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この一言で、私は救われた。

人生いろいろな事があります。仕事でも私生活でも。 「もう生きることすら嫌になった」そんな経験を された方も多いかと思います。 今から8年前、35歳の時に初めての子を生後間もなく亡くしました。 妻のお腹の中では順調に育っていたのですが、「おぎゃあ!」と 一声泣いただけで、僅か2時間の命でした。女の子でした。 妻には申し訳ないが、この子を一人であの世に行かせることは出来ない。 葬儀が済んだら私もすぐに追いかけようと決めていました。 神も仏もない、この世に未練など無い。 こんな私の胸の内を知ってか知らずか、通夜の席で住職が仰いました。 「しおりちゃん(娘の名前です)は、確かに短か過ぎる生涯を閉じました。 ご両親もさぞや悔しく、また残念であると思います。しかしこれはしおりちゃんの どうすることも出来ない寿命なのです。唯一しおりちゃんにとっての幸運は、この ご両親の元に生まれて来たことです。このご両親ならしっかりと事実を受け止め、 いつまでも忘れることなく、大切にしてくれるだろうと、仏様がお選びになったの です。短い生涯でしたが、しおりちゃんは幸せだったのです。」 この言葉を聞いて私は目が醒めました。 私がいなくて誰がこの子の供養をするのか。残された妻はどうすればいいのか。 そんな思いが込み上げ、涙があふれました。有り難い言葉でした。 本当に救われた思いがいたします。 諦めていた昨年、女の子を授かることができました。 今は毎日、忙しくも幸せな日々を送っております。 皆様はこのように、救われた「一言」というものをお持ちですか? 私生活でも仕事上でも何でも良いです。 ぜひ、お聞かせ下さい。

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  • K-1
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回答No.2

あることで失敗し「これが俺の運命か・・」と、 凹んでいるとか、落ち込んでいるなんて言葉では言い表せない状態のとき、 「天命は変えられない、天からのものだから。  だが、運命は変えられる。命の運用は自分で決めるものだ」 と、話してくれた方がいて、 一言「進め。もう一度」 これで、命の火が再点火し甦りました。 座右の銘というのもいくつかありますが、甦りの言葉はこの一言でした。

noname#1038
質問者

お礼

K-1さん、こんにちは。 素晴らしい言葉ですね! 運命は変えられないと思っていましたが、 自分で運用するものだったんですね。 壁にぶちあたった時は、この言葉を思い出すようにします。 有難うございました。

その他の回答 (1)

  • wincom
  • ベストアンサー率16% (2/12)
回答No.1

文面読ませていただいて、胸が熱くなりました。 本当に辛い経験をされたのですね。 でも、ご住職のおっしゃるとおりだと思います。 「神様は、人に絶えられない試練を決して与えない… そればかりか、必ず乗り越えられる道を用意してしてからでないと、何の試練も人にはお与えにならない…」という牧師さんの言葉を聞いたことがあります。 これからしおりちゃんの分も、授かった赤ちゃんと共に精一杯の幸せをたくさんつかんでいって欲しいと思います。 余談ですが、NHKのプロジェクトXという番組をご存知でしょうか? 「命の言葉」をそこからいつももらっています。とても感動的な番組ですよ!

noname#1038
質問者

お礼

wincomさん、有難うございます。 極限の精神状態で聞く言葉、思い浮かぶ言葉には 私達の理解を超えた説得力があるように思います。 プロジェクトXは毎週見ています。涙が出なかったことは 数えるほどですね。良い番組だと思います。 本当に有難う御座いました。