>大きく勝っている彼らと勝てていない人の違いって何だと思いますか?
「運があるかないか」ですかね。何かで成功する人はどんなジャンルであっても「運」があります。例えば大谷翔平選手だって、もし当初の希望通りに日本ハムを経ないで直接メジャーに挑戦していたらどうなっていたか。とりあえず「二刀流」だけはなかったことは間違いないと思います。そうなると1000億円なんて契約はどう考えても不可能で。そして日本ハム時代も栗山監督(当時)が「二刀流でやればいいじゃない」と栗山監督だけに(意味深)いってくれたから実現したわけで。張本のお爺ちゃんを始め、当時は反対した人は大勢いました。
投資の世界では、BNF氏がそうですね。「ジェイコム誤発注事件」がなければ現在のBNF氏はなかったでしょう。
しかしそういう「運」を引き寄せるのも実力のうちだと思います。そしてなにより、彼らが「生き残っている」ということが彼らの実力を示していると思います。
>表に出てきていないだけで、彼らくらい勝っている人って多いのでしょうか?
彼らレベルとなると稀ですが、投資などで大勝ちしている人がいるのは確かです。たまに宝くじを当てるような勝ち方をする人がいますが、それは「運」だけの話なので、こういう人は大抵「大勝ちしたけど結局全部スッた」になります。一発屋で終わるかどうかが実力次第ということなのでしょうね。
>どれくらいいるかっていうデータみたいなのってありますか?
データをとるためには「負けた人のデータ」が必要です。どのくらいのプレイヤーが「強制退場」させられているか、それが分からないといけませんが、そういう人は夜逃げした人もいるでしょうし、自殺しちゃった人もいるでしょうから、データがとれません。
けれど、ビジネスの世界では昔から「2:8の法則」ということがいわれています。上位2割の顧客で8割の売上が達成されているとか、上位2割の製品が売上の8割を占めているとかです。
不思議とこの法則がいろんなところに当てはまるので、これに当てはめるなら「上位2割のプレイヤーが、利益の8割をとっている」ということになるのかなと思います。
そしてそれはきっと、中らずと雖も遠からずなんじゃないかなと思います。
cis氏のインタビュー記事を見ると、彼は成功すべくして成功した気がします。データ解析について子供の頃から天才的な才能を発揮していたようですね。誰でも努力すれば大谷翔平になれないのと同じで、我々凡人がいくら努力してもcis氏にはなれないと思います。