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『ラスタマン』って何?
成田美名子先生の「CIPHER」のなかで、アレックスのことをアニスが「ラスタマン」と呼んでるシーンがありました。(8巻 117ページ) また、デザインの本かなんかに、「ラスタカラー」っていう配色があったような気がします。 「ラスタマン」ってどんな人のことですか? 「ラスタカラー」ときいて想像した配色が、今、働いているお店のラッピングペーパーの模様の色なので、なんか気になってしかたないです。よろしくお願いします。
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こんにちは。 えーと「ラスタ」という言葉にはいろいろなものがあります。それは古くはイスラム圏での焼き物へ色をつける方法「ラスター彩」、光沢の出し方「ラスター」などもあります。 しかしここでは「レゲエ」に関するものでしょう。 「ラスタファリ思想」という言葉をご存知でしょうか? これはレゲエ発祥の地ジャマイカで人々が持ち続けてきた思想です。黒人奴隷たちのアフリカへの回帰思想と、ヨーロッパ、アフリカ、中南米の宗教観の融合というところでしょうか。以下にレゲエのことを記載します。 また日本で言うラスタマン、というのは単純に「レゲエ好き」ということかもしれません。 「レゲエ reggae カリブ海のジャマイカで興った新しい大衆音楽。伝統的な黒人のダンス音楽に,アメリカのソウル・ミュージックなどの影響が加わって,1960年代後半に形成された。ボブ・マーリー Bob Marley(1945‐81)を中心としたザ・ウェーラーズ The Wailers(のちにボブ・マーリー・アンド・ザ・ウェーラーズ)のアルバム《キャッチ・ア・ファイア Catch A Fire》が作られた72年をもって,レゲエが一定の音楽的成熟に達した年とみてよいだろう。そのころにはアメリカのポピュラー音楽にもレゲエの影響を取り入れたものが現れ始め,イギリスのロック・ギター奏者エリック・クラプトン Eric Clapton(1945‐ )がマーリーの作品《アイ・ショット・ザ・シェリフ I Shot TheSheriff》を取り上げたのがきっかけとなって,アメリカとヨーロッパでのマーリーの人気が急上昇し,レゲエは国際的に注目されるようになった。ロンドンにジャマイカ人移民が増加したこともあって,70年代後半からイギリスを本拠とするレゲエ・ミュージシャンも続出した。80年代に入ると,トーストtoast もしくは DJ と呼ばれる,風刺性に富んだ,メロディのない早口言葉のようなボーカル・スタイル,ラバーズ・ロック lovers rock と称するラブ・バラッド的なものなど多様化し,世界のポピュラー音楽に広範な影響を及ぼしている。 レゲエの背景として,エチオピアの皇帝ハイレ・セラシエを救世主とみる一種のメシア信仰,ラスタファリ思想 Rastafarianism が存在する。これはアフリカ回帰を基調とした民族主義だが,精神主義的傾向の強い特異な体質をもったものである。」 執筆:中村 とうよう 出典:平凡社 世界大百科事典第二版 ご参考まで。
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- relaxador
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こんにちは。 #1への補足です。 今度は短く! ラスタカラーもラスタファリ思想に関わっているようですね。エチオピアの国旗のカラーということのようです。 ご参考まで。
お礼
ほんとうに、どうもありがとうございました! これで疑問はすべて解決です☆ relaxadorさん、感謝!!
お礼
どうもありがとう!!きっとアニスは、アレックスのことを、「レゲエ兄ちゃん」と言いたかったんでしょう。 ラスタカラーは、黒人のドレッドヘアーの人たちが似合いそうな色のことかな~