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SONYのオーディオ機器
SONYのSS-747というスピーカーを使用している者です。 よくネットで「SONYのオーディオはダメ」みたいなコメントが多くあるのですが、なぜでしょうか?あの時代のSONYオーディオの評価はどうだったのでしょうか?
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まあ、当時は多くのメーカーがしのぎを削っていましたし 主にアンプ専門、主にスピーカー専門のメーカーなんてもありましたから 全部出しているメーカーはそれらの専門メーカーより落ちるイメージがあったり ソニータイマーなんてものが言われたりと色々ありましたからね。 また、バブルの頃はとんでもないものを出したりとそう言うのがあってのことかもしれません。 また、バブル以降はオーディオも衰退し良い製品も中々でなくなりましたからね。 当時のSONYは他のメーカーと同じでとにかく「イケイケ」でした。 CDプレーヤーなんかは評価が高かったですがスピーカーは DIATONEなどスピーカーで有名なメーカーがありましたからやっぱりそっちに目が行きがちだったと思います。 SONYだとTA-1055Aという50年前の古いアンプを持ってたりしますがスピーカーはテスト用にコンポのものがあるぐらいです。
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- tetsumyi
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オーディオ機器は音作りをしないと耳障りな音質になります。 どうしてかというと左右逆チャンネルの音が時間遅れで重なり、音質が濁り奥行のない平面的なショボイ音になるからです。それでオーディオ専門メーカーは特性をいじり響きを持たせ良い音に聞こえるように試行錯誤します。 ソニーは特性重視で機器を生産した故に心地よい音質にならなかったのです。現在でもこのステレオ再生の本質的名な問題は解決できていませんが故長岡鉄男氏はこのことに気付いており音のクロストークキャン技術に挑戦していました。オーディオ業界はこれを放置している限り本来の生音は決して再現できないでしょう。
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なるほど。確かにソニーは「えぇっ!?」っていう商品を多く作り出してきましたからね。逆に今は真面目になっちゃって面白くないような。 ご回答ありがとうございました。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ ーーーーーーー よくネットで「SONYのオーディオはダメ」みたいなコメントが多くあるのですが、なぜでしょうか? ーーーーーーー うんうん、たまに見かける「個人の意見」ですねぇ。 私個人としましては、ダメではなくて、非常に高い技術で達成した機種もあるのに、メーカーとしての明確なサウンドポリシーが少なかった、といった印象です。 スピーカー群も、いろいろ工夫された製品もありましたが、どちらかと言いますと、「無難な」「普通の音」という印象がまだまだ強かった時代の製品と言ってもよさそいだと思います。 (逆に言えば、変な個性が人によっては嫌いな癖とは思えない、、良い意味での「無難な音」と考えることもできます。) ソニーのスピーカー群で、当時のオーディオファンにも高く評価されたのは、SS Gシリーズが登場してからです。企業的に「イケイケドンドン」という、とても勢いがあった時代でしたが、ビデオ方式のβマックス敗北をきっかけに、大規模な木工加工工場(つまりは、スピーカー製造工場)を閉鎖してしまい、大型の高級スピーカーからは事実上の撤退、、昔からの専業メーカーに作ってもらう、OEM生産が主流になりました。 本来であれば、そんな時代より前から、すふと部門の関連事業もありましたので、音楽表現に対する評価、芸術的、官能的な評価をはっきりさせて、それを元に「音の方向性」という特徴を持たせても良かったのかもしれません。 でも、そのような状況から、業務機器も扱っていた部門が主体となった、高級ブランド「ESPRIT」を登場させて、かなり高額な製品群でしたが比較的コンパクトでもクオリティー重視というサウンドにもチャレンジ。 技術人の個性が発揮できた時には、非常に良い評価の製品も登場したのですが、企業全体としいての利益性とかでは成功できず、膨大な製造規模を必要としない、コンパクトで大量生産できる範囲に進んで行ったようですね。 まぁ、オーディオ全盛期は、大きくて見栄えが良い「システムコンポーネント」が、応接間にどぉ〜ん、っていうのも流行った時代。 その流れを壊したのが、持ち歩きながら音楽を楽しめる「カセットWALKMAN」、、ソニーって「技術」を夢見る方向にはすごく力を入れていますが、逆に言いますと「長年培った古き良き物」への固執は少なかったのでしょう。 結果的に、音楽という芸術再現において、最も重要となる「スピーカーのサウンドキャラクター」などが時代の変化や人員移動などで、どんどん変わっていきましたし、そもそも百年以上前の特許から、基本構造的にはほとんど変化していないローテクのスピーカーには興味が薄かったのかもしれません。 一部のプロオーディオ(業務音響)という範囲とかは、プロ現場の要求に基づいて、というポリシーが今でも揺らいでいないと思いますが、一般用(大衆け)の範囲は、その時々の市場動向に合わせた物作りで、広く知られた有名企業に発展していますね。 こだわりのサウンドを探し求めるような、やや高度なオーディオファンとしては、スピーカーに関しては「SS-Gシリーズ」、「ESPRIT」ブランド時代の物は、今でも「名機」という人の方が多くいます。 私個人は、過去に販売していた、結構割高感もあった、PC用スピーカーなどの音楽表現は、とても高く評価できる物だったと思います。(低コスト化した物は、無難で普通の音、、価格相応の良さはあったんだけれど、、っていう感じでした。) ソニー製品は、回路やメカニカルな部分での、小型で新機能と高性能を得る。という分野が得意なように思います。 サウンド的には、ニュートラル、中枢、、、逆に言えば取り立てた特徴も強くない「普通に聞こえる、無難な音」という印象でしょうかねぇ。 ご利用の機種は、無理のない、非常にシンプルな大型2ウエイスピーカーに、低域補助としてパッシブラジエーター(JBLでは、ドロンコーンとか言ってましたっけ、)という、動作原理としては「バスレフレックス方式」の構成ですね。 バスレフのメリットよりも効果は控えめですが、バスレフのデメリットの影響が大きく低減できる、という構成です。(ただし、試作&調整などの手間がかかりますし、その上で専用パッシブラジエーターの製造コストもかかる、という、コスト面ではデメリットが大きいので、現代的なコスパ重視のスピーカーには、滅多に採用されない構成のスピーカーでしょう。 ーーーーーーーーーー SONYのSS-747というスピーカーを使用している者です。 ーーーーーーーーーー 利用されていて、何かご不満はございます? 私個人は、スピーカーによって、いろいろ違った音が聞こえる。、。。、っていうことから、スピーカー交差とかのを趣味の一つとしていますが、基本的に「メリット&デメリット」の方向的バランスが変わるだけで、よほどのことがない限り、シーソーの軸、根本的なクオリティーアップって、そんなに大きく感じられることはない、と思います。 販売されていた当時の価格を基準として、せめて数倍、あるいは10倍などの価格差があれば、基本軸のグレードも高くなる、、、かもしれない。と思います。 以上、単なる「スピーカー工作ファン」の個人的な思いをカキコさせていただきましたぁ〜(^o^)
お礼
不満は特にないですかねー。 Sony ESPRIT は自分も愛用してます。APM-8という型ですね。 あの平面ウーファーに魅力を惹かれ、オークションで購入してしまいました(笑) オーディオ業界からまだ撤退していなかった当時のSONYの貴重なお話を聞かせてもらい、ありがとうございました。
- HAL2(@HALTWO)
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SONY に限らず 80 年代から 90 年代の日本の Audio 界は Digital Audio に翻弄されて「音楽そのもの」からかけ離れた技術指向に走った結果、次々と失速して業界の再編成が行われました。 80 年代初頭の日本は安価で良質な Soft Dome Tweeter や低能率ながらも重低音を出せる小口径 Woofer を作り出し、狭い部屋でも良質な音を出せる Home Audio System 技術をほぼ完成させて世界を席巻したのですが、その次の段階として、音質そのものを磨きあげるよりも低歪率や超高帯域化を目指してしまい、物理計測特性は優れていても音色は大したことがないという製品が氾濫しました。 何故、物理計測特性が優れていてもたいした音色にはならないのかという理由は簡単です。 Disc Media を制作している Recording Studio の Monitor Speaker は通常の音量域での低歪率なんて一番に求めていません。 楽器に向ける Microphone だって歪ゼロでもなければ 20kHz 以上まで Flat である事を保証しているわけではありません。 そんな環境で作られた Disc Media を歪ゼロで超広帯域再生を狙って設計された System で再生しても Recording Studio で吟味された音とは全く異なる音が出てくるだけです。 陶器の丼か漆腕に盛って箸で食べる暖かい御飯であってこそ美味しいのに、透明な抗菌 Plastics 容器に冷飯を入れて抗菌 Spoon で食べる様なものです(^^;)。 抗菌 Plastics 食器は清潔 (無歪、無雑音) かも知れませんが、美味しさとは無関係ですよね(^^;)。 そんな的外れの考えで技術革新を重ねていた Maker は研究開発費を回収できずに軒が傾き、SONY も経営の軸足を Audio から外して TV や Game 機器へと移しました。 当時の的外れな技術革新として挙げられるのが Speaker System に於ける平面振動版化です。 振動版を平面化すると振動版全面を均一に駆動し易くなる事から歪率を大きく軽減できるのですが、Recording Studio はそんな Speaker なんて使っていませんので Recording Studio が作った Disc Media を超低歪率平面 Speaker で再生しても変な音にしかなりません。 その後も日本の Audio 業界は「ハイレゾ対応」という謎の文言を生み出して「良い音色」とは正反対の安価な製品を市場に流して失敗しています。 例えば、何度も試作を繰り返して良い音がするようになったのだけれどハイレゾ対応なんて到底言えない 1 本数万円の狭帯域 Speaker Unit なんてなかなか売れません。 一方 1 本 1 千円もしない、たいして音は良くない Speaker Unit に 1 基 500 円もしない Piezo' (圧電) Tweeter Unit を加えた数千円の Speaker System は Piezo' Tweeter によって 20kHz 以上の音も出せますから「ハイレゾ対応!」と宣伝することができます。 本当に低歪率かどうかを証明する実測図など公表せずに「超低歪率 ハイレゾ対応!」と宣伝した所で何と比較して低歪率なのかも言っていませんので嘘にはなりません。 Design 重視で見た目に格好良い Plastics Panel で覆った箱に入れれば注目されるし、雑誌社に大量の広告を打てば雑誌社は広告主を悪く言えませんので、提灯持ちの評論家たちはこぞって褒めあげてくれることでしょう。 でも、そんな酷い製品にはだまされない「確かな耳」を持つ人達は当然見抜いてしまうのですが、大きな声では言えないし、店も沢山買ってくれる馴染みの客にしか本当の事はこっそり教えてくれないでしょう(^^;)。 SONY は一大広告主でしたので、SONY の製品を悪く言う雑誌なんてあり得ません(^^;)。 だから、どんな製品であろうと、取り敢えず SONY 製品は皆、それなりに良い評価が書かれています。……Camera も同じです(^^;)。 また Audio は趣味の世界で、好き嫌いは十人十色ですので、どんなものであろうともそれが好きだと言う他人を否定はしません。 好きだという人は自慢げに多くの Web Page に褒め言葉を書き連ねますが、嫌いだと言う人は嫌いな理由を書き連ねる Web Page なんて作らないでしょう(^^;)。 そんな Audio 界の Maker 体質、そうした製品を購入する User 体質が今日の「Audio の衰退」を導いたわけです……まぁどんな分野にも Niche な世界に濃ゆい Core な Mania がいるものですが、そんな Niche な市場では Boom なんておきませんので、消滅はしないものの細々とした市場は存続します。 一方、的外れな開発をして市場から消滅した製品群というは Audio業界には星の数ほどあるもので、例えば EL Cassette や Digital Cassette、MD、VHD や Laser Disc 等がそうですね。(Open Reel や Compact Cassette は的外れではないものの Digital に淘汰されました) SONY SS-747 も含めた平面振動版 Speaker System もそうしたものの 1 つです。 SONY に限らず多くの Maker で Flag Ship 製品は例え赤字となっても Maker の知名度を上げる広告となる事から損得抜きで良い製品を作るものですが、そこから Cost Down して系列化する製品群は、悪く言えば手を抜いて値下げしたものですので、下手な手抜きをすれば途端に酷い製品になってしまいます。 これは系列製品を大量に作る大 Maker には当然起こり得る事で、SONY のような大 Maker は開発陣も複数化している事から、いわゆる「SONY の音」という明確な Sound Character が絞られておらず、個々の系列で音色感が異なる、同じ系列でも上級機から普及機まで Sound Character が統一されているわけではないというのも特徴でしたね。 資本力、技術力のある Maker ですから良い製品はとても良いのだけれど、安物は保証期間を過ぎると壊れる SONY Timer なんて悪口も生まれました(^^;)。 まぁ「SONY の Audio はダメ」なんて Comment を出す人は SONY に的外れな期待をかけて、その期待を裏切られた人だろうと思います(^^;)。 私は MDR-7506 という MDR CD900ST の兄弟機みたいな Headphone をもう四半世紀以上愛用しているのですが、2〜3 年おきに Drive Unit を交換したり新品に買い替えたりしてもう 10 本近く使い潰しています。 そこまで愛用している SONY 製品はこれだけなのですが、MDR6V、MDR CD900ST から乗り換えてきて、期待通りのものでしたし、耳がこれに慣れてしまったのでこの音を一番信用しています……まぁ OPA2134 Power IC Chip と組み合わせて録音 Monitor していた事からこの音に耳が慣れちゃったわけですね(^^;)。 服に身体を合わせる……ではないですが、耳も環境に合わせてしまうようで、SS-747 の音が良いと感じているのであれば他が何と言おうと気にする事はないと思いますよ。 素敵な Audio Life を(^_^)/
お礼
ご回答ありがとうございます! そうだったんですね.... これまでSANSUI製のSP-1005などの名機を聴き比べてきました。 その中でもなぜかマイナー機種の747の音が好きなんですよね... 高いからっていいわけでもないんですかね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 平面ウーファーなど多く出していましたね。