初鹿明博議員、暴力団が銭湯に入るお墨付きを与える
昨日、私は民進党の初鹿明博議員に、暴力団が銭湯で入浴出来るようお墨付きを与えるような質問を何故したのかを電話で質問しました。
初鹿議員は「日本に来る外国人が増えている。入墨している理由で銭湯に入れないのは問題だ。ベッカムも入墨をしている。」と述べた。
続いて、「僕が詳しく調べたところ、ヤクザが入墨をするようになったのは昔流行った任侠映画の影響によるものだ。元々、江戸時代の鳶職の職人が入墨をしていた。一般人でも入墨をしていたということだ。入墨はアートだ。日本の入墨技術は世界的にも有名で、外国からわざわざ日本に来て彫り師に(龍や般若の)入墨をしてもらっている外国人もいる。身体にアートをしている理由で入浴出来ないのは差別だ。公衆浴場にヤクザが来て欲しくなればヤクザは入浴禁止と張り紙をしておけばいい」と述べた。
しかし「公衆浴場内でヤクザと一般人の違いをどの様に見分けるのか?どちらも入墨をしている事に違いはない。」との質問に対しては「今後、議論の必要がある。具体的には未だ案がない」と述べた。
「彫り師の仕事は医師法に違反していて違法状態である事実を知っているのか?」との問いに対して初鹿議員は以下のように述べた。「知っている。今後、何らかの規制をする必要がある」。
「彫り師以外が入墨を彫れないようにさせることを意味しているのか?」との問いには「今後、議論の必要がある。具体的には未だ案がない」とのみ答えた。
「入墨は元々とび職の文化でヤクザは入れ墨をしていなかったとの発言だったが、(江戸時代末期の)清水の次郎長は入墨をしていなかったのか?」との問いには「清水の次郎長は・・・・入墨をしていました」と明確に回答した。
私が「健康ランドに行った時、倶利伽羅紋紋したヤクザが4~5人の集団で露天風呂にやって来た際に一般の客が一斉に露天から逃げて行ったのを目撃した事がある。ヤクザが公衆浴場に来ると一般客や公衆浴場にとって迷惑な存在となる。」と述べたところ、初鹿議員は「ヤクザが露天風呂に入って客が逃げるのは客の勝手だ。入墨とは関係ない。」と発言。同時に「入墨を理由に入浴を断ったのは違法だとの裁判例がある。入墨を理由に入浴を断ることは出来ない」とも述べた。
私が「それはアイヌの方が起こした裁判でしょう。アイヌの人とヤクザとを一緒にしないで欲しい」と述べたところ、初鹿議員は無言のままで反論はなかった。
何故、民進党議員は国会答弁を利用してまでしてヤクザに銭湯に入浴出来るようお墨付きを与えるような質問をするのでしょうか?
ご教示お願い致します。
入れ墨で公衆浴場利用の制限、政府「該当せず」
読売新聞 2/22(水) 9:12配信
政府は21日の閣議で、入れ墨をしていることだけを理由として、公衆浴場の利用を制限されないとする答弁書を決定した。
民進党の初鹿明博衆院議員の質問主意書に答えた。
公衆浴場法には、伝染病患者や浴槽を不潔にする人などについて、入浴を制限する規定がある。答弁書では、入れ墨がこれらの理由に該当しないとした。ただ、厚生労働省によると、同法は公衆浴場の営業者の判断で入浴を拒むことを禁止していない。暴力団排除などの観点から、入れ墨を理由に入浴を拒否するケースもあるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00050012-yom-soci