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このまま行くとアメリカ化
成果主義が広まっています。成果こそすべてで仕事の 成果に応じて給料は決められるべきと。もっと言う とパートと同じ仕事しか出来ないのに給料に差が あるのは、おかしい。同一労働同一賃金である べきだと。 これは裏を返せば能力の無い社員は辞めろと言う 事です。パソコンと英語が出来ない奴はダンボール でも集めて河川敷か駅前広場でホームレスになれと。 でドロップアウトした人は仕方なく犯罪に手を染め、 連日連夜ニュースでは殺人などの凶悪犯が報道され ない日はないです。それも自己責任に回帰するの でしょう。自分の身は自分で守るべき。自己防衛 しなかった被害者が悪いと。 まあなんとも世知辛い世の中ですね。常に四六時中 気が休まりません。本当に世の中はこのままアメリカ ンになっていいのですか?本当にそれをみんな望んで いるのですか?もっと別の理想郷はないのですか?
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企業行動としては、利益の最大化のために成果主義の方向に行くのは、当然だと思います。特に日本は労働組合が弱いので、歯止めをかける存在がありません。 このまま放置すれば、世の中全体もますます弱肉強食・貧富の差が激しくなって当然、だめなやつは一生だめでいいんだ、といった風潮が強まるでしょう。 ただ、私はご質問者の心配がわかります。 私の子供の小学校でも、昔は気の弱い子供がいじめられていたのが、近年では「ハンディキャップのある子供や勉強のできない子供(いわゆる負け組の子供)がいじめられる」弱肉強食の世界が展開されており、みんな子供の弱みを他人に見せないようにすることで親も必死です。これでいいのかという気はします。 世界で極端な弱肉強食社会はアメリカだけです。「今はこういう時代だから、アメリカみたいになっていくのは仕方ない。やっぱり何でも自己責任だよな」とか、「何でも勝ち組、負け組に分類する」のではなく、例えば欧州諸国のように弱者のケアと成功者への報いのバランスを取っていこうとしている国もあるので、日本人の風土としてはそちらを目指すべきだと思います。 ただ、「貧富の差が激しく、勝者は一人勝ちできるが、敗者はすべてを失い、大富豪と失業者が町にあふれる」社会か、「がんばった人とそうでない人との差がそんなにつかない代わりに、みんなの税金から弱者の面倒を見る分を拠出する」社会か、あるいはその中間か、それぞれ一長一短ある中でどの辺で線を引くか、そしてそのためには税金をどうするか等、よく言われる「大きな政府と小さな政府」を決めるのが選挙です。それが今は「今後のアメリカ化肯定」みたいな結果になっているので、我々有権者の自業自得ともいえます。 また、上の子供の例でも、日本で弱肉強食となると、米国人とは違ってどうしてもみんな「勝とう」でなく「負けないようにしよう」と思ってしまい、みんな平均に近づいてしまって社会としては失敗、結局根付かないのではないでしょうか。
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- chimney
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アメリカ化かどうかはともかく、それは資本主義の宿命です。 もちろん社会主義にも長所はありますが、世界が資本主義に向かっているのは仕方のないことです。 なぜなら資本主義の方が国家が発展すると考えられているからです。 考えても見てください。 がんばっている人とそうでない人が同じ評価をされるとしたら、誰が好き好んで努力をするでしょうか? 極端な話になってしまいましたが、こういった話には決着のつきようがありません。 思想の問題ですから。 ドロップアウトした人は仕方なく犯罪に手を染め… 犯罪に走るのは仕方がないことなんでしょうか。 パソコンや英語ができなくてもできる仕事はごまんとあります。 現在日本で職についている人間がすべて英語とパソコンができるわけではありません。 ちなみに私の父はパソコンも英語もできませんが、建設会社で工場長をしています。 それで犯罪に走っても仕方がない?社会の責任だというのでしょうか? 自分が今いる場所でできるだけのことをしない人間はどこにいっても、どんな社会システムでも結果は同じです。 理想郷は理想だから理想郷なのです。 きっとwebmaster-gooさんが言う理想郷があったとしても、その理想郷に住む人間もwebmaster-gooさんと同じ苦悩を持っているのでしょう。
板違いだと思いますが、いかがでしょう? それとも、成果主義が災害なんでしょうか? で、その理想郷を目指したのが北朝鮮民主主義人民共和国なんですが、理想郷ですか?
- luckysmile
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結論からすると当質問にあるとおり程度の問題こそあれアメリカ化(弱肉強食化?)が進むのでしょうね。 まず、そもそもの前提として成果主義が何故求められているのでしょうか? キャノンやシャープ等の年功序列タイプの会社は別として、成果主義を導入して筋肉質の活力が保てる組織でないと世界に伍する製品を生み出すことはできないからではないでしょうか? 仮に、日本人(日本政府かな?)が成果主義でない今までの年功序列主義をこのまま続けた場合、優秀な従業員(日本人であれ外国人であれ)を引きとめることが出来ず、経済力という一つの国力指標が年々劣化していく可能性は高いと思います。 自分にとっても悩ましい話なのですが、成果主義の中で負けないように頑張るか、経済的な成功は程ほどに目指して ラテン系にように生活を楽しむのかという選択をこれから各個人がしていくこととなるのではないのでしょうか? 逆に質問しますが、両方の果実を手に入れる方法があるのでしょうか?銀のスプーンを持って生まれてきて、相応の生活水準が確保されない限り、確率として両方を手に入れることは困難なような気がします。