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外貨貯金は本当にお得なのでしょうか?
よく、海外の定期貯金は、年利5%などと、景気の良い話を聞きます。そして、銀行も外貨貯金を大々的に宣伝して儲かるような気がします。 しかし、普通に考えて、おかしくないでしょうか? 日本の金利が1%未満。 ということは、信用力のある会社が銀行から超低金利・超大口融資をしてもらって、海外で定期預金をしまくれば理論上は儲かりそうな気がします。(為替取引の証拠金の方が有利かな?)しかし、そういった話も聞きません。 本当に儲かるならお金を持っている所や、信用力のある会社が莫大な投資をして、個人が利益をあげることなど到底できないと考えるのですが、いかがなものでしょうかね? 特に、個人対象の外貨貯金・為替取引手数料は大口と比べて明らかに不利なためスタートからして不利だとおもいます。 これほどまでに、外貨は儲かると宣伝しているのに、実際はそうでもないのでしょうか?
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銀行にいくと、その日の外貨レートが表示されていると思います。その場合、値段はひとつではなく「1ドル102円50銭-103円50銭」のように2つ表示されているはずです。 つまりこの場合、「1ドルあたり102円50銭で買いますよ、103円50銭で売りますよ」ということなのです。 この「売りと買いの差」をスプレッドと言いますが、この場合は1円のスプレッドということになります。 銀行どうしで大口取引する場合、このスプレッドは5銭くらいです。 例えば、今の相場が1ドル=103円とすると銀行間取引では102円98銭買い・103円03銭売りといったレートになります。ここで103円03銭で売られているドルを仕入れ、個人客相手に103円50銭で売れば差額の47銭が利益になるわけです(実際には仕入れてから顧客に売るまでのあいだにも為替相場は変動していて、そのリスクも銀行は負っているので47銭が丸儲けというわけではありませんが)。 銀行にとっては悪くない収入源となるので、しきりに勧めてくるということですね。 為替相場の変動幅は年20%をこえることもあるので、たとえ年利5%としてもそれなりのリスクがあり、儲かるかどうかは取引手腕によります。
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- jimuya
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大手の銀行だと、手数料が大きいので、儲かりませんね。 ソニー銀行は、手数料が少ないし、レートも頻繁にかわります、余剰資金があるなら、お勧めです。 しかし 為替証拠金取引のが断然有利です、それには取引内容を十分理解している必要があります、また取引会社の選択も重要です。 ちなにに、私、為替証拠金取引しています、100万証拠金とし、40万だけニュージーランドドルを購入し年間約36万の金利が入ってきています。
- nanf
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恐らく、おっしゃられたい事は、誤解を生じかねない宣伝に対する、不満だと察するのですが・・・^_^; そこまでして、広告をうつのは、よっぽど儲かるのではないか、その為に派手な宣伝になっているのでは?という感じでなのでは、ないでしょうか。 私は、外貨預金中立派です。 例えば、海外出張などが多い人は、外貨普通預金口座を、海外で引き出せるなら、魅力があると思います(コストにもよりますが)。 私的には、金融商品としては、外貨MMFの方が好きですが。 特別金利1ヵ月ものなどは、呼び込み文句なのでしょうね。 TTS、TTB、為替変動、金利変動、満期期間、為替差益による税金、その他リスクなどの説明は、店頭での対応という事になるのでしょうか。 個人が儲かるか?という点では、高金利通貨は、インフレ率が高い事が多く、次第に為替相場は下落する?(購買力平価説)とすれば、最終的に日本で預金するのと、大して違いはないんじゃないの? あるいは、経済学の裁定機会による、個人がタダで儲かる機会はない。 (儲けている人がいるという事は、市場は非効率?) またあるいは、機関投資家と一般投資家との格差。 などの前提での、疑問かと感じましたがいかがでしょうか。 お得かどうかは、私にもわかりませんが、あるブログで、年7%1ヵ月もの・・・を試算しています。 お暇なときにでも、ご覧いただければと思います。
外貨預金がお得なのか? コレに関しては為替変動がある以上、「日本円ベースで考えた場合、」得か損かは為替次第としかいえません。 人それぞれの考え方があるとは思いますが、私個人的には外貨預金をするのは「リスクを回避するため」と考えています。「日本円だけで自分の資産を持っているリスク」を回避するのです。 例えば、今の水準から・・・ (a) 円安になった場合 輸入品の値段は上がります。したがって日本円だけで持ち続けていた場合はお金の価値が下がります。 最近のユーロ高円安でヴィトンやエルメスなんかの商品が値上がりしているのが良い例です。30万円で買えたバッグが値上がりして35万でないと買えなくなる。30万円は30万円でも実質的な価値は落ちている訳です。この場合外貨預金を持っていれば為替差益が出てきますから、日本円の実質的な目減りは防御できるわけです。 (b) 円高になった場合 輸入品の値段は下がります。30万出さないと買えなかったバッグが25万で買える様になる。すなわち円の価値が上がったわけです。しかし外貨預金を持っていれば為替差損が発生してきますから、日本円の実質的な価値上昇が打ち消されてしまうわけです。 上記a,b いずれにしても、為替の変動と、手元にある日本円の購買力を考えればシーソーのようにバランスが取れています。 私たちの今の生活は輸入品なしには考えられません。石油はもちろん食料だって。輸入品の価格変動には否応なしに影響を受けるのです。鎖国時代ならともかく今後もこれは変わりません。 しかしながら多くの場合、どうしても為替の変動による部分にのみ目がいってしまって、日本円の購買力まで考慮しないために目先の儲かった、損したに振り回されてしまうのです。 自分の資産を自国通貨のみで持っている国民は先進国では日本くらいだと聞きます。今後日本経済が昔のような高度経済成長をすると信じるならいざしらず、価値のなくなった1万円札を1万枚持ってても何にもならないということです。 外貨運用する際に、こんな考え方もあるんだと少し頭の片隅にでもおいていただければ幸いです。長文失礼しました。
- sameid
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外貨預金は確実に儲かります。 理由:為替レートがどうなるにせよ、各種手数料が銀行に転がり込むから 預けた本人は儲かるか否かですか? 解りかねますね…まぁ質問の通り、 儲かるなら自分らでやるでしょう。 やらないところを見るとさして儲からないのでしょう。 『銀行』に限らず『儲かりますぜぇ』は『自分が』という主語を隠している事のほうが多い気がします。
- nikuudon
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外貨預金である場合、為替変動があります。 金利が高くても、それ以上に為替が不利に動けば差損を蒙ることもあります。 一方、為替が安定または有利に働けば、2重のメリット享受も可能です。 昨今の事例でいうと、前者が米ドル、後者がユーロや豪ドル、といったところでしょうか。 先のご回答にもあるように、これらは市場で成り立っていますので、貴方が外貨預金をすれば 必ず反対取引をしている相手がいるわけです。よって極論すれば、外貨預金が必ず儲かるなら 取引の相手方は必ず損をする、ということになりますので、市場自体が成り立ちません。 よって、将来の為替相場をどう読むか、によって市場は動きますし、各国の金利政策にも 影響を与えます。 銀行などのパンフをよく読むと、為替リスクがあり元本割れの可能性があることが(小さく) 書かれています(書くことが法令で決まっています)。 確かに金利だけを大きくクローズアップする表示の仕方にも問題があるかもしれません。 なお、私は外貨預金賛成派です。 株式投資のように乱高下はないでしょうし、紙くずになってしまう可能性もほぼありません。 長期保有していれば、いずれ為替相場も戻るだろうと思っています。 ミドルリスク・ミドルリターンという性質の商品ですね。 株式・債券・預金など様々なリスクリターンの運用をかんがえていらっしゃるのであれば、そのメニュー の一つとして検討されるのもよいのではないでしょうか。 ちなみに外貨預金は預金保険の対象外ですので、金融機関はよく選んで、自己責任で行ってください。
- 5S6
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為替レートが変わらないか、円安に動けばお得です。 それでも為替手数料があるので実際は損するかもしれません。 これが回答です。 ドルなら片道1円(ソニバン0.5円)ですが、ポンドとかだと 片道4円もとるところもあります。 証拠金の方がかなりいいです。 ただし、本人の才能次第です。金銭感覚が麻痺します。 1日50万程度利益も出れば、-30万とかもあります。 本人の資力によります。リスクも非常に高いです。 デモトレードとリアルでやるのでは気持ちが全然違います。 いずれも元本は保証されません。 日本人は元本保証なしだとギャンブルのように嫌う人が多いみたいです。 ただ今は円高、大物投資家の遊びかもしれませんが日本円は世界の通貨に対して 円高です。ロイターとかでは来年まで円高は続くといっていますが、 わかりませんね。 といっても3年前に比べれば対ドル以外ではかなり円安なんだけど。 とりあえず今は外貨預金ならやめておけ。 というのが私の意見です。 1$=\95に向かうのか、今が円高ピークかわかりません。 10年放置する予定であれば外貨預金賛成です。
- saru999
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>個人対象の外貨貯金 >外貨は儲かると宣伝しているのに、実際はそうでもないのでしょうか? 個人の外貨預金の利回りそのものはそれほど儲かるのないと考えます。 誤解をおそれずいえば、 >年利5% >日本の金利が1%未満。 が実質的な金利は変わらないからです。(*) 後は、為替差損(差益)のリスク(メリット)があります。それと、為替の手数料ですね。 「実質的な金利が変わらない」(*)理由。 >年利5% >日本の金利が1%未満。 (1)名目金利はそうですが、物価上昇率をくわえた実質金利で見るとどうですか? (2)また、(金利は公定歩合のようなものよりも)長期国債のような市場で動きのある利回りを比べてみてください。 数年前に読んだ本では、上記(1)(2)を加味するとそれほど実質金利は変わらなかったように記憶しています。 たとえば、上記の例で言えば、「外国の年5%-その外国のインフレ率」≒「日本の金利1%未満+日本のデフレ率」となります。 もし、そうでなければ、プロのディーラーが利益の出るほうに時事刻々通貨の売買を繰り返しているので、結局均衡の金利に落ち着いてしまいます。
お礼
回答いただきありがとうございます。 専門用語が出てきていて、完全には理解できていませんが、市場が存在している以上、銀行にある宣伝のように、そう簡単にはおいしい思いはできないと解釈致しました。一般人の前に、手数料、税金、情報力に長ける資産家・投資家が市場を動かしているため。 ということは、銀行は、詐欺とは言わなくても、かなり語弊を招くような広告を堂々と掲示しているように思います。 しかし、ここまで、堂々としている以上は、何か、特別なメリットがあるようにも感じるのですがどうなのでしょうかね?