とりあえず最初はAブルーススケールのポジションを覚えましょう。全部じゃなくていいです。
6弦から1弦に1オクターブ分くらい。そしてAから順番に音を出してみて下さい。独特の響きだと思います。
今度はその覚えたポジションだけでいろいろ順番を変えてゆっくり弾いてみてください。
その時点でアドリブってます。ある程度弾けるようになったらロック(ボンジョヴィ、MR.BIG、エアロスミスなら大丈夫)のCDをかけて曲に合うKey(カラオケでいうKeyのこと)を探してください(つまり同じブルーススケールでポジションを半音づつずらして行って曲に合うkeyを探す)。
後はひたすら弾くだけですが、最初は曲に合わせて弾くことは考えなくて結構です。覚えたポジションで一人で弾けるようになればその時点で曲に合わせてもある程度弾けます。
アドリブの基本を簡単に言うと「決められた音だけを使っていろんな組み合わせで弾く」と言う事です。
ところでコードとスケールの関係について混乱しているとおもいます。なぜメジャーのコードにマイナーのスケールが?と思っていませんか?
とにかくコードのことは考えなくていいです。今そんなことを理解できるわけないです。僕もそのへんが理解できなくて「こんなの理解するの10年位かかるんじゃないか?」と本気で思っていましたが、
とりあえずブルーススケールだけ覚えてそれだけを使ってアドリブが弾けるようになると感覚でコードとの関係も解ってきて、
1年後には大して勉強してないのに1つのソロに3種類のスケールを組み合わせて弾く、ということができるようになり、コードがスケールから外れてもそれに対応する別のスケールが分かるようになりました。
(いまだにコード名とか出されると分からなくなりますが)、
ただ、ひとつ言っておきたいのはコード名とスケール名はコードとスケールの時では意味が全く違うということです。Aマイナーはスケールのときはその曲全体が暗い雰囲気です。しかしコードの場合、Cメジャーの中で使われるAマイナーだと「今の部分は暗いからAマイナーだな」とは思わないはず。曲はどこでも明るいはずです。
スケールの名前は構成音とともに雰囲気も表しており、コードの名前はその構成音から機械的につけられています。コードよりスケールを重視してください。単純なロックとかならコードもすべてスケールの構成音で成り立っているはずですし、そうでない場合もスケールがアウトするからコードもアウトするのです。
ところがコードを先に作ってメロディを後から、という安易な作曲法が主流になっているため誤解されています。また、教則本もそれが主流ですが確実に間違った考えです。(このことはアランホールズワース氏と同意見)きっと理解しにくい原因のひとつです。
主導権はスケールのほうにあります。ですから最初はコードを無視してブルーススケールだけを弾いて下さい。
お礼
w0721さんの言う通りのやり方でアドリブの練習を進めてみたいと思います。ありがとうございました。