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介護の現場で働く人の待遇について
私の知り合いの女性(40歳)が、今までの事務職を辞めて今年の春からグループホームで働いています。 以前から噂では聞いていたのですが、労働条件は一般の仕事をしている私などから見るとかなり悪くて、いつ休めるかも前日にならないと判らないし、週1回ミーティングなるものが夜2,3時間行われるらしいのですが、それについては無給で一切手当ては付かないようです。しかも、休みの日とミーティングの日が重なった時は、休みであるにもかかわらず無給で出勤しなければならない等、介護の仕事に縁の無かった私の目から見ると、かなり異常な労働条件だと思います。 本人は、それでも頑張っていくつもりらしく、それはそれで良いのですが、やはり辞めていく人が多いため、人の入れ替わりが激しく、常に人手不足の状態が続いているようです。 こんな労働条件では、これから介護を受ける人がどんどん増えていく中で、介護の現場で働く人が同じように増えていくとは思えません。自分が介護される歳になったとき、まともに介護を受けられるのか不安にさえ思えます。 今後、介護の現場で働く人たちの労働条件が改善されていくような見込みは無いのでしょうか?
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#3です。そうですねぇ、自分の経験上、やはりバックに法人がついてるといろんな意味で強いと感じます。 #4さんがおっしゃっているように、知識と理解と忍耐は不可欠です。わたしは冷たい頭とあたたかい心を持って接しているつもりですが、まだまだ勉強不足な面もあり、今後もこの業界のプロとして生きてくために、日々向上していきたいと思っております。 何も介護に限ったことではありませんが、いろんなタイプの方がいますよね。わたしも>確実な技術が確実に評価される世の中になって欲しいと常に思っています。 しかし、ことこの業界においては、介護保険が導入されたことによって、いくぶんか企業っぽくなってきたとこはありますが、一般企業とは比較になりません。 やはり、善意に頼っているとこが多々あります。 少子化現象に反比例して、ますます高齢化問題は深刻になってきている現在、介護職は必要です。 しかし、わたしの知る範囲では離職率は高いです。 いろいろな現場を経験したいという前向きな退職理由は、ごく少数で、やはり金銭と労働が見合っていないという理由が大きいと思います。 労働条件がよくなるには、世間一般の方々が、プロの仕事で、誰でもができるわけではないと認識してくれること。そして、自分達は介護のプロだとしっかりと教育する人々の育成が大切だと思います。 正直、現場で働く人の上に立つ人間が、必ずしも自分の施設をよくしようと思っている方ばかりではありません。下手すると集客するには何が必要かとか、全く努力もしないとこもあります。悲しい話ですが・・・。
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- sitorin
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NO4さまのご回答に賛同いたします。 本当に現場の労働条件は過酷です。 介護士の良心に甘えすぎ、頼りすぎではないでしょうか? 2、3年前の資料ですが、訪問介護を一時間おこなった場合 家事援助 1530円 複合型 2780円 身体介護 4020円 現在は複合型はなくなり、生活援助と身体介護になりました。 生活援助の金額は分からないのですが、家事援助よりはアップしていると思います。 会社には上記の金額が入りますが、ヘルパーの私には 身体で1500円、生活援助で1100円です。 あくまで私の所属している事務所ですが、多く出す事務所でも身体で2000円でしょう。 現場で腰を痛めつつ、ねずみやゴキちゃんと戦いながら働く私より、 エプロン一枚支給するだけの事務所の方が遥かにお金を得ているって どーゆうことでしょうか? こんな状態で利用者さんの負担を二割にするだの、 介護保険料を上げるだの、若者から徴収するだの なんかおかしくないですか? 現場で働く人間の給与は抑えて、雇っている会社は儲かる、この開きをなくすべきです。 レンタル品だってそうですよ。 利用者さんの負担を増やす前に会社に入る金額を考えてほしいものです。 介護ビジネスが儲かるから、こんな会社まで参入してくるの(?)と、驚くことがあります。 グループホームの職員さんは16万円くらいからスタートが多いようですね。 時間給で計算したらすごく低額になるでしょう。 私も現場で働く人間の過酷さを理解してほしいと思っていますが、 どこに訴えればいいのか分かりません。 事務所に言ったところで、「じゃ、辞めればー」となりそうだし・・・ それに事務所というより介護保険そのものに問題がありそうだし・・・ 本当に難しいですね。 介護士と利用者さん、人と人とのお付き合いで、できるだけ分かり合える 関係を築ければいいなと思いますが、現在の状況では転職される方が 後を絶たないのは仕方がありませんね。 介護保険の財源が足らないと言っている方々に、実際の現場を知り、 料金の内容を見直してほしいと思います。 長々と申し訳ありませんでした。
お礼
アドバイス、有難うございます。 確かに、現場の意見を一体何処へ言えばいいのか、訴える先が無いと言うのは問題ですね。 ミーティングや日誌を書く時間も、労働時間であるという認識を雇用者側に持ってもらいたいものです。
- comcom-
- ベストアンサー率55% (5/9)
たしかに労働条件は過酷ですね。おそらく介護師が「困っている人を助けたい」という考えを最優先して職を求めていることをいいことに、足元を見られている気がします。それとホームヘルパーなどは無試験で免許が取得できるし、病院や訪問入浴の際などには看護師の指示を受けなくてはいけないので、それらの点で下に見られているのかも。 痴呆老人の相手や下の世話は誰でも出来るわけではありません。優しさだけでは出来ません。知識と理解と忍耐も必要なのです。普通の人には出来ないことなのだからそれは立派な専門職であり、尊敬されるべきことです。 日本は現場職を蔑視する傾向があります。例えば失礼な話ですが、日本では建築業界で働く大工や塗装工は軽んじられがちですが、スペインではそれらの人たちはとてもリスペクトされています。一種の「アーティスト」として見られるのです。 労働条件が改善されるには介護保険システムの充実と日本人の職業観の向上が必要不可欠に思います。 勉強不足のため抽象的になってしまいました。駄文失礼いたしました。
お礼
アドバイス頂き、有難うございます。 私も、とある方面の職種で1級技能士の肩書きを持っていますが、私の業界でも現場蔑視の体質は否めないですね。そして、その体質が優秀な技能者の育成を妨げているのも事実です。そのおかげで、私の職種はどんどん海外に仕事を取られてしまっていて、日本では崩壊の道をたどる一方となっています。 知人のホームには、週平均1人くらいは採用希望で面接に来るらしいのですが、半数以上が数日間のボランティア雇用の結果使えないと判断され、正式採用に至るのはごく稀だそうです。要するに、介護の仕事を「気分的に楽な仕事」とだけ思い、軽い気持ちで面接に来る人が多いらしいです。 どんな業界でもそうですが、確実な技術が確実に評価される世の中になって欲しいものですね。
- ai-ia-ai
- ベストアンサー率36% (18/49)
正直、もう少し金くれよ!って思います。 でも、どんな仕事でも大変だし、苦労はつきものでしょう? わたしは、お年寄りの笑顔にとても癒されます。「泣いても一日、笑っても一日、同じ一日なら笑ってた方がいいじゃない」とか。聞いててハッと教えられることもよく言うし。ようは、何に価値観やヤル気を見出すかですよね。 でも、知り合いの女性の職場は、ひどいなー。普通はシフト制で、一ヶ月の勤務表はできていると思うんだけど・・・。民間運営なのかな?ちょっとびっくりです。
お礼
ご回答、有難うございます。 確かにヤル気さえあれば・・と言うのは解ります。でも、せめて他の仕事並の待遇にはなって欲しいですね。 私の知人の場合も、一応勤務シフトは存在したみたいなのですが、人の入れ替わりが激しくて、その辺が無茶苦茶になってるみたいです。それと、多分民間運営だったと思いますが、公営だと条件が全然違ってくるもんなんですか?
- esteban
- ベストアンサー率50% (2/4)
そー、そー、労働条件はあまりよくないかな。でも、私の勤めている施設は給料は確かに安い。でも休日は月に10日ほどあります。夜勤はありますが、そのあと一日休みなので、実際夜勤入りの昼間、夜勤明けの昼間、家にいて勉強したりテレビ見たりできるのし、次の日も休みなんで(夜勤明けは慣れると、なんとも眠くもないです)オトクなカンジがします。実際昼間施設で働いている日は週に3日しかありません。給料は税込み交通費込みで21万くらいです。(ちなみに、私は役職もなんも無いヒラ職員です)ここにボーナスが夏・冬とであわせて5月分もらえます。職員会議は月一度ですが、休みだろうがなんだろうが必ず出ないといけません。それと、月一の勉強会。これを厳しいと感じるか、すごし易いと感じるかは個人の問題です。あと、私は以前アパレル業界にいたのですが、アパレルとかに比べると、絶対楽(表現があまり好ましくないけど)!あと、おじいちゃん・おばあちゃんのことが、どれだけ愛せるかいなかに、よい仕事と判断できるか、できないか・・はすべてかかってきます。私は、じーちゃん・ばーちゃんと接している時が一番幸せです。休みの日も仕事勝手に行ったりしてます。
お礼
アドバイス頂き、有難うございます。 私の知り合いの場合、本当ならば週二回の休日が貰えるらしいのですが、人手不足の為、最近は週一回の休日しか貰えないようです。夜勤も週一回ありますが、明けの翌日が仕事になる場合もあり、結構キツイようです。給料は残業と休日出勤が無かった月で、総支給額16万くらいらしいです。ボーナスはまだ貰った事無いので判らないらしいですが・・・。 まあ、給料が安いのはともかくとして、休日にミーティングのため出社して、手当てが一切付かないってのは、やはり考え物だと思います。勤務中にミーティングを行える人と、勤務時間外でしかミーティングを受けられない人との間に明らかに待遇の差が生じる訳ですし、休日とミーティングが重なった場合の出、退勤時に交通事故でも起こした場合、それは労災として認められるのか?とか色々疑問があります。因みに、こういう世界のお仕事には、労働組合のようなものは存在しないんですかね?もし、組合があれば、ミーティングのために無給で出社なんて事はありえないと思うのですが。 でも、estebanさんのボーナス年間5ヶ月ってのはスゴイですね。それだけ貰えれば十分待遇良いって言えるかも・・・。
- orb
- ベストアンサー率53% (46/86)
先日のニュースで、近い将来、日本はフィリピン人の介護士を受け入れることになると伝えていましたね。 資格をもっていることや、日本語ができることなどが条件になっているとはいえ、日本で働きたいフィリピン人は多いので、かなりの数のフィリピン人がやってくることになりそうです。 そうなると、人手不足は緩和され、無茶な休日出勤や残業は減るだろうと思います。 しかし一方で、物価の安いフィリピンからやってくる彼らは、日本人より安い賃金でも喜んで働くでしょうから、その関係で日本人介護士の給料も、よくなることはあまり期待できないかもしれませんね。
お礼
アドバイス頂き、有難うございます。 海外から介護士を受け入れる計画があるのですね。知りませんでした。 私が傍から見た感じでは、日本の介護の現場では雇用者側が労働者のボランティア精神に甘えているような気がしてなりません。これから先、介護の現場で求められるのは、「私たちはお金を貰ってこの仕事をしているんだ」というプロ意識だと私は思います。ボランティアとは一味違った、プロの責任ある仕事が行われる環境が理想だと思うのですが・・・。なかなか難しい問題なんでしょうね。
お礼
再びのご回答、有難うございます。 バックに法人がついているのとそうでないのとでは、やはり違うんですね。 しかし、これから先、少しでも良い方向に進んでいく見込みは有るんでしょうか?いろんな介護施設がどんどん増えて、施設間での競争のような意識が生まれれば、少しは現場で働く人たちの待遇も良くなって行くような気はしますが・・・。