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なぜ一眼デジタルのAFは速い?
よく、一眼デジタルのAFはコンパクトデジカメよりも速いというレビューを見ますが、なぜなのでしょうか? レンズと本体を一体で作れるコンパクトデジカメ(特にハイエンドコンパクト)の方が速くできるような気がするのですが・・・ 一眼デジタルを持っている方、やっぱり速いですか?
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ピント検出についての参考資料 一眼レフで使われている位相差検出型のAFについては、カメラではありませんが、下記URLに原理図が載っています。 http://www.pentax.co.jp/ppc/product/pro_d/tech1.html 書籍としては、写真工業社の「現代のカメラとレンズ技術」(現在絶版になっています)に記述があったかと思います。(表紙がまさに位相差検出AFの原理図でした) 現行の書籍ですと、同社刊「撮影のためのカメラ・レンズ知識」にも記載があったかも知れません、 「位相差検出」「TTL」「オートフォーカス」あたりをキーワードにして検索すると、説明したページがいくつか引っかかるようです。(いまひとつ、しっくりくるページが見当たらないので、割愛)
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- mihiro-ff
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条件によると思います。 AFの精度やスピードを左右する要因としては、 一つはAFの検出方式、性能の差。 これについては他の方が書かれていますよね。 一つはAFを駆動するモーターの性能。 モーターはボディの中にある場合とレンズの中にある場合があり、これにどれだけの金をかけているかでも差が出ます。また駆動電源の容量にも左右されます。 一つはAFユニットにどれだけ光を回せるか。 これは明るいレンズの方が有利です。 一つは演算処理部分にどれだけのスペースと金をかけられるか。 もう一つは一番単純。どれだけレンズ部分にお金をかけられるか。 例えば一眼デジカメ用のレンズを単焦点で揃えると28~200mm相当でも28,35,50,60,85,105,135,180,200等のレンズがあり、それぞれが数万円、高いものは10万円をかるく超えます。ズームレンズでも安くて2万円、高いと20万円も珍しくありません。 よって安くて性能の低いボディとレンズならコンパクトと大差ありませんが、高くて性能の良いボディとレンズならコンパクトよりはるかに速いです。 コンパクトはいくらお金をかけても、その名の通り”コンパクト”というスペース的な制限がありますので、性能向上には限界がありますよね、どうしても。
- foobar
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通常、コンパクトデジカメでは撮像素子に写った像のコントラストが最大になるようにレンズを動かして、ピントをあわせます。この方法では、ピントがずれている場合に、「遠近どちらの向きにどれだけピントがずれているか、レンズを動かせば良いか」の情報が得られないため、手探りでピントあわせをするような感じになります。(一旦無限遠にして、徐々に近づけてみて、行き過ぎたら戻す ということをします) これに対して、一眼レフではピントあわせようのセンサーを別につけることができます。(撮影レンズを通った光を鏡で曲げて、光学ファインダーに導いているのですが、その途中で光の一部を抜き出して、ピント合わせようのセンサーに入れています。) このピント合わせセンサーでは、ピントがずれているときに、「遠近どちらの向きに、どれくらいずれているか」という情報が得られますので、そこに向けて一気にレンズを動かすことができます。 また、ピントあわせ専用のセンサーのため、撮像素子と併用する場合に比べて、検出時間も短くなっているかと。 という具合に、一眼レフでは ・動作の速い、専用のセンサーを持っていること ・センサーからの情報が多く(遠近、どれくらいずれているか)、レンズを一発(実際には2,3度補正はするようですが)で所定のところまで移動させることができる ため、高速でのピントあわせが可能なようです。 (理屈の上では、フィルムコンパクトカメラのように、別途距離計をつければ、コンパクトデジカメでも速いピントあわせは可能かと思います。)
お礼
なるほど。そういうことですか。 この辺を解説してあるHPや書籍をご存知ないでしょうか?
お礼
詳しい説明、ありがとうございました。