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ボーンアイデンティティについて
映画「ボーンアイデンティティ」の感想を教えてください。 ・印象に残ったシーンとその理由 ・この作品を見て感じたこと ・気に入った登場人物とその理由 の三点を教えてほしいです。
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一つ目の質問について 特にここ、というのではなく、主人公が自らのスパイとしての能力を知らず知らずのうちに発揮し、追っ手を倒していくところでしょうか。 派手なガンアクションなどは少なく、さまざまな格闘術を駆使して戦い抜く姿がプロの凄みといったものを感じさせます。(もちろん、演技ですが) また、記憶喪失であることに苦悩する姿なども印象に残っています。 2つ目 まずは地味だなということです。もちろんこれはいい意味で、なのですが。 とかくハリウッドのアクション映画は派手なシーンの連続などで観客がストーリーを追うことを放棄させてしまうような部分がありますが、この映画の場合はストーリーと主人公の心理描写を丹念に行っており、物語をじっくり楽しむことができると思います。 もちろんエンターテインメントですから、カーアクションシーンなどハラハラさせるシーンもちゃんとあります。 ちなみに最初に完成したバージョンではアクションシーンが余りになさ過ぎて、製作会社から地味すぎると文句を言われ、カーアクションなどを追加したそうです。 また、原作とはずいぶんストーリーが違うな、とも感じました。 この作品はロバート・ラドラムの小説(邦題・暗殺者、新潮文庫刊)を映画化したものですが、基本的な設定以外はほとんど別物です。 しかし、原作に忠実だからといって映画が面白いかといえば必ずしもそうではないので、この大幅なストーリーの改編は今作の場合は成功した、といえると思います。 ちなみに、原作に忠実な形で一度TVドラマ化されたことがあり、そちらのDVDはワーナーから発売されています。 3つ目 主人公のボーンとヒロインのマリーは当然として、 もうひとりはプロフェッサーと呼ばれるボーンを追う暗殺者をあげたいと思います。 出番は少ないもののこれまたプロの凄みを感じさせる裏家業の男として印象に残りました。 演じているのはイギリス人俳優クライブ・オーウェン。 今年夏公開されたキングアーサーで、主役のアーサー王を演じています。
お礼
丁寧に答えてくださってありがとうございました。 また機会があればよろしくお願いします。