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目にゴミが入った時にするおまじない?
小さい頃、目にゴミが入ったときにおばあちゃんから 「下を向いて、指で目を大きく開け、舌を3回出してごらん。」 と言われ、やってみるとゴミがとれました(痛くなくなっただけなのかな?)。 今でも信じて時々やりますが、実際にゴミがとれたような気がします(痛みがなくなる)。 このおまじない、本当にゴミはとれているのでしょうか? その場合、なぜとれるのでしょうか? また、同じ経験されている方やお年寄りから同じようなこと聞いたことがある方いらっしゃいますか?
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そのおまじないは本当に効くと思います。科学的に説明すると強制的に涙を出させるのです。これはあくびをしたときに涙が出るのと同じ理屈です。では、あくび等口を大きく開けると涙が出るのはどうしてでしょうか? 涙は泣くときだけ出るものではなく、常に少しずつ出ています。この涙は、目に入ったゴミなどを洗い流したり、栄養や酸素を角膜に与えたり、また、溶菌作用のある酵素(リゾチーム)を含んで、目の表面を絶えず無菌に保っています。涙は、目じりに近い上まぶたにある涙腺から出て、表面を洗い流した後、目がしらにある「涙のう」という袋に一時溜められて鼻の中に流れていきます。口を大きく開けると、顔の筋肉が動いて、この袋を押さえつけるので、溜まっていた涙が外へこぼれ出るというわけです。 この場合、目を大きく開けるのは出た涙がゴミを早く除去できるように、舌を出すのはあくびと同じ状態にまで口を開けさせるためです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど!科学的に説明いただき、納得です。 目頭のにある「涙のう」という袋に溜められたゴミは、目やににもなるのですかね。でも、鼻の中に流れるとはビックリです。鼻クソにもなるのですか?? しかし、目を大きく開けて舌を3回なんて、誰が言い出したのでしょう?子供のときは、不思議で魔法のようでした。うちのおばあちゃんだけがやっていたのかな?どなたか同じことを教わった方、いないかなぁ。 わかりやすいご説明ありがとうございました。