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ヨーロッパの田舎での日本人の扱い
私は9月からオランダ南西部の田舎にある大学に1年間の予定で私費留学で来ています。「国際的な環境の中で授業は全て英語」という大学のオイシイ宣伝文句に釣られて入学しましたが、学生と先生達は殆どがオランダ人で、留学生も大半はEU内からです。校内の標識や学校から送られてくるメールはオランダ語だらけで、町の中心地に行っても英語はたまにしか聞こえてきません。外国人は留学生も含めオランダ語が下手等の理由で偏見の中、細々と生活しているような印象を受けます。私もうさんくさい外国人のひとりとして、近くの銀行やお店に行っても不自然に見られたり疑われたりしています。 ヨーロッパではオランダ人はオープンだと言われていますが、ならその他の国に住む日本人の方はどのような経験をされているでしょうか?不思議です。
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こんにちは、marikopoppinsさん。 私は今、N.Y.に一年間の単身私費留学中です。 私はオランダに行ったことがないのですが、同じく英語を学ぶために留学中という立場で自分の経験お話させて頂きます。 私の滞在しているN.Y.は人種のるつぼと言っていいほど多くの人種が暮らしています。そのためか周りの人々が外国人慣れしているので、「日本人」という点で苦労することはありません。むしろ、皆とってもFriendlyです。 しかし難点もあります。お話した通り周囲が外国人慣れしているために、発音の悪い英語でも聞き取ってくれてしまうことです。でも、日本人はspeakingに関してはとてもshyなので、ゆっくり英語を聞いて貰える環境は私にとってはいいことだと思っています。 N.Y.には世界中の人々が集まってくるので、ヨーロッパ、南米、ロシア、アジア圏、アフリカ、沢山の友達が出来ました。中国語、韓国語、ロシア語、ポーランド語、アラビア語、スペイン語を挨拶程度ですが友達のおかげで覚えました。 周りの人々がFriendly&出かける場所がいっぱいある→楽しい&英語を話すチャンスがある→英語力がUP・・・これが私の現在のN.Y.留学LIFEです。 N.Y.に留学中なので上記のような感じですが、同じアメリカ国内でも田舎に留学されている方は「日本人」ということで目立ってしまうと言っていました。ちょっとした発音の違いで言葉が通じないし、かなりの忍耐力が必要なようです。そのかわりその忍耐の後には英語力がついてきます。 City又はCountryを選ぶかは、その人の忍耐力や学び方によってだと思います。 もしもmarikopoppinsさんにとって「英語を学びたい」ということが一番の目的であるならば、イギリスやアメリカがもちろん英語圏ですし、更に今の環境を気に入っていないのであれば、留学先や大学を変えることも可能だと思います。せっかくの私費留学、しかも一年限定なのですから、充実した一年間を送りたいですよね。 Friendlyなニューヨーカーですが、アジア人ということでヒスパニック系の子どもに紙屑を投げられたことがあるし、お店に入ってもわざと声を掛けられなかったりしたこともあります。その時は、「この人はかわいそうな人だな。」と思うようにしています。差別されているというより、その人のパーソナリティが良くないのだと。そういったアジア人に偏見を持っている人が全てではないので、そういう人はそういう人なんだと思って、まず自分がFriendlyになって、言葉が通じなければなにくそと勉強してみることが大切だと思います。 長々と書いてしまいましたが・・・お互い充実した留学生活を送れることを心から願います。そして応援しています。
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- Andrew
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私はオランダのアムステルダムから車で30分くらいのところに住んでいる駐在員です。会社のオランダ人の同僚(彼はアイントホーヘンの近くの出身です。もしかしたらそばですか?)に聞いたところ、ハーグやアムステルダムのような観光地以外では英語を話せない人が多いそうです。彼も田舎に帰って母に会うときは周りの人はオランダ語しか通じないそうですし。 欧州はどこの国も観光地ならば商売のため英語は通じます。確かにオランダ人はネイティブであるイギリス人、アイルランド人を除けば一番英語がうまいとは思いますが、それでもこの状態です。英語放送には必ずといっていいくらいオランダ語の字幕がついていますよね。自分の経験からは、イタリア、スペインはまったく英語はだめ。ドイツはまだましだけれど田舎に行くと手も足も出ない感じです。 ちなみに会社の同僚で上記の国に行った人に聞いたら、2ヶ月間はその国の言語の特訓を受けるそうです。仕事以前に生活ができませんから。もう来てから1年になりますが、日本にいたときは「英語ではきっちりコミュニケーションができないのに困ったな」と思っていましたが、来てみると「英語が通じるだけで天国」というのが実感です。 でも、オランダ人は親切な人が多いので、店やスーパーに行ったら、オランダ語でわからなかったら、「これは英語ではどう言いますか?」と話しかけてみてください。店員でない一般の人でも教えてくれますよ。あと、挨拶が大事。近所に住む人には英語でよいので「おはよう。こんにちわ。」と話しかけてください。きっと好かれると思います。 少しでも居心地がよくなればと思ってアドバイスします。
お礼
Andrewさん、オランダ国内からのアドバイスありがとうございます。 ここに来る前にインターネットやオランダ人の友人、大使館員などから受け取った情報では、オランダでは英語が通じ田舎に行くと話せない人もいる、というもので、私は文字通り信じてしまっていました。アムステルダムやロッテルダムだと話は違うのでしょうが、やっぱりオランダは英語圏ではないですから、日々の会話や周りから聞こえてくるのはオランダ語ですよね。オランダ(語)の環境が嫌なのではありませんが、こちらに来るまでは学校を含めもっと国際的な環境を想像していたので、「ガッカリ」が多かったです。 それにしてもオランダ語は難しいですね。何度言ってもらっても発音できません(T-T) 勇気を出して何度か話しかけてみたのですが、回りの学生に笑われたり、一斉にこっちを向かれたり、物まねされたりと不快なことが多いです。運がよければ、バス停などで親切なおじいちゃんやおばあちゃんが話しかけてくれます。言ってることが解らないから終始スマイルで通すことが多いですけど。
以前何かで読んだことがあります。「森鴎外だったか?夏目漱石だったか?」町を散歩して、大きな声で「看板」を読みます。うまく読めなくてもいいのです。読もうとしているところを、助けてくれます。道を歩く人たちが、正しい発音で、先生になってくれるのです。それで、6ヶ月で正しい発音を言語をマスターしたそうです。こうなりゃ、オランダ語を精通したら?なかなか日本には居ませんので「外資系」に就職できるかも・・・。
お礼
早速の回答ありがとうございます! 初めての投稿でしたのでドキドキして待っていました。 何でも前向きに考えることは大切だとはわかっているのですが、私が拙いオランダ語で話すと周りの学生に笑われたりものまねをされたりしました。いいスタートを切れなかったせいか、どうも自信をなくしてしまっています。 オランダ語の習得も挨拶やスーパーでの簡単な会話なら同じことの繰り返しなのでなんとか何を言っているのか解るようになりましたが、目的が英語での勉強であることや、卒業後のオランダ語の不必要さや難しさなど、自分で理由をつけて動機をなくしています。 がんばります。
お礼
pankoさん、回答ありがとうございます。 実は私も10代の頃カリフォルニア州に留学していたことがあります。その時は全面的に両親にサポートしてもらっていましたけど。 アメリカ大都市の人々の外国人慣れは今ではとても羨ましく思います。ここオランダは来て感じましたが文字どおり「小さな国」で、独特な国民性というか日本ともよく似た偏った集団心理みたいなものもあります。私もアメリカでいた時は、もっと柔軟性があったからかもしれませんが周りをそう気にせずにいられましたが、どうもここは自分が何もしなくても周りの圧力に押されるというか、そういった偏った考えを持った人の意見が大きな塊として自分より圧倒的有利な立場でいるものですから、自分が変わり者の立場になってしまいます。アメリカはよかったなぁなんて、思ってしまう今日この頃。 学校の変更も私の専攻がオランダでは稀なため、田舎の学校しか選択肢がなく、また英語圏の国は資金の関係で行けそうにありません。 私も「これが私のオランダライフ」といえる様に、自分に自信を持てるようになりたいです。