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音圧60dB位では約60Hzまで出れば良い?
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はじめまして♪ スピーカー再生環境であれば、おっしゃる通りでも、良いと思います。 それどころか、1オクターブ上の120Hz、あるいは150~200Hz付近を強調してしまえば、それ以下はかなり出ていないスピーカーでも概ね大丈夫なんじゃ?って思います。 そもそも、概ね100Hz以下、60Hz以下ならさらに、耳で聞く「音」というよりは、体で感じる「振動」という割合が多くなりますので、室内空間を伝わった音を聞く、スピーカー再生であれば、亜ひr程度以上の音量範囲でなければ、下手な誇張による最低域範囲拡大というスピーカーの音にはどうしても一定の個性(ある意味ではクセ)が強く出てしまいがちですし。。。。 (イヤホン/ヘッドホン利用の時は、また違った視点からの考察をすべきでしょう。) テレビの内蔵スピーカーで、60Hz付近までフラット(さらに一定以上の品位で再生)ができる、なんていうことは、現在ではほぼほぼあり得ないと言えますねぇ。 その上で、現実論としては『等ラウドネス曲線の逆カーブに近似する騒音計カーブ同様に感じる』というのを「補正」して、初めて「概ねフラット」にかじられるわけですので、例えば添付の図からは、80Hz付近で+20dBの補正を行えば良い。という話にもつながります。 音声信号(主に電圧値)で言った場合、+20d Bは10倍ですが、スピーカーを駆動する音声電力の場合、電圧が10倍なら電流も10倍、W数では100倍のエネルギーが必要になってしまいます。 視聴音量が60dB/SPLというとき、中域が0.1Wだった場合、80Hz付近は10W。。まぁ。一般的なバスブーストなどはせいぜい+12dB程度なんで、単純計算上の数値ほどの補正はできませんし、そもそも低い周波数ほどスピーカーの振動板の移動範囲、振幅が大きくなってくるため、過度なブーストは波形が崩れていき、好ましく聞こえなくなりやすい上に、スピーカー破損の懸念も出てきたり。。という範囲でしょう。 また、100Hz以下が非常に少ない、一般的なテレビやCDラジオ、スマホやノートPCの内蔵スピーカー音が「当たり前」という人にとって、100Hz以下の実音が多い環境で、「気持ち悪い」と感じたり、一部の人は本当に体調にも影響が出る。という話もあります。 (体で感じる低い周波数経験が非常に少ない環境で育つと、最初はどうしても「違和感」に思えるんですね。。地鳴りや雷などと同じような、恐怖感につながったりするんでしょうか。。?) 私の場合、産まれた時から毎年の盆踊りが目の前でしたので、でっかい太鼓の音も、花火大会などの音もほぼ毎年聴きながら育ったんで、全く最低域の実音は不安感に繋がらないどころか、むしろ好きな方です。 (スピーカー工作ファンでもありますが、本物の最低域再現って、ウン十年の試行錯誤から、スピーカーで再現することは、少なくとも私にはできない、という結論にしちゃいました。。汗) あと、添付いただいた画像だけで考えますと、63Hz以下は聞こえないから、どんなに振動があっても「騒音じゃない」と解釈できそうなのが怖い。 (まぁ、低周波振動の悪影響。という、違う基準での判断などで補えば、それでも良いと言えますが。。。) 単なるオーディオファンの端くれとしては、この程度までの考えになりますかねぇ。(^o^)
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- gunsin
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コントラバスの4弦の開放弦が最低音、E1 で41.203Hzです。 音階で、B1 で61.735Hzですね。 実際の演奏では、E1の音を使用する事は、殆ど無いと思われるので、 音楽を聴く上では、60Hzで充分と思います。 ピアノの鍵盤1- A0・27.5Hz~3- B0・30.868Hzは、駄耳では ボロボロと聞こえるだけで、音階は聞き分けられなかったですね。
補足
実際の演奏ではコントラバスの最低音E1(ミ) 41Hzは殆ど使わないし、B1(シ) 62Hzまでも充分で音楽は80Hz以上が多いですが、 その辺の周波数は音階が分かり難いバスドラムが担当することが多いので充分出したいとは思います。 ピアノ27.5Hz~30Hzのように倍音列だけ聴けて音階も分かり難い重低音は楽音として使いにくいので低音楽器は40Hz以上が多いのは同感です。 低音ほど大きな音で無いと等しい音圧に聴けない等ラウドネス曲線の 聴ける最低音カーブと、 騒音計カーブの低音ほど小さく感じる特性と、 音楽の音圧がピンクノイズに似て音力(エネルギー)が等しくて低音ほど大きいのが組み合わさって黄色部の狭い範囲で聴いているようだと考えています。 回答ありがとうございました。
- HAL2(@HALTWO)
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Peak (と言っても VU に近い Response での Cymbals 音) 70〜80dB SPL で聴いている時に 60Hz 以下が 60dB SPL で聞こえてきても Powerful な重低音感にはなりません。 私は大太鼓みたいな Bass Drum を高速で叩く Metal 系の Rock も聴くのでですが、その際は AUDACITY で楽音の最大 Peak 位置を 60Hz ぐらいにして、高域に向かって 2dB/oct ぐらいの減衰率とした「かなり煩い(^^;)」Equalizing にしたりします。 Headphone だとこれで充分に御機嫌な Power 感が得られるのですが、Speaker System では 60Hz まで Flat どころか中華 Class D Amp' で駆動する 160Hz 以下を Full Range Unit の 1kHz よりも高音圧にした折り曲げ Bazooka 式 Super Woofer を用いても中華 Amp' (Super Woofer) の Volume を上げてしまいます(^^;)。 耳まで 1m ない Full Range Unit の 1kHz 音圧よりも 15dB-SPL は大きい音ですので、多分 90dB-SPL 以上の Peak になっているでしょうね……中華 Class D Amp' 様々です(^^;)。 Classic では Chamber Classic ばかり聴いているので Super Woofer なしで Cello 音が痩せても気にならないのですが(笑)、箏曲では Full Range よりも大音量の Super Woofer を入れないと弦の胴鳴り音みたいなのが感じられなくなります。 Jazz Quartet は Wood Bass も旋律を追ってしまうので胴鳴り音は 60Hz 程度まであれば良く、40Hz まで求めると音色の Balance が崩れます。 Headphone 聴収でも下手に 40Hz 以下まで音圧を求めると音色 Balance が崩れる事が多いので、60Hz まで感じられるぐらいの Balance が得られるのであれば充分に High Quality だと思います。 Animation や Movie を観る時は音量を控えめにする事から Super Woofer の音圧はやはり Full Range Unit よりも 10dB 以上大きいだろうと思いますが、Main の音量が小さい分、 等感覚 Loudness とするにはやはり重低音はかなりの量が必要みたいです。 一方 Animation や Movie の Sound Track (Song ではない) は結構 Wide Range で音が収録されているものですので、曲の雰囲気に合わせて AUDACITY での Equalizing もかなりこまめに調整しますが、音に集中する分、やはり 60Hz の音圧が感じられないのは寂しいものですので Peak 音は 1kHz よりも 60〜80Hz の方が大きくなってしまいます(^^;)。 あと、これは私の癖なのですが、Test Tone では 13kHz 以上なんか聞こえないのに 13kHz までの Peak 音が全体の Peak 音よりも -30dB 以内に入っていないと物凄く物足りない、何だか AM Radio みたいな感じがしてしまいます……16kHz以上はなくても気にならないのですが……。 64Hz が 0dB の Peak で 16384Hz が -24dB だと 高域に向かって 3dB/oct の減衰率となる Balance ですので、それよりも高域減衰率が大きいようにも見えますが、実は 32Hz〜128Hz が結構な山になっていますので 60Hz から -3dB/oct か、倍音や響鳴音をもっと聴き込みたいためにちょっと High 上がりみたいな Balance になっている事が多いです。 でも疲れていて BGM みたいな「ながら聴き」する時は -6dB/oct みたいなものにする時もあります……40〜60Hz ぐらいを Peak にして -6dB/oct 以上の High Filter 状態にすると眠りを誘うみたいですね(笑)。……YouTube で Deep Sleeping なんて環境音楽を検索するとそんな Equalizing の曲ばかりです(^^;)……私はボーッとはするものの、眠くはならないですけれど(笑)。 素敵な Audio Life を(^_^)/
補足
音響は空気質量があるので音力が1/f周波数でピンクノイズ近似の右下がりカーブですが、 質量が無い電気で見ると電力が周波数に無関係でフラットです。 ながら聴き60dB位?では図のようにオクターブ当たり音力が等しい60dB位?のカーブで聴いていると思います。 60dB位小音圧では騒音計カーブのように低音が聴こえにくいです。 80dB位やかましい音で聴かないと重低音を感じないです。 詳しい回答ありがとうございました。
お礼
補足
音力(エネルギー)フラットで音圧が高音低下のピンクノイズは、 20Hzが20kHzよりも30dB(音圧30倍音力1000倍)大きいけど人の聴力で消されて75dBで聴こえる20Hzの音でも巨大100dB以上ないと聴こえないようです。 音楽はピンクノイズよりも低音と高音が低下しているのでやかましい80dB位で聴いても40Hz位以下は聴こえないのはベースやバスドラム最低音が40Hz以上であることが証明していると思うし、 巨大音圧用以外では40~16kHz程度出せれば良いと感じるし、40Hz以下は振動として感じます。 昔は小さな音で聴く用途にラウドネスコントロールが必須でしたが バスブーストで代用していると思います。 回答ありがとうございました。