電池の長期保管と白い粉

質問

電池を安い時に買いだめして、普通に保管していたところ、表面に白い粉をふいていました。（アルカリ電池）

表面に白い粉をふいている電池でも、白い粉をティッシュなどで拭き取れば、利用して差し支えないのでしょうか。また、この白い粉に手が触れてしまっても、特に問題はないですか？

回答No.1

suzuhide · ベストアンサー

それは「漏液」では無いでしょうか。
説明は下記をご覧下さい。
アルカリ性が強いらしいので皮膚に直接着けない方が良さそうですね。

-----------------------記-----------------------
　漏液とは電池内部から電解液が漏れ出す現象のことです。
漏液の原因の主なものには、過放電、逆挿入、ショート、誤った充電等があります。
アルカリ系電池(電解液に強アルカリの液体を使用する電池)の場合、漏液について一般的にはソルティング(salting)、 クリープ(creepage)、リーク(leakage)の３段階に区別しています。
　ソルティングとは電池封口部分にわずかに白い粉が認められ、布で軽く拭くことによって容易に除去できる程度のものをいい、 実用にはほとんど支障が無く、電気特性的には全く影響の無いものです。

　クリープとは封口部分から電解液の這い上がり現象が認められ、 そのときの外囲条件によって湿っていたり乾いていたりするもので、時には相手端子を腐食したり接触不良を 起こしたりすることがあります。

　内部抵抗は、通電電流、周囲温度、電極構造に依存します。
一般的に通電電流が大きくなるほど、周囲温度が低くなるほど内部抵抗は大きくなります。
構造的には極間距離(正極と負極の電極間距離)が大きくなるほど、 電極面積が小さくなるほど内部抵抗は大きくなります。

　リークとは封口不良部分などから電解液が漏れているもので、明らかに不良とされるものです。

補足

ご親切にありがとうございます。
白い粉が手に触れても、せっけんでよく洗えばよいのですよね？　体温計の水銀のように、絶対手でふれるとダメといった性格のものではないですよね・・・。

回答No.4

Raistlin

＞せっけんで
石鹸はむしろ逆効果ですので、石鹸をつけているひまがあったら、どんどん水を流して洗い流してください。

＞体温計の水銀のように、絶対手でふれるとダメ
白い粉の害は、「(皮膚や空気中の)水分を含んだときに、皮膚を溶かす」事ですので、触った時点で害が出ます。
体温計に封入してある水銀は、ちょっと触ったぐらいではほとんど障害は出ないと思われます。

＞大体どれくらいの期間に使い切る
電池に使用期限書いていませんか?
もっとも、これは電池性能の話で、漏液するかしないかとは直接関係無いですけれど。

＞未使用のセロファンの内部で白い粉が生じてしまっている場合
経済性を気にして、買いだめするのであれば、同じく経済性の観点から、電池を使う機器がだめになってしまう可能性を考慮すべきですね。
一度ふき取ってきれいにし、しばらくたった後でもう一度出ているようなら捨てたほうがよいでしょう。
suzuhideさんの解説のsaltingに相当する状態なら、再発しないはずです。ただし、粉が出るまでには、いくらかの時間がかかるはずですので、粉が出ていない＝安全とできないところが難点です。

参考URL：

http://www.sanyo.co.jp/cs/academy/nitijyoh/nitijyoh.html

回答No.3

suzuhide

電池は本来「生もの」ですから、使う時にお買いになった方が良いと思います。
如何しても予備を保存するのならば、ラップなどに包んで冷蔵庫に保管して下さい。
電池は冷たい処に保管して、暖かくして使う物です。

回答No.2

ming3

使用できますが寿命は短くなっているはずです。
白い粉を良く拭き取ると同時に、長期間にわたり機器の中に入れっ放しのような使い方はしない方が良いと思います。

買いだめしてある他の電池についても、白い粉をよき拭き取り乾燥した場所に保管する必要が有ると思います。
これからの季節は湿度が低くなりますので比較的に楽だと思います。

白い粉に触れても、手を良く洗えば問題ないと思います。

補足

ご親切にありがとうございます。電池を買い置きする場合、大体どれくらいの期間に使い切ることを目安にすればいいのでしょう。
あと、未使用のセロファンの内部で白い粉が生じてしまっている場合、そのまま使うまで放置しておいて、使うときに白い粉を拭き取ればよいのでしょうか。
未使用品との区別をするために、使用する前の電池のセロファンはできるだけとらないようにしているのですが。