたいという場合であれば、何よりも先にマルチメーターとオシロスコープの2つの機器は手に入れるべきとなります。
”これ無しでも回路を作ったり修理したりしているよ”と言われる人もいらっしゃるかもしれませんが、これらは電気回路技術者においては必携品と言われているアイテムであり、これらが無いと、正確で確実な作業は何も始まらないと言っても過言では無いものです。
電気楽器関連で言えば、これら無しで可能なのは、エレキギター/ベースの内部配線程度となってしまいます。
お礼
ご回答ありとうございます。大変参考になりました。 このようなご回答をお待ちしておりました。早速、交換修理してみたいと思います。