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スピーカーのグレードについて

別の方の質問への回答で、ONKYOのFR-S9GXについているスピーカーからの交換のお薦め製品で ビクターのSX-L33、パイオニアのS-A3LRという商品名がでていました。 これって後者の2製品はONKYOのFR-S9GXのスピーカーよりもグレードが上である、と考えてよいのですか? 製品のグレードについて、カタログ等で参考になる指標はありますか?何を見れば比較できるのでしょう。 もちろん音には好みの差も大きく、自分で買う場合には聴き比べないと分からないとは思いますが。 すみませんが詳しい方からのご意見をお願いしたいと思います。

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noname#9499
noname#9499
回答No.4

まず、寸法・ユニットサイズについて。基本的にはユニットやキャビネットのサイズで低音の再生能力が決まると考えて良いと思います。電子楽器は別にして、音の低い楽器ほどサイズが大きくなるため、この説明には合理性があります。 ただし、部屋の容積(エアボリューム)や用途に応じて、適切なものを選ぶ必要があります。低音のエネルギーを減衰させるのは困難なため、エアボリュームのとれない小さな部屋に大きなスピーカーを持ち込むと、定在波が目立ちやすくなったり、そもそもまともなセッティングができないこともあり得ます。 6畳間でも、一般的なトールボーイや30cmウーファー級の密閉型くらいまでならなんとか設置できますが、これ以上のサイズのものは相当困難でしょう。むしろ、16cmウーファーくらいの2Wayブックシェルフで、音の広がりや定位の良さを追求した方が手軽に楽しめると思います。(それでも、大型スピーカーは魅力的ですが....) 同じ価格であれば、原価が安くて済む小型スピーカであれば、トールボーイより1ランク上の製品が狙えますから、音の密度感やキメの細かさ、再現性といった聴感上の評価点は上がると思います。 出力に関しては何ともいえませんが、20畳のリビングでも、1Wの音響エネルギーは相当大きな音に感じます。だいたい87dB/2.83v以上くらいが確保できていれば、能率を気にする必要はないでしょう。逆に、100dB/2.83vクラスの超高能率ユニットでは、アンプのボリュームを上げにくくなり、かえって不便という可能性もあります。 材質については、普通はパーチクルボード(木片を接着剤で固めたもの)かMDF(Mid Density Fiber:粒子状にした木にグラスファイバーなどを混合して接着剤で混ぜ、高温・高圧で板状に形成したもの)が用いられています。 高級機種では、高密度MDF(高密度なのにMid Densityとは意味不明ですが....)や、場合によっては無垢の木材が用いられています。アルミ押し出し材やその他の素材を使うものもあります。 また、普及価格帯の製品では塩ビシート仕上げがほとんどですが、中級機種以降では無垢突き板仕上げやピアノフィニッシュ、ハンドポリッシュなど、見た目の良さにもコダワリが出てきます。(音質にも影響があります。) 話は変わって性能云々の話ですが、FR-S9GXにSX-L33くらいなら、それなりに音質の違いは楽しめると思います。ただ、アンプやプレーヤーをより良いものにすれば、結構よく反応するスピーカーではあると思いますので、その点ではポテンシャルの限界まで引き出せるということにはならないでしょう。 最近のスピーカーは小型で低音の再生能力を欲張るものが多いので、かなり「アンプ喰い」のようです。逆に言えば、まず気に入ったスピーカーを見つけた上でアンプをどんどんグレードアップしていけば、かなりのところまで音質の向上が見込めるのではないかと思っています。 駄文・長文で失礼しました。

taku_pan
質問者

お礼

いろいろと細かくありがとうございました。 非常に参考になりました。感謝しています。

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その他の回答 (3)

  • project-k3
  • ベストアンサー率50% (567/1119)
回答No.3

 正式な回答としては ご自身も理解されている様に 『もちろん音には好みの差も大きく、自分で買う場合には聴き比べないと分からないとは思いますが』となりますが・・・   良い意味で この買い替えでは グレードアップとはいえないでしょう。 「変化」はありますので コレを楽しまれるのも「手」ですが・・・    一般的に「セット商品」と言われている物は それなりに補正(アンプが電気的に・・)が加えられ システムとして完成されています。  付属のスピーカーを良い意味で「活かす」システムとなっている訳です。  ましてや システムで¥73.500の物に スピーカーのみで¥50.000/¥40.000のあてがい その価値を出せるかが疑問です。  違う観点からアドバイスを・・・   セッティングは大丈夫ですか?  シッカリトと設置していますか?  まさかとは思いますが・・ カタログや店頭での展示の様には置いていませんよね・・ (*^。^*)    この様なセッティングでは 本来のスピーカーの良さは全く発揮されておらず 音が悪い原因なのです。   すでに対策を施されていれば 以下のことは貴殿には全く無関係な事になってしまいますが・・・  基本的な事だけ 記しておきます。  1. スピーカーはシッカリ設置する。 ガタがない様に ・ 固いものの上に  2. 高さは スタンド等を用い 耳の高さにする。   3. スピーカーの間隔は最低50cmは欲しいところ スピーカーとご自身の距離は スピーカーの間隔と同じか ヤヤ長めに(3点を結んで正三角形)置きましょう。  4. スピーカーの周りには 極力モノを置かない。   * 音は空気を伝わって 私達に届いてくる物ですから ハードが幾ら優れていても セッティングにより 我々に届く音は 変わってしまいます。 良い方向にも 悪い方向にも なると言うことです。  もう一度 ここら辺りを見直すことも必要かもしれませんネ。 (^ム^)   

taku_pan
質問者

お礼

ありがとうございます。アドバイスも感謝します。 セットで売られている商品は、それを生かすことのできる構成やセッティングになるというのは分かるような気がします。 > システムで¥73.500の物に スピーカーのみで¥50.000/¥40.000のあてがい その価値を出せるかが疑問です。 そんなもんなんでしょうか? あまり聴き比べていないので分かりませんが、 ¥73.500の物にはせいぜい¥20000ぐらいのスピーカーしかついてないのなら、 よいスピーカーにしたら分かりやすい効果があるのかなと考えたのですが。

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noname#9499
noname#9499
回答No.2

件のQ&Aに私も回答していたかも知れませんが.... 価格的には上位のグレードということになるでしょう。 製品のグレードに関してですが、基本的には価格帯による区別と、サイズによる区別を組み合わせるのが一般的かと思います。例えば13cm - 15cmくらいのウーファーとドーム型のツイーターを使った2Wayブックシェルフ型でも、それこそペア2万円以下から、上は数10万円クラスまであります。 ただし、音質に関してはカタログだけを見ても意味はありません。周波数特性や定格感度などの記載がありますが、測定方法や記載の基準がメーカーによって(場合によっては製品ごとに)異なりますので、あまりアテにはなりません。 特に日本のメーカーの製品は、周波数特性1つをとっても-10dBポイントでの記載が一般的のようで、ほとんど意味をなしていないように思います。(-10dBとは音圧が約1/3になることで、もはや他の音にまぎれて聴き取れません。また+の側の記載がないため、特性がフラットである保証はありません。) 対して欧米メーカーの製品では、普通は±3dBとか+3dB/-6dBという記載になっていることが多く、少なくとも表記範囲内ではほぼフラットな特性であることが読み取れます。 もっとも、価格やサイズだけで語るのはナンセンスな話で、やはり予算に合わせていくつもの製品を聴き比べ、好みに合うスピーカーを見つけるべきではあります。同じ20万円でも、トールボーイよりブックシェルフの方が良いということも少なくありません。

taku_pan
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはりサイズ寸法や出力は一般的には大きい方がよいということになるのですよね。 使用している材質なども、価格帯によって大体分かれているのでしょうか? そういうものであれば分かりやすいのですが・・・。

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  • kotaechan
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回答No.1

>これって後者の2製品はONKYOのFR-S9GXのスピーカーよりもグレードが上である、と考えてよいのですか?  値段的にはグレードアップと言えそうです。 >何を見れば比較できるのでしょう。  こればっかりは聞いてみないと分かりません。通の人はDレンジやFレンジの再生能力・音場の再現能力など、を重視しますが、仰るとおり「音には好みの差も大きく、自分で買う場合には聴き比べないと分からない」というところが本当のところです。

taku_pan
質問者

お礼

「グレード」については聞いてみないと分からないのですね。ありがとうございます。

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