素手で触れてはまずい強アルカリならば油脂やタンパク質の除去には有効ですが、除菌、殺菌効果はほぼゼロですから、各種雑菌やカビなどが多く、油汚れや皮脂汚れや手アカが付きやすい訳でもない冷蔵庫内の清掃には「意味なし」でしょう。
開閉取っ手部分に対しては「水道水よりはマシ」とは言えますが、わざわざ使うような効果はなく、取っ手に雑菌は残ったままです。別の除菌効果のあるもので拭き直す必要があるので、結局2度拭きが必要なら引き続き「意味なし」でしょう。
基本的にはレンジフードやコンロ周りの「油やヤニ汚れをやわらかくするもの」だと思っておくのが的確です。
それ自体に「きれいにする」能力はないとも思っておくほうが確実です。
非フッ素コート鍋の、出来たばかりの些細なコゲならアルカリ電解水で落ちることもあります。
言ってはなんですが消費者の7,8割は中高化学内容も分からない人ばかりです。中学数学内容もあやふやな人ばかりです。「ちまたで話題」と言った場合にはほとんどのケースで「バカの間で話題」ととても近い意味です。どう頑張っても、一般社会からランダムですくい取ると、7,8割は残念な人々が含まれてしまうからです。
毎年、いくつもの新しい「素晴らしき万能アイテム」が生まれては消えてを繰り返すのは、そういうことですね。
100種の洗剤を丸暗記するより、「アルカリの何がどうしてコゲ落としに有効なのか。コゲとは何か」だけを知っていれば、洗剤の品名を1つも知らなくても自分が求めてる洗剤を、パッケージ表面ではなく裏面の成分表示から探して選ぶことが出来るわけですよ。
「まぜるな危険」と言われなくても分かるわけですよ。
アルカリ電解水は、上述「7〜8割の人々」よりははるかに万能です。もう、全知全能の神ぐらいの万能です。言い換えると「無敵の人」です。
マイクロファイバーは微細な毛が1回ごとにわしゃわしゃわしゃ…となるおかげで、擦らなくても落ちる汚れを「少ない回数で拭き取る」効果はあります。
他方、繊維自体はごく硬質なものなので、力を入れて拭くと冷蔵庫内プラスチックや、キッチン大理石、ツルツルピカピカステンレスなどにはキズが入ります。ここでもまた「"7〜8割"とハサミは使いよう」なことにお気をつけください。
お礼
そうですか。 じや、たまにアルカリ電解水使いますね♬