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フランケンシュタイン役
映画のフランケンシュタインの役は 40代くらいのシュワちゃんに一度、 顔に特殊メイクをしてやって欲しかったですよね? ターミネータと並ぶ 彼のハマリ役になったんじゃないですか?
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恐らく当時の~というか今でもハリウッド、及び北米コンテンツ産業のガチガチに固められ守られた著作権保護の概念を打ち破れないと容易に推測できるので、その当時もそして今後の数十年間も少なくとも欧米資本主導での「一見してフランケンシュタインの怪物だと分かるレベルで似通ったデザインのキャラクター」は絶対に登場しないです。ガチのマジで罰金120億とかのレベルになって、その俳優も制作会社も人生詰んでその後は生き地獄行きになりかねないので…。 - "フランケンシュタイン (Frankenstein/1931)": https://eiga.com/movie/48851/ なので名匠コッポラが同じ原作小説をモチーフに撮影した映画の『フランケンシュタイン (Mary Shelley's Frankenstein/1994)』では、主演のロバート.デニーロが演じる "フランケンシュタインの怪物" のデザインに公開前から注目が集まりましたが…大衆の期待を裏切る?形で、顔も含めて全身ツギハギだらけの怪物ではありましたが、顔のデザインは旧作でボリス.カーロフが演じた "フランケンシュタイン" とは大きく印象が異なる様に大幅アレンジされていました。 無論、当時の制作陣には「旧作の真似はしたくない」とか「新しいフランケンを生み出したい」みたいなクリエイター的願望もあり、必ずしも消極的理由でデザインの類似を避けた訳では無いかと思いますが…。やはり「もしも旧作の版権を保持するユニバーサル社から訴訟を起こされた不味い…!」という考えは、常に頭のどこかによぎっていたと思います。 当然、シュワさんもそんな「ハリウッドの常識」は十二分に承知しているので、仮にインディーズ系や非ハリウッド資本の海外系からその様なオファーがあったとしても、何やかんや理由を付けてやんわりとお断りするでしょう。そもそも自分自身が既に「ターミネータという新時代の怪物アイコン」になっているのですから、無理に危ない橋を渡って人生を棒に振る必要性が全く無いですからね。 後、これはハリウッド俳優のみならず、日本の俳優などでもそうなんですが。役者目線だと「はまり役」は余り名誉な事だとは考えて無くて、むしろ逆に「アレしかできない三流役者」みたいなイメージで捉える人が業界には多いですね。あの "寅さん" で有名な渥美清も生前は「町中を歩いて『よ!寅さん!』と声を掛けられるのが嫌だった。もう自分は寅次郎以外の役を演じられないのかと思うと気が狂いそうだった~」と回顧してますからね。 役者的には「死体役から王様、果ては宇宙人まで、何でも演じ分けられる」というのが1つの理想形なので。最近の日本の若いイケメン俳優やアイドル女優?みたいな人が、ヒット作出世作の直後に、何か微妙なB級ぽい映画に出たりするのは、概ねコレが理由ですね。 …とまあ以上の様な理由から、質問者が「ハマリ役になった」とイメージすればするほど、逆に「一般に想起されるくらい似てたら絶対にマズい!」という証明になりますので。冒頭に述べました通り、それこそ「絶対に無い」という事になるのです。
お礼