WEB経由で感染するウィルスで、最近多いのは「REDLOF」というものです。
このウィルスは、感染したHTMLメールを開いても感染しますし、
また感染したHTMLファイルをブラウザで閲覧しても感染します。
(HTMLそのものに感染したスクリプトが埋め込まれるため、「添付ファイル」は無いということにも注意!)
このウィルスに感染すると、
Outlook ExpressまたはOutlookで知らないうちに感染したメールを作成・送信してしまいます。
またHDD内にあるHTMLファイル全てが感染します。
このファイルをネットで公開することにより、感染が広まってしまいます。
他にも、3年前の今頃に大騒ぎになった「Nimda」など、
WEB経由で感染するウィルスはいろいろと出現しています。
「HP」を持っているということは、
同時に感染ルートになりうるメディアを持っているということにもなります。
閲覧者からWEB経由で感染するということはありません。
ですが、あなたのHPに書いてあったあなたのメールアドレスを、
閲覧者のパソコンに感染したウィルスが取り込んで、
あなた宛にウィルスメールを送ってくる、
または送信者にあなたのアドレスを偽装したウィルスメールを誰かに送ることは多くあります。
その意味で、HP作者はウィルスに遭遇する危険性を多く持っていると言えます。
あなたが「HPを持っているだけの一般ユーザー」であるなら、
ウィルス対策は他のユーザーとそう変わりません。
基本は「ウィルス対策ソフトの使用」と「OSのアップデート」です。
ただし、その対策を「徹底させる」必要があります。
あなたがウェブサーバを直接管理する立場であるなら、
一般ユーザーとは比較にならないほど勉強して、
堅牢なセキュリティ対策を取る必要があります。
補足
ありがとうございました。閲覧者からは感染しないのですね。安心しました。 では、質問に書いた「HPがウイルスに感染した」と言うのは、すでに感染していたファイルをアップロードしてしまったと言う事なのでしょうか? 自分のパソコンさえしっかり守っていれば、アップロードしたファイルはサーバに任せて大丈夫ということですか? あ、私は「HPを持っているだけの一般ユーザー」です。