昔の経理用の電卓でボタンの押し方が普通と逆のもの
昔、経理の人が使ってた電卓がありました。
平成の時代になってもその人は電池式、手帳型の電卓を使わずにAC電源のその電卓を使っていました。
表示パネルは液晶ではなく、電力消費量のおおい蛍光管タイプのものです。
(暗いパネルの中で緑色の7セグメントが光るタイプ。今現在二十代の人なら見たこともないような古臭いタイプ)
メーカーは覚えていません。まあ電卓三大メーカー(カシオ、シャープ、キヤノン)のどれかとは思いますが・・・・
その電卓の面白い所は、普通の電卓とボタンの押し方が違うのです。
普通の電卓で たとえば 1+2-3+4-5=-1 を計算するなら下記のように押します。
AC 1 + 2 - 3 + 4 - 5 = 結果が表示される
小学校で習う、算数の式と同じ順で数字と演算子を押します。
しかし、その電卓は演算子の押し方が違うのです。
AC 1 + 2 + 3 - 4 + 5 - = 結果が表示される
とこのように数字の後に演算子を押すのです。
(残高1がある。そこへ2を足しこむ、そこから3を減ずる、そこへ4を足しこむ、そこから5を減ずる、さて残高は? という考え方)
経理の人は
「この方が経理の仕事に合ってるんだ。経理の仕事がやりやすいんだ。 だから古くてもこの電卓を使い続けてるんだ」
と言っていました。
あの電卓は何だったのでしょうか?
なぜ演算子を後押しすると経理の仕事がやりやすかったのでしょうか?
こういう電卓、覚えている人、知っている人、いませんか? 経理の人、お願いします。
お礼
おお~! すばらしい! ナルホド よくわかりました。 つまりパラパラとなること自体は、 単なる暴走であり、PORが働く事で 発生しているというわけではない のですね。 ありがとうございました。