「自分探しの旅」、最近流行りなんですかね?まあどれほど真剣なのかは文章からは分かりませんが(失礼)。「自分は何故生きる必要があるのか」を理解して時間を過ごしている人は、この世にこれまでも、また今後も、どんな偉人と言えども、皆無と思います。そういうネガティブな考え方、近頃は少なくなりましたが、本当は人間は、そういう思いこそが最も大事なことであり、それを考えることこそが存在の意義だと思います。
1つ思うことは、これは自分の自分に対する解答ですが、「何故生を受けたのかは分からないし、私の責任でもない。しかし、生まれたからにはより良く生きたい。」それ以上もそれ以下も解答は浮かびません。
それを確認する意味での、最も流行であり、また流行っていなくても、四国へんろは良いことだと思います。かなり実体験ができると思います。ただ、今の時代「偽へんろ」の横行により、信ずべき「仏に仕える者」辺りでさえ警戒をします。それは「寂しい時代なんだな」という風に解釈してください。本来の「大師の道」その法灯を守りし者の姿はそうではないのですが、今の時代はそんな風ですので、心の貧しい時代なんだ、というのは少し覚悟をしてください。
時代がこんなに詐欺まがいでなければ、四国へんろでなくても、お近くの寺や霊場が全国にありますので、どれでも良いと思いますが、昔の人間のふれあい、困ったときの「お互い様」の精神は、やはり四国へんろに最も残っていると思います。
四国へんろを歩けば、「何故歩を進めるのか」が「何故生きるのか」につながっていくと思います。現実的には、かなり時間と金銭のかかる時代ですが、がんばって挑戦してみてくださいください。地元ですので、分かる範囲でお答えもできようと思います。
お礼
無事に生きて帰りました!! 四国一週すべて通して歩いて 12月31日に無事結願しました 本当に行ってよかったです 毎日うつっぽく退屈な毎日を送っていましたが こんな僕でも変われるんだなと思いました たくさんの人との出会いが 自分の本来あるべき姿へ戻してくれたと思います 質問を答えてくれたみなさん本当に感謝しています ありがとうございます