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「アンネの日記」は社会科の勉強には適していないか?
アンネ・フランクが書いた「アンネの日記」は書いたのが子どもだし、日常生活のことが書いてあって、政治や社会科学的な考察を書いてあるわけではないから、社会科の勉強には適していないでしょうか?
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- ジャンピングハイ(@apostrophe3)
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こんばんは。 結論から申し上げますと、社会科の勉強としては必要ではないと存じます。 勉強として、間違っているわけではないと思うのですが、他のものに時間を割いた方が良いかと思います。 理由は、「アンネの日記」の内容としては、(と言うより考え方が)社会科的ではあるとは存じますが、身近に溢れている物語全てにおいてそれは言えます。 質問者様は、教育者なのでしょうか。勉強ということは、学生さんか。それにもよりますが、教育としてはお勧めできません。もちろん書いてある日記は、綺麗事でないですし、小学生くらいでは気分を害する、社会科の授業が嫌いになる可能性もあります。 学生さんでしたら、先述のようにあまり必要ではないと思いますが、社会科の勉強として、時間があるならば…と仮定した場合に。 時代背景を1人の子供の表現から読み取ると言うのは、ある程度社会科の知識が必要ですので、やってみてもいいと思います。 ただ、注意として、他の資料や物語のように、中心として歴史を捉えないことです。あくまでも、歴史の考え方として身につけることをおすすめします。
- SPROCKETER
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アンネの日記は一人の女の子が書いたものなのか。それとも、彼女の父親が書き足した創作なのかが論争になっているほど政治的なものです。社会科の勉強に使える内容だと思います。 アンネ自身が書いた文章は、それほど多く無かったのでしょうが、父親が当時の世相を書き足したり、同じ体験をしていた女の子が書いた日記を加えたりして、加筆されている文章が多いのではないかと言われています。アンネだけの日記ではなくて、ユダヤ人少女達の日記だと考えた方が良いと思います。それほど政治的な意味合いが強い日記のせいか、ネオナチの批判が激しく、信憑性が無いとか、曲解されているとか、事実無根の捏造だとか、アンネが書いたのではなくて、父親が書いた創作だとか、信じ難い批判が多いようです。 あまりにも有名になり過ぎた為に、内容の信憑性への批判が起こるのは、どの国でも同じです。父親が隠して置きたかったプライバシーを侵害する内容まで公開しなくてはならなくなったほどです。そういう意味では政治的な内容だと考えた方が良いかもしれませんね。