我が家に『スネ夫』がいます
ある回答に『スネ夫』とういう言葉をみつて
「あっ!我が家にもいる!」
と思わず笑ってしまいました。
現在もドラえもんに出演中の『スネ男』君。
将来どんな大人になり、そして結婚したら
どんな家庭を築くのか・・・
想像してみて下さい。
「マンマ~ァ」「スネちゃ~ぁん」と呼び合っているか
はわかりませんが、母と息子の関係はそう変わって
ないかもしれません。
我が家の『スネ夫』くんは『マンマ~』に完全に支配
されてます。
本人は否定していますが、気づいていないところも
また『スネ夫』っぽい。
スネママは何か事ある度に
「私の言う通りにしなさいっ!」
「私の言う事聞かないからこうなるのよっ!」
と40歳にもなる息子に言います。
でもそこはスネママ。
基本「愛する我が息子は世界一」ですから悪い事は
「嫁のアンタが悪いのよっ!」
「アンタがしっかりしていればスネちゃんは・・・」
と発展していくわけです。
実際、ドラえもんのスネママとスネパパの仲はどうか
わかりませんが、夫婦の仲がうまくいってないと
『スネ夫』が育ってしまうように思えます。
仕事が忙しく、夜も帰りが遅い夫。
休日ともなれば疲れて寝てるか、接待のゴルフ。
妻の話には耳も貸さず、家族のためにひたすら働く夫は
次第に結婚記念日を忘れ、妻の誕生日も忘れ・・・妻は
空気と同じ存在になっていく。
そして夫に対する愛情を持て余す妻。
その矛先が『息子』なんです。(娘じゃダメなんです!)
息子は母親から愛されれば愛される程、それを素直に
喜び受入れ、応えようとします。
母親の笑顔が見たくて一生懸命になります。
そんな息子を見て母親は今一度自分の存在価値を
実感する。
「あぁ~、私がいないとダメなんだわ~」
そんな関係のまま大きくなった息子は『スネ夫』
と進化します。
少なくとも義両親の関係をみていてそう思います。
(あくまでも個人的な意見です)
我が家の『スネ夫』は40歳になった現在も
マンマの喜ぶ顔が見たくて一生懸命。
ちょっと下町に出掛けただけでもマンマへのお土産を
欠かしません。
私が風邪で寝込んでいても、マンマが来るとなれば
叩き起こされます。
「風邪うつすと悪いから・・・」と遠まわしに「断ってくれ~」
と訴えても
「健康管理も出来ないだらしない嫁だと母親に思われる」
と言って茶菓子を買いに走らせます。
全ては『マンマの喜ぶ顔が見たい』から・・・
その影で、おでこに「熱さまシート」を貼ってあるのも
忘れて「お義母さまの好みは~」と品定めする私。
そしてそう遠くない将来、マンマが他界した後『スネ夫』は
どうなってしまうんだろうか。
「あれ?僕は今まで何をしてきたんだろう?」と覚醒するか。
「寂しいよ~悲しいよ~マンマ~ァ~」と廃人になるか。
今から楽しみです。
いい歳こいて『親離れ』『子離れ』できない親子って
最近増えているそうですが、みんさんの周りや旦那様に
『スネ夫』はいませんか?
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
(誤字脱字失礼しました)