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海外の生理中の性行為に対する認識
欧米では生理中の性行為のリスクがあまり広く認識されていないのでしょうか?男性でなく女性自身も知らない人が多いようなのですが、、、 大学生です。ヨーロッパのある国に進学し、そこで出会った現地人の彼氏がいます。 付き合って三か月ほどの時、会える時がたまたま私の生理と重なっていて、私が「今日生理だからできない」と言ったら、「俺は血は気にしないから大丈夫だよ」と言われました。それに私はドン引きして「いや、生理中は免疫力落ちるし子宮内膜症の可能性もあるから性行為だめだよ」と言うと、「そうなの?知らなかった。調べてみてもそういうリスクとか書かれてないから大丈夫だと思ってた」と言われました。彼はまだ半信半疑のようだったので、私がネットで英語や彼の母国語で「生理中 性行為 リスク」など調べて彼に見せようとしたのですが、生理中に免疫が落ちることや子宮内膜症のリスクに言及したサイトが無いどころか、「月経血が潤滑液代わりになるからよりスムーズ」などと、生理中の行為を推奨するようなサイトが多かったです。 現地の女友達数人にも相談してみたのですが、彼女たちも生理中の行為のリスクを知らないようで、「私は生理中でも彼氏と普通にしてるよ」と言う子がほとんどでした。 日本語で調べればそのリスクについて説明しているサイトはいくらでも出てくるのに、性教育が日本に比べて進んでいるといわれる欧米でそのことが知られていないのに驚きました。 これ、私の彼氏や周囲の人が知らないだけなのでしょうか?それともこの「生理中でも行為OK」という認識が欧米では常識なのでしょうか?だとしたら結構問題な気もするのですが 彼は3人ほど体含めた交際経験があり、彼の周囲の友達も普通に恋愛経験があるので、他の人の恋愛話を聞く機会もあります。なので、彼が恋愛経験少なくて性に関する知識が無いとかではないと思います。
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- eroero4649
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性に関しては、日本は世界からだいたい3周くらい周回遅れになっている感じで、セックス絡みの知見が日本が世界より進んでいるということはないといってもいいくらいなのではないかなと思います。 一応いろいろ調べてみましたし、私もフェムテックエキスパートという資格も持っているのですが、日本語の「生理期間中にセックスはすべきではない」という記事はなんだか古いなあというか、リスクをことさらに強調し過ぎている感じは否めません。生理期間中にセックスはすべきではないとしているページのほとんどが、子宮内膜症の可能性の他に「生理中とはいえ妊娠しないわけではない」などと指摘しているのですが、その可能性ってとても低いんですよね。 生理中にセックスをして妊娠する確率と、いわゆる危険日と呼ばれるタイミングにコンドームを着けてセックスして妊娠する可能性を単純に比較したら、危険日にコンドームをつけて妊娠する確率のほうが高いんですよ。世界的には、コンドームは性感染症を防ぐには向いているけれど、妊娠を防ぐには向いていないという認識です。だから日本以外の国では概ね「妊娠したくないならピル推奨」となっています。 日本はなぜだか、どうしてか「ピルはヤリマンが使うもの」というイメージが特に女性たちの間で強烈です。PMS対策のためにピルを使うことを推奨する女性看護師さんの動画を見たことがあるのですが、その女性看護師さんも「ピルはヤリマンが使うというイメージは払拭して欲しい」と強調してました。そんなに強烈なイメージなんだなと思いましたよ。 あと、いわゆる妊活をする場合も海外では排卵検査薬(LHサージ)を使うのが常識なのですが、日本ではいまだに基礎体温という時代遅れな方法がまだまだ主流です。排卵検査薬なんてAmazonでも買えるんだから産婦人科医こそ率先して排卵検査薬を使うことを推奨しろよと思うのですが、どうにもこうにも日本の産婦人科医は保守的ですね。 海外の情報も少し調べてみたのですが、英語圏の情報ではむしろ「性欲が高まる生理期間中のセックスは彼との仲を深める機会だ」とポジティブにとらえるものが多かったように思います。 「せっかく性欲が高まってるのに我慢したり、パートナーと楽しめないのは損じゃない?」という考え方ですかね。ここらへんはリスクを重視する日本人と、リターンを重視する民族との価値観の違いもありそうですね。 私は医師ではないですし、男性なのであまりコメントできる立場ではないですが、生理期間中のセックスで子宮内膜症になるというのは、ちょっとリスクを過大評価し過ぎている気はします。「風邪をひいても死ぬことがある」というのに近い感じかな。まあそういうこともなくもないけれど、みたいな。 ちなみに私自身は生理期間中のセックスは、ベッドが殺人現場みたいになるので好きではありません。
補足
回答ありがとうございます。 欧米の「リスクよりパートナーと楽しむことを優先する」という価値観が要因ではないかという考察は興味深かったです。 しかし、生理中にパートナーと楽しむことを選んでいるというよりは、生理中の行為のリスクをそもそも知らないのでやっているというのが大きい気がします。知ったうえで選択するのと知らないからそもそも選択肢が無いというのは違いますから。 生理中の行為のリスクを大げさにしすぎだとも仰っていますが、回避できるリスクは回避するべきだと思うのです。子宮内膜症ではなくても動けないほど体調が悪くなったりする可能性があります。子宮内膜症以外の症状も含めれば、決して軽視していいものではないと思います。 結局するかしないかは個人の選択ですが、リスクを知っているということが大事だと思うのです。そういった面で、欧米で生理中の行為のリスクが知られていないのは意外だと思ったのです。