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三栄無線 SA-6C33C PPについて
先日、故障した表題のアンプを譲り受けましたが、回路図がなく現物から回路図を起こして修理しましたが、アイドリング電流のみ不明です。プレート電圧200Vなので損失40W程度で200mA程度が妥当かなという気がしますが、貴重なトランスを破損させたくないので、どなたかこのアンプについて詳しい方おられましたら設定値を教えてください。宜しくお願いいたします。
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アイドリング電流で片Ch200mAは少し大きすぎるような気が します。アイドリング電流の調整はオシロスコープで波形を身ながら するのが的確です。正弦波1kHzを入力して歪が少なくなるレベルに 調整します。その時の負荷はスピーカーだと非常にうるさいので スピーカーと同じ抵抗の抵抗器(数十W以上のホーロー抵抗等)を ダミーとしてスピーカーの替わりに接続しておきます。 あと、電源トランスのB電圧の電流容量からも200mAは多いと推測 できるかも。 正弦波の出力波形として下記サイトの図を参考にして下さい。 http://www.op316.com/tubes/tips/b310.htm プッシュプルでは2本の球で波形の上半分と下半分をそれぞれ受け持ち ますが上半分と下半分の繋がりの部分がアイドリング電流により変化 します。たぶんグリッドのバイアス電圧を調整してアイドリング電流 を規定値にする回路だと思います。歪まない程度にアイドリング電流 を絞るのが一般的です。
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- FattyBear
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6C33Cのシングルアンプの写真を見つけました。 シングルなのでA級アンプです。 たまたまアイドリング電流だと思われる電流計がついています。 各ch 0.2Aを示しています。プッシュプルの場合はそれ以下 でも十分なはずです。回路は異なりますが目安になります。 https://mkusunoki.net/?page_id=5185
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ありがとうございます。実際歪を計測すると100mAでも十分なのですが、オリジナルがどうなのかなと気になりますので。もう少し待ってみます。
お礼
ありがとうございます。100mAでも30W出力まで測定しましたが、1KHz、10KHz共に0.7%程度でしたので十分だと思いますが、最小はやはり200mAで(それ以上上げても意味がない)0.1%程度でしたので効果はそれなりにありました。1Wでは差は殆どありません。もし、三栄さんの設計上許されるならその値にセットしたいと考えております。電源トランスは両ch200mAにSETしても電圧低下はほぼ無く、発熱も殆ど無いのでDCRは低いのだろうと思いますが、やはりアウトプットトランスだけは不明ですので、設計値が確認したいところです。もう少し待ってみます。