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フェミニストは悪なんですか?/逆差別/男尊女卑
大学の授業で女性の社会進出のために女性枠をもうけることは逆差別ではないと聞きました。なぜなら過去の男尊女卑によって女性の地位は男性より低いのが現状です。雇用の機会に制限はありませんが、、。ネットで調べても同じことを書いてる記事を見ました。だけど、このことをAさんに言ったらフェミニストだと笑われました。さらにネットで調べて見たら、若い男性はフェミニストを嫌う傾向があるようです。そこで、私の考えは間違っているのでしょうか。偏っているのでしょうか。女性が活躍できるように社会の仕組みが変わるのは悪いことでしょうか。 分かりづらい説明ですみません。
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>若い男性はフェミニストを嫌う傾向があるようです。そこで、私の考えは間違っているのでしょうか。偏っているのでしょうか。女性が活躍できるように社会の仕組みが変わるのは悪いことでしょうか。 <いいえ、間違ってはいませんし、相手の考え方も間違っているとは言えません。 多様な考え方を容認し、多方向からの考えを精査して議論する事こそが民主主義社会を豊かで幸福な環境に導く基本理念でしょう。 老い若いに関わらず、日本の男性が Feminist を嫌いがちなのは日本の男女平等環境に充分な理解を得られず、実際には歪な環境に見えてしまうからです。 例えば「Silver Seat は良く解る。老人だけでなく妊婦や Baby Car の女性、病人や身体の不自由な方を優先して座らせる席だ。でも女性専用車って何? 何で階段脇の車輌を女性専用車にするの? 気付かずに女性専用車に座ったら犯罪者を見る目で周囲から睨まれ、何て非常識な奴だとでも言うような口調で諭されるのは何故? Silver Seat と同じく気分が悪い人や身体が不自由な人は性別に関係なく緊急避難席にして良いと車内 Announce されているのに『気分が悪いのでちょっと休ませて』なんて言おうものならば『性犯罪者確定っ!』にされてしまいそうな視線で睨むのは何故?」とか「生理休暇が認められている筈なのに先輩達は誰も取っておらず、有給休暇を申請して生理休暇に充てている。理由は生理休暇は有給じゃないのでただのズル休みにされてしまうからなんだって。」とか、上っ面の男女平等が先行して Feminist と称される Commentator も真の理由を解り易く説明できないからなんです。 男女平等の環境は結婚出産育児環境を整えない事には人口減少、老人社会化、国の衰退を招きます。 私が 10 年余住んでいた米国では中小企業の中以上くらいの規模となる会社には保育所を設ける法律があり、高校大学にも保育所があって赤ん坊背負って登校出勤している学生や社員をよく見かけました。……保育資格がある職員は 1 人だけで、あとは学生や Volunteer が手伝っており、女子高生は昔から Babysitter をやってみるという慣習がある国ですし……。 対して日本は保育所不足で若い夫婦への金銭的負担も大きく、出勤前に自転車の前後に幼児を乗せて保育所を梯子する父ちゃんや昼に幼児を迎えに行く母ちゃん達をよく見かけます。 米国では基本、幼児、小児は School Bus が送迎しますので、道端を幼児小児が通学している風景なんて見かけません。……近場の会社の保育所には背負って行けるし、遠くなら通勤に用いている自家用車に乗せて行けますし……。 日本では生理休暇や出産育児休暇を有給とすべきかもきちんと議論されていません……働かないのだから働いている人との不平等を避けるためにも有給扱いにはしないのが当然という考え方が一般的です。 近年やっと「働き方改革」で一定の有給休暇消化が義務付けられましたが、女性はそれを女性ならではの欠勤に充てない事には給与がj削られるというのが殆どの企業における実態でしょう。 「女性の地位は男性より低い」というのも女性の能力が低いからではなく、女性の生活環境が男性よりも就労に不便な環境が取り残されているのが原因です。 出産は兎も角も「育児・家事は女性の領分」とする古い慣習を改善する努力がなく、自分でこの環境を打開した女性だけが社会で高い地位に立てるという環境になっているのが現在の日本社会であり、高い地位に立てた女性は自らの環境に少なからず犠牲を強いられ、夫も女性に協力して自身の環境に不利な条件を飲まされているのが現状です。 「女性が活躍できるように社会の仕組みを変える」ために「女性だけを保護・優遇しよう」とする似非 Feminist は男性から嫌われるのは当然でしょう。 真の男女均衡は出産育児家事環境を変えない事には成立しないのですが、そこは慣習という人々の意識が形作る社会環境の問題であって法律という上からの規制でどうにかできるという一元的に変えることができる問題ではないのですが、上から法律で解決すべきだと主張する Feminist は目的が別にあるのではないかと胡散臭く見えてしまうんですよね(^^;)。
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- makeharu3019
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男の側からの意見ですが。 「機会の平等」や「性別に起因するハンデへの配慮」を求めるフェミニストに対しては、男も忌避感を抱かないと思います。 ですが、「結果の平等」や「性別に起因する優遇」を求める人に対しては「逆差別」という感情を抱くでしょう。 私の場合、上司が女性であることに何ら抵抗感を抱きませんが、「女性だから」という理由でそのポストに引き上げられたり、そもそも組織内の人数が圧倒的に少ないのに管理職の何割かを女性にするといった「数値目標の強制」に対しては、男性差別だという感情が湧きます。 男性から批判される過激なフェミニスト達は、「女性優遇社会」を目指し、「自分の思い通りにならないことを何でも男社会の所為にする」から嫌われるのだと思います。 男女には性別に起因する「一般的な傾向としての向き不向き」がありますし、個人としての資質・能力の違いに起因する「個別の向き不向き」もあります。それらの違いを踏まえた、合理的な判断と個人の選択とが融合した結果であれば、文句を言う人は少ないでしょう。
お礼