社会性があるのに友達がいない
社会性とは何か、という話になってしまうと、
ずれてきてしまうと思うのです。
真の意味でいうと、社会性はないのかもしれません。
ここでいう社会性とは、もっと低次元の、
何かしてもらったら御礼を言うとか、後ろの人のためにちょっとドアをおさえていてあげるとか、
ある意味で必要最低限の社会性です。
あたしはそういうことは、できていると思います。
人当たりも一見良いようです。
そういうことができない人、今の世の中、いっぱいいますからね。
だのに反面、あたしには友達がいないのです。
まず学生時代の友達ゼロ。
すごくないですか?
私はゲイで、ノンケ社会とは一切かかわりを持つ必要はないと、決めてかかっていた節は確かにあります。
どうせノンケとなんてうまくいかない。
私は男の子が怖いのです。男言葉が怖いのです。
男達の共通認識が怖いのです。男の連結が怖いのです。
あたしを男として近寄ってきて扱おうとする男が怖いのです。
とにかくそんなわけで、私はノンケ社会とは一切のかかわりを持たずに暮らしてきました。
意外とそれができちゃいました。
ゲイの社会の友達関係は、わたしにとっては、ですよ?もちろん、希薄なものです。
音信普通になることもよくあるし、また、その後ちょっと復活もできます。
友達だと思ってたけどエッチしちゃうこともままあります。
だからって付き合うんじゃないんです。それはそれでおしまいなんです。
ま、いーや。
とにかくあたしは社会性があるのに友達がいないんです。
おかしくありません?
みなさんは、友達の定義ってなんだと思います?