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火垂るの墓と野坂昭如の実話には差があるらしいのです
火垂るの墓と野坂昭如の実話には差があるらしいのですがどれですか?
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「どれ」と言って書ききれないほど。 火垂るの墓は野坂昭如の実体験を「題材」にしてはいても、あくまでも小説、小説としての質のために変えた部分が沢山あります。 ・兄と妹の血縁関係の有無 ・空襲で養母は死亡していない ・年齢の設定 ・周囲の大人の性格、行動の設定 ・妹に対する接し方 後にご本人が「私の小説から 火垂るの墓」というエッセイでいくつかに触れています。「アドリブ自叙伝」という本に掲載されていて、これは大きめの図書館なら所蔵しているだろうからご確認あれ。 映像化された作品はさらに原作から変更された部分もあるでしょうが、これは原作を読んでから見れば判るので検証してみてください。(私は映像化作品を見ていないので)