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新選組(9/26)で疑問

観柳斎(八嶋智人さん)は、土方(山本耕史さん)に詰問されたとき、なぜしらを切ったのでしょうか? 最初は、本当のことを言って例の本が伊東一派の手に渡るのを恐れたからかと思ったのですが、よくよく考えると、咎められて本を取り上げられても、それは土方の手に行くのであって、伊東一派には行かないハズ。(観柳斎はそのことを知らなかった?) 一度は返本までしようとしたのに、なぜ河合さんを見殺しにするようなことを・・・。結局は自己保身だったのでしょうか?

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  • ranx
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回答No.4

この後描かれるであろう、近藤・土方派による武田観柳斎殺害事件を正当化するための 伏線を張ったのでしょうけれど、かなり苦しい描き方でしたね。 三谷脚本の立場に立てば、彼は古い軍学の知識だけでは「自称軍師」の立場すら保てなく なりつつあり、不安を感じていたわけです。彼の立場を脅かす存在としては、伊東一派も そうですが、土方もまたライバルの一人でした。相談相手になる人はいなかったのです。 一人だけですべてを処理できる方法として、彼は河合を見殺しにする道を選びました。 孤立した人間の弱さだと思います。 武田だけではなく、三谷脚本は登場人物をそれぞれに弱さを持った存在として描いていると 思います。見る人は、「ダメな奴だな」とは思いますけど、憎悪の気持ちは湧いてこない。 「どいつもこいつも、馬鹿じゃきに。」というところでしょうか。そうした弱い存在に よって歴史が作られてきたことを描いているのだと思います。

hinebot
質問者

お礼

なるほど、伏線ですか。三谷脚本らしいですね。 観柳斎にとっては土方もライバルだったというのは、目からウロコですね。言われてみれば、です。 でも「近藤がいれば」というのもちょっと矛盾を感じます。土方が「一切の例外を認めない」というスタンスを貫いたのならば、近藤がいても結果は同じではなかったかと、寂しくなってしまいます。 「どいつもこいつも、馬鹿じゃきに。」は竜馬のセリフにありましたね。全く、そんな感じですよね。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.3

No.1ですが、お詫びにこの事件で史実に残っている ことを書きます。 河合の実家からの飛脚は、河合の死から3日後に到着したそうです。 河合の死を知った遺族は、屯所に来て騒ぎ立てたり、 屯所の前を練り歩いたりと、新選組への嫌がらせを繰り返したそうです。 50両の金は、近藤の深雪太夫身請けのための用立てだった とも言われています。もしそうなら、河合は近藤に救われ たはずです。(近藤が隊にいれば) 哀れですね。

hinebot
質問者

お礼

何回もありがとうございます。 史実と脚本とはかなり差があるんですね。 飛脚が来たのも、切腹した日のうちか翌日みたいな雰囲気でしたよね。 哀れというしかないですね。

回答No.2

No.1です。 失礼しました、質問の最後に返本のことをお書きになって ましたね。 やはり、自己保身だと思います。 法度に照らせば切腹ものですし、本屋に返して金を作って も身の破滅ですからね。 近藤勇が居れば、観柳斎も話ができたのでしょうね。 土方は怖いですから・・・ 史実では、隊内の経理の不祥事で河合が切腹させられた ことになっていますが、詳細は不明です。

回答No.1

放送を良く見ましたか? 観柳斎が本を返して50両を受け取ろうとしたら、 伊東一派の服部武雄(だと思います)が、本屋に 60両で買いたいとリクエストしていたのですよ! 史実かどうかは不明です。

hinebot
質問者

補足

済みませんが、そのことは分かってます。 だから質問文に「例の本が伊東一派の手に渡るのを恐れたからかと」と書いてますよね。 本屋への返本を「伊東一派の手に渡す訳には行かない」と取り止めたことは問題にしてません。そのあと、土方に尋問されたときに河合から金を都合してもらった、と正直に言っても良かったんじゃないかと、疑問に思ったんです。 説明不足だとしたら謝ります。