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DICとIllustratorについて教えて下さい。
初歩的な質問だと思いますが、DIC Colorって印刷所にデータを入稿する時に指定する特色のことですよね?(^_^;) Illustrator10を使用していて、色を指定する際にスウォッチライブラリのDIC Colorパレットから選択したりしています。別に印刷所に出すデータではありませんが、なんとなく便利なので…。 それで会社のレーザープリンター(Xerox DocuCentre Color f350:PSキット付)から出力すると、ちょっと違う色が出て来ます。キャリブレータを使って色調整をしているわけではありませんので、ディスプレイと違う色が出てくるのは分かります。 じゃあ何と色が違うかと申しますと、会社に置いてある『DIC 第15版』と書かれてあるカラー見本とちょっと違うんです。Illustratorでオブジェクトに指定した色は『DIC 578p*』となっているのですが、見本の『DIC 15版 578』という所と見比べると…ん!?(+_+)。という感じなのです。私が見本の見方が間違っているのでしょうか? 他にも同じ所に『DIC 第1版』というものもあったりして、それの『P-578』を見ると朱華(はねず)なんて茶色を薄くしたような色があったりして、何がなんだか分からない状況です。 ※プリンタはXeroxに出来るだけDICの色と合うようにお願いしてしてあります。なんでもPSキットを付けると可能だという事なので、PSキットを付けてあるのですが…。 長くなりましたが、 ○DIC見本の見方 ○IllustratorでDICを色選択として使う際の注意点 ○他に「あっ、コイツ何か勘違いしてる」と思われた事 を教えて下さい。 よろしくお願い致します。<(_ _)>
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>IllustratorでオブジェクトにCMYKで色指定して、印刷業者にコート紙や上質紙にて出力してもらう際は、『DIC プロセスカラーガイド1000』や『プロセスカラーノート』の色を参考にすれば良い。 CMYKの出力の場合、プロセスカラーガイドのCMYKの割合を参考にされると良いと思います。ただし、印刷機の状態によって色再現が変わることも念頭に置いて、指定色が欲しい場合は、部分的にチップを付けて色指定すると印刷オペレータがちゃんと出してくれますよ。 >『DICカラーガイド』『DICカラーガイド(PART2)』『日本/フランス/中国の伝統色』『グレイトーンカラーガイド』は印刷業者でしか正確に再現出来ない。プリンターでは違った色にで出てきてしまう。 特色(とくしょく)はピュアな顔料を組み合わせたインキです。従ってインクジェットプリンタや複合コピー機などで使用されているインクやトナーでは再現できないものが多いのが現実です。企業指定色などの色の厳しいものの場合は特に特色として特練りインキを使い印刷依頼しましょう。クライアントに示す色見本は特練りインキ使用の旨を明記してチップを付けCMYKで出力してもOKです。 カラーガイドの中にはシルバーインキやパールインキを使用したものもあります。これはインクジェットプリンタなどでは色再現は不可能です。 >そんなに色を合わせたければ、キャリブレータを使って色を合わせろ。 プリプレス分野はコンピュータ化が進んでいます。コンピュータは正しいデータを与えてやることでかなり正確な情報処理が可能です。そのために理想的にはディスプレイ、プリンタなどのデバイス毎に変換データベース(プロファイル)が必要となります。 実際の印刷現場ではプリプレスのコンピュータ化にまだまだ十分に対応しきれておらないのが実状です。ほんの一部の印刷会社のみが対応できていますが・・・・。もうちょっと待って下さい。
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- shige117
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第1版のP578はプロセスカラーガイドという製品の番号ですね。プロセスカラーガイドとはCMYKの網点で再現しているカラーガイドです。通常のカラーガイドではインキを混合して色を作成しておりますので全く違ったものと考えて下さい。頭のPがキーポイントです。 他にも日本の伝統色、中国の伝統色、フランスの伝統色では番号の前にN(日本の伝統色)、F(フランスの伝統色)、C(中国の伝統色)の表記になっています(但し、日本の伝統色の6版まではN表記はありません)。 ご質問のカラーガイド15版578ですが、添付のカラーセレクタを見ていただけるとわかるのですが、たぶんFグロス59藍単体の色ですね。カラーガイドの中でFグロス単体の色に関してはコート紙と上質紙の色見本を入れてあったはずです。他の混色系はコート紙のみ。他の方が指摘されているように*マークはCMYKで出しにくい色ですからもしかしたらもう少し別の色かも知れませんが・・・。 DICのホームページでも公開しているICCプロファイルのご使用に当たっていくつかの前提があります。印刷物状態としてCMYKの濃度がそれぞれC:1.60 M:1.50 Y(47B):1.40 K:1.85で印刷し、フィルム上50%網が印刷物上で68%(光学的)に再現されていることと言うものです。印刷機械のメンテナンス次第では無理な数字ではありませんが、結構ズレている印刷屋さんが多いのも事実です。(現在印刷業界ではカラーマネージメントとして取り組みが活発ですが・・・あと一歩の所です) プリンタとの色のマッチングですが、精度を上げるのであれば個別のデバイスプロファイルを作成する方がよろしいかと思います。また、プリンタに出力する信号に関してはDDCPではなくXeroxの複合機をお使いの場合、CMYK出力よりRGB出力をお勧めします。RGBで出力した場合、プリンタ内のプロファイルを使い各色を印刷します。Xeroxの一部の機種はDICにて色再現の認定を受けているはずです。但しこの認定は内部プロファイルをスタンダードから替えていると思います。 特色を使用する場合は、通常のCMYKの4版の他に特色用の版を作成する必要があります。この場合、印刷会社に対しDIC番号だけではなく色チップを一緒に渡して下さい。カラーガイドはあくまでも見本として実際に印刷して作成しております。そのためロット間の色の差、ロット内での色の差があります。ましてや、デザイナーさんの保管状態では色が退色している場合もあります。退色した色がデザイナーさんの感性に合っているなどと言うことも過去にありました。その場合でも色は作れます。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。<(_ _)> 私の知識でなんとなく理解できましたのは、最初から『少し別の色かも知れませんが・・・。』まででした。 スミマセン。(^_^;) 大日本インキ化学工業(株)の“カラーガイドシリーズ&関連商品”のページを見てみましたが、つまりは… ○IllustratorでオブジェクトにCMYKで色指定して、印刷業者にコート紙や上質紙にて出力してもらう際は、『DIC プロセスカラーガイド1000』や『プロセスカラーノート』の色を参考にすれば良い。 ○『DICカラーガイド』『DICカラーガイド(PART2)』『日本/フランス/中国の伝統色』『グレイトーンカラーガイド』は印刷業者でしか正確に再現出来ない。プリンターでは違った色にで出てきてしまう。 そんなに色を合わせたければ、キャリブレータを使って色を合わせろ。 と、いう事でしょうか?
- papuatama
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補則説明をお願いします。 DIC 第15版の578とDIC 第1版の578の色見が違うという意味ですか?それともレーザープリンターの印刷結果とDIC見本帳との色見が違うという意味でしょうか? ●発色の原理が違う出力結果での比較 PCの画面はRGBの混色で発色させており、プリンターはメーカー独自のインクを使用して連続階調の濃度差で印刷しています。DICの方は特色を何色か混合させたベタ塗りの色見です。 それぞれ発色剤や印刷方法が異なるので、印刷結果が一致する事はありません。試しにプロセス色見本帳と同じようにY100%-0%、M100%-0%の階調ブロックを作って印刷してみてください。きっとあまりの差に驚かれることでしょう。 ●DICカラーを使用したデータづくり カンプや社内使用のものなら特に意識する必要はないと思いますが、印刷会社に出すデータでDICを使うのは注意が必要です。Illustratorの生データで入稿すると悲しいかな4色に変換されてしまい、特色2色印刷のはずがプロセス4色印刷に化けていまうのです。印刷所の中にはDIC指定のまま2色データに変換してくれる会社もありますが要確認です。 ●PSキットとは 普通のプリンタはパソコン側の描画エンジンを使って印刷しますが、それではEPS画像が粗画像のまま汚く印刷されてしまいます。それを解決するのがPSキットです。生データ(PSデータ)を受け取ったプリンタは内部のCPUでリンク画像を読込み、フォントはフォントに最適な解像度で、画像はリンク先の元画像の解像度で印刷します。 もちろんインクは元のままなので発色は同じです。つまりatonementさんが問題にしている発色とは何の関係もない部分で働く機能なのです。
補足
回答ありがとうございます。(。・_・。) 補足説明させていただきます。 ○DIC 第15版の578とDIC 第1版の578の色見本は全く違います。 ○レーザープリンタとDIC色見本の色も違います。 Illustratorではオブジェクトに『DIC 578*』を指定。画面上では濃い青色。プリンタで出力した結果はもう少し濃い青い色。DIC 第15版の578はなんだか明るい青色。DIC 第1版の578は明るく薄い茶色です。朱華(はねず)って書いてありました。 DICのカラーチップは1枚に幾つもついていて切り離すようになっていますが、DIC 第15版には2枚ありました。1枚はツルツルでキレイな紙で、もう1枚はツルツルではなくちょっと質の落ちたような紙でした。どちらも同じ578の番号なのに見た目が違うんです。(-_-;) これって…何でしょうか? だいたい、DIC 第15版のカラーチップにはCMYKの表示がありません。DIC 第1版のカラーチップにはCMYKの表示があるんですが…。もう何が何だか分かりません。
- nemosan
- ベストアンサー率22% (582/2598)
『DIC 578p*』等の * が付いているインク色はCMYKで再現出来ない色です。画面上に表れるのはあくまでも近似色ですので、PSプリンターから出力しても色見本と同じには絶対になりません。 1色刷り用に印刷所にデータを入稿する時には、グレースケールのデータとインク色の見本用にカラーチップを添付する方法もあります。
お礼
回答ありがとうございます。(^_^)/ > * が付いているインク色はCMYKで再現出来ない色です。 なんと、全っ然知りませんでした。勉強になります。<(_ _)> >1色刷り用に印刷所にデータを入稿する時には~ う~ん、そ~なんですか…。とすると、#2の方のお礼に書いた特色指定する時には、グレースケールのファイルが別途必要なんですね。それにカラーチップを添付して業者に渡すと…。勉強になります。ありがとうございました。<(_ _)>
Illustrator10もご質問内のレーザープリンタも使った事がありませんので 思いつく事をいくつか。 まず、Illustratorのカラー設定が「RGB」になってはいませんか? 次に、DICで表示させた後にその色をCMYKに分色させてみて それでプリントしてみてはどうですか? 分色はDIC色を選択した状態で「カラーウインドウ」の「CMYKマーク」をクリックすると DIC色がCMYKに分色されます。 プリンタのRIP(PSキット)はCMYKを基準にして色出しをしますから DIC色表示の場合とは違いがあるかもしれません。 ● それと、印刷所に渡すデータはDIC色ではなくCMYKに分色して出してくださいね。
お礼
回答ありがとうございます。 もちろんIllustratorのカラー設定はCMYKになっております。(゜_゜>) DICの設定のままとCMYKに変換してから出力する色って違うんですか?知らなかった…。(-_-;) > 印刷所に渡すデータはDIC色ではなくCMYKに分色して出してくださいね。 DICで特色指定する際にはどうすればいいんでしょうか? (↑なんだか質問が多くなってきましたので、別途質問致します。)
- p-p
- ベストアンサー率35% (1990/5656)
PS=ポストスクリプトですね PCから出力機器(プリンタなど)に データを送る規格の一種です デザイン関係や印刷関係は結構つかってます 機種間による ドライバソフトなどのちがいをなくす為、作られた規格です(詳しくは パソで検索してみてください) プリンタやパソモニターは それぞれに色のでる具合がちがいます(モニターは光 プリンタはインクと色素も違う) そのため、キャリブレーションやカラープロファイルの設定をして誤差を小さくします モニターのプロファイル設定はしてますか? WINなら デスクトップ画面で右クリック>プロパティ>色の管理です 印刷は処理機械が違うもの同士だと100%同じにはなりません ですから プリンタ出力した見本はあくまで目安であって 絶対基準をDICカラーで行います DICカラーで色指示を行い 最終出力時には パソのデータ上ではなく DICカラーの色見本と同じ色になるように 出力機器の色調整や原稿のデータをいじったりして 指示どおりの色になるように作業します 大体こんな感じですが つたない説明ですみません
お礼
回答ありがとうございます。(^_^)/ デザイン・印刷関係の仕事ではなんです。 事務所で店舗内の掲示物・チラシの製作をよくしています。(^_^) まぁ、その程度という事で知識も本を見て30%程度理解できる状態です。 最終出力の際はその都度その都度、DICに合わせて設定し、印刷するのでしょうか? それだとかなり面倒くさい事になりますが…(^_^;) えぇ、何にも知りませんでした。
お礼
再度ありがとうございます。(^_^)/ 今回いろいろと勉強になりました。もうちょっと印刷の事やカラーマネジメントの事について勉強する必要がありますね。実際に業務に携わってみると分かりやすいのですが…。 ウチはそんな会社ではないし…(-_-;)。 頑張ってみます。