サラウンド用の機能やその他の便利な機能など詳しい事にははなるべく触れず、
あくまで基本的なことに関して解説してみます。
まずアンプとは、スピーカーを鳴らす装置です。
スピーカーが楽器なら演奏者に当たる仕事をします。
具体的には、スピーカーが動くレベルにまで、
微小な電気信号を大きく増幅するための装置です。
一般的に、一つのスピーカーを鳴らすためには
一つのアンプが必要となります。
ただスピーカーごとに複数のアンプを用意するのは大変なので、
必要な数のアンプをまとめて、一つの製品にします。
プリメインアンプの中には、左右の2つ(2ch)のスピーカーを鳴らすために、
2つのアンプが入っています。
AVアンプには、5.1ch(5つのスピーカーと1つのサブウーファー)を鳴らすために、
6個のアンプが入っていることが多いです。
6.1chや7.1ch対応のAVアンプなら、それだけ多くのアンプが中に入っています。
内部に2個のアンプを持つプリメインアンプを複数そろえれば、
AVアンプの代わりに多くのスピーカーを鳴らす事も可能です。
色々使い勝手は悪くなりますが、実際にそうしておられる方もいます。
AVアンプには映像用の端子もついていますが、
映像に関して特別の回路がある訳でなく、
使い易くするためにただのセレクターが入っているだけです。
従って映像ケーブルをAVアンプを通さず
直接テレビやプロジェクターに繋げても問題ありません。
ホームシアターセットは、アンプやスピーカー、それに一部製品はDVDプレイヤーまで含めて
セットにして安く販売している製品です。
原理は全く同じですが、セット用の専用端子を使っていたりするため、
例えばスピーカーだけ他の製品にしようとしても、
接続できない事が多いようです。
お礼
>セット用の専用端子を使っていたりするため、スピーカーだけ他の製品にしようとしても、接続できない事が多いようです。 実はスピーカーが4本手に入った為アンプ購入を考えていたのですが、1番知りたかったコトがこれなんです。 ありがとうございました。