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北海道
北海道の方に質問です。 50年ほど前の学生時代に自転車で北海道旅行しました。夏場なので寝袋で野宿や駅泊(当時は駅でも夜間締め出しはなかった)の貧乏旅行でしたが、寝る準備をしていると通りがかった人が「こんなところで寝るぐらいならうちに来ればいい」と声をかけてくださって、夜食にお風呂などお世話していただき、翌朝には朝食、時にはお弁当までも持たせていただいたり。というのが各地で何度もありました。 それ以外でも道中親切にしていただいた事例は書ききれません。 四国ではお遍路さんにすごく親切というのは聞いたことはありまが、北海道は貧乏旅行している人には親切にという文化なのでしょうか?
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30年ぐらいほぼ毎年、徒歩で北海道を旅してました。 20~30kgぐらいの荷物を背負ってテントや野宿しながらです。 数年前に足を怪我したこともあり、引退です。 ですので、あなたの言う「文化」というのも人一倍い感じてましたし、その変化も見てきました。 もう北海道も変わりました。というより荒廃が進んだという感じでしょうか・・・。確かに20年ぐらい前までは、地元の人との交流は多かったですね。 一日に何度も車に乗って行けと呼び止められましたが、最近はほとんど無くなりました。 知り合った人の家に泊めてもらったり、キャンプ場でバーベキューにお呼ばれしたり、昆布をもらったり、いらないというのにリポビタンDを箱ごとくれようとしたり、思い返せば多々あります。 ただ、近年はそういったこともめっきり減ってきていました。 根本的に言うと、人がいないのですよね。 集落に店もなければ誰も歩いていない。 今や北海道の田舎はそんな感じになってしまいました。 汽車はなくなり、バスは減便。残ったわずかな人も買い物は数十キロ離れた街まで車で買い物。あとは集落にセイコーマートがあれば幸せなほうというありさまです。 また旅行者も変わりました。 まず、圧倒的に減りました。あれほどいたバイクもめったに見なくなったし、さらにいうと若い人がいないのですよね。よく見るのは30から40代のライダーばっかり。若い人はもう、北海道を長期で回るなどという旅行はしないのですよ(たぶん)。 富良野とかニセコとかいった観光地をレンタカーですっと回るだけ。当然、ホテル泊です。 そういったところは中国人観光客も多いですし・・・ だから、昔ながらの貧乏旅行なんていうのもめったに会わなくなってしまいました。 年々、変わってきたなと感じてはいましたが、気づけばこんな感じです。寂しい限りですが、あなたのおっしゃっているのは昔話になりはじめていますね。
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- 5555www
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北海道は貧乏旅行している人には親切にという文化なのでしょうか?……「文化」というほど定着しているものではないと思います。ただ、北海道は、先住民アイヌは別として、明治以降の開拓によって開かれた島で、開拓者の生活は相当厳しかったようで、お互いに苦しい時、困ったときには助け合うという文化は育まれたようです。また助け合わなければ生きていけない環境、開拓者の生活だったのだろうと思います。そしてその助け合いの精神が、現在でも北海道独自の冠婚葬祭の風習として残っているようです。 ただ、50年前と今日では、北海道もすっかり変わりました。北海道だけじゃないとは思いますが。50年前はサイクリングで北海道一周なんていうのは、内地の大学生の夏休みの定番イベントみたいなところはありました。私の内地に住んでいるいとこも、ちょうど50年くらい前に、北海道一周サイクリングで、札幌に住んでいた私のところにも寄っていきました。(笑) 当時は、夏でも夜は寒く感じる日があったので、毛布を持たせ、たっぷり食べさせて送ったのを想い出します。今日では、もう、69015802さんの想い出に残っているような北海道ではないかもしれません。
お礼
- oska2
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>50年ほど前の学生時代に自転車で北海道旅行しました。 私の時代は、夏になると「ミツバチ族」としてバイクで回っていました。 >寝る準備をしていると通りがかった人が「こんなところで寝るぐらいならうちに来ればいい」と声をかけてくださって 当時は、JR無人駅などで寝袋で宿泊しても「暗黙の了解」でしたよね。 また、確かに近所の方が「どこから来た?」との会話になり食事・宿泊を世話してもらった事も多々ありました。 >四国ではお遍路さんにすごく親切というのは聞いたことはあります 「お接待」ですね。 お遍路さんは「空海さん」と考えて、新設にすれば一緒に巡礼した・功徳を積む事になるとの風習です。 >北海道は貧乏旅行している人には親切にという文化なのでしょうか? 北海道は、歴史が新しいですよね。 もちろん、先住民のアイヌ族は太古から住んでいますがね。 全国各地に、アイヌ語の地名が多く残っています。 神武天皇がヤマトに侵攻する前に(ヤマトを)統治していた王若しくは一族が「アイヌ人」との説も、あります。^^; まぁ、歴史的には幕末に新政府軍に敗れた佐幕派藩士が移住していますよね。 また、全国各地の次男坊三男坊が新天地を求めて北海道移住しています。 日本と言えば、島国根性で有名です。 が、北海道民は「大地の感覚」を持っています。 誰とでも親しくなりますよ。 逆の言い方をすれば、(開拓当時は)一人では住めない過酷な地だった。 見ず知らずの人たちと、共同で作業をする必要があったのです。 このDNAが残っているので、旅行者にも優しいのでしようね。 余談ですが・・・。 後輩が、礼文島で結婚しました。 ミツナチ族で礼文島に行った時に、地元の短期バイト先の娘と出来てしまったのです。 何故か、住み着いてしまったとの事です。^^; 今は、どうしているのでしようかね?
お礼