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ストック癖(収集癖)は直すべきなのでしょうか?
- ストック癖(収集癖)は直すべきなのでしょうか?心配性というか、体に合った物をずっと使い続けたいという気持ちから、『廃番』と聞くとつい買ってしまいます。貯めこむというより、全部使いきるのですが、こういうのもストック癖と言うのでしょうか?
- ネットでは、『ストック癖は損』とのマイナスイメージで書かれていましたが、昨今の物価高騰で、10年前に8,000円で買った靴が、先日同メーカーの同形状の靴は6万になっていました(汗)。ストック癖が、良かったのか悪かったのか?
- ストック癖(収集癖)は直すべきなのでしょうか?同じような人、いますか?直した方がいいと思いますか?
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長い回答になりましたので、お暇なときにお目通しください。 質問者さんの場合、ストック癖とは違うように思います。 >ネットでは、『ストック癖は損』とのマイナスイメージで書かれていましたが、 なぜ損なのか、ご覧になった記事か何かに書かれていましたか? そしてその理由に質問者さんが当てはまらないのであれば、質問者さんの場合ストック癖にはあてはまらないし、心配なさる必要もないかと思います。 たとえば、「ワインを数百本自宅に集めている」「自宅の蔵書は2万冊」「骨董品の中でも〇〇時代の焼き物が好きで…」等と聞いて、ネガティブなイメージを持つ人はあまりいないと思うんですね。(家族に蒐集家がいて困っている人は別かもしれませんが。) ストック癖、収集癖がネガティブなイメージで見られる場合、理由にはいくつかあるように思います。 というより、ストック癖自体にグラデーションがあります。 ・精神疾患だから ・精神疾患の域ではないが、生活あるいは社交が困難になっているのに本人に自覚がないあるいは自力での矯正ができていないから ・精神障害あるいはそれに近い偏りを持つ者による特性のひとつだから などかなと思います。 「ためこみ症」という精神疾患があるんですよ。 MSDマニュアル https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/08-%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E5%BC%B7%E8%BF%AB%E7%97%87%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E9%96%A2%E9%80%A3%E7%97%87%E7%BE%A4/%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%93%E3%81%BF%E7%97%87 >ためこみ症は通常,患者が所有物をためこみ,活動のための生活空間が散らかって物であふれ,その空間が本来の目的で使用することが極めて困難になり,ときに安全でなくなる場合もある慢性の障害である。 必要以上に異様にためこむ症状を持ち、物だけでなく、生き物を”ためこむ”こともあります。 家族がこのためこみ症にかかってしまうと残りの家族の生活は悲惨です。自宅がゴミ屋敷化、たとえばリビングがうずたかく積み上げた物で文字通り埋まりすでに”空間”ではなくなっており、A4用紙一枚ほどの通路しか残されていない家に住むことを想像してみてください。なんとか死守している自室すら「ちょっと置かせてよ」で運び込まれた物で浸食されている、風呂・台所はとっくの昔に料理器具でもない物で埋まっていてここ数年足を踏み入れることもできない、玄関から自室までなんとか通路を抜けるたび物の間からカサカサという音がする、たまりかねて本人に直談判もまったく意味をなさず、勝手に処分してはいるが発覚すると泣き叫んで抵抗し、新たに物を買いなおすだけ… こういう家は本当に実在します。 「病的」とみなされる意味がおわかりになるのではないでしょうか。そして質問者さんとはぜんぜん違いますよね。 こうした患者の場合、ためこむ動機は心の隙間を埋めるためだからではと考えられています。空間イコール心の隙間なのかもしれません。 「必要以上に」と書きましたが、本人にとっては必要だと感じるから買うのです。買うことで心が満たされる=必要に判断基準が歪められてしまうのです。 そしてご質問に >心配性というか、体に合った物をずっと使い続けたいという気持ちから、 とあるこの「身体に合ったものを使い続ける」の背景には、たとえば合う靴がなかなか見つからない足の形なのでまた時間と労力をかけて探す手間を省きたいとか、肌荒れがつらいから効果がわかっているもので安心したいとか、そういう気持ちがあると思うんですね。 そしてこの延長線上に「物で安心したいからためこむ」という精神疾患があるとすれば、意外と精神疾患と正常との間には明確な境界線はないということになりますね。 あるとすれば、それは「日常生活に支障をきたしているかどうか」です。これは大雑把に言えば、精神科医もこれを目安に日々の診療にあたっているのだろう基準です。 だからこそ、この基準に照らして質問者さんはためこみ癖ではないと思います。 それに物を複数買うと言うこと自体、一般的、多くの家庭で行われている節約法です。たとえば安売りしているときに日用品をいくつか買いだめておく、は実践されている方も多いはずです。 精神疾患との境目は、「日常生活に支障をきたしているかどうか」です。 たとえば、いつかは使う日用品でも収納スペースの適性範囲を超えるほど買い込んでくる、消費スペースを考えると使い切る前に確実に次のセールが来る見込みが高いのにまた買ってしまう、などが始まると少々黄色信号です。 なお、 >それ以外の服や日用品は、無くなったら買えば良いと、何も感じません。 これはあまり関係がありません。 上に書いたような精神疾患の域の人ですら、「別になくなったら買い足せばいい」で放置しているカテゴリのほうが多いのがふつうです。本人にとって何かこだわる理由のあるものだけでもためこめば収集癖なんです。 ただこの程度であれば病気でない人でも普通に見られます。好きなもので新しいものを見つけるとつい買いこんでしまう人です。 可愛いマスキングテープを200種類持っている、から、映画のパンフレットを集めている、という人が全員問題のある収集癖かというとこれは単なる趣味です。 そういう意味でも質問者さんの行動はストック癖にあてはまらないように思います。 必要性が明確であり、生活に困難をきたすあるいは家計上無理なほど買い集めているわけではない。だからです。 それから、上に書いた3つめの人にもあてはまらないように思います。 はっきりいうと、一部の精神の障害の中には収集癖が特性として現れる人がいるんです。発達障害です。 発達障碍者の全員が収集癖を持つわけではありませんが、特性として持っている人は障害を持たない人より多いです。また、「発達障害の域ではないが、それに近い脳の偏りを持つ人」にも多く現れがちです。 収集癖がある、と聞くと、男性を思い浮かべる人は多いかもしれません。男性は個人的なこだわりを持ちやすく、病気でなかろうと障害がなかろうと「収集家は圧倒的に男性のほうが多い」と言われています。 私が面白いと思ったのは、本人が集めたくなくても集めてしまっている場合です。たとえば、〇〇という作品が好きで、その関連商品を集めている人がいたとしますね。この場合、〇〇の中に特に思い入れがなかったり、好きでもないグッズであっても、シリーズとして出されていると買ってしまう収集家は少なくありません。「お気に入りだけ集める」人は収集家ではない、とすらいえます。 なぜならそれがないとシリーズとして完成しないからです。コンプリートしたいわけでもないのに、コンプリートするために要らないと思う物を買わなければ気が済まない、病気でなくともこういう思考回路の人はいます。 収集家って大変ですね。 そしてこういう収集家を家族、特に父親に持つと大変です。 たとえば家じゅうがプラモデル(未開封)の箱で埋まっている。父の自室だけでなく、家族のための収納スペースも決して作られることがないプラモデル(未開封)で埋まっている、家計の余剰金は新作のプラモデルを買うために費やされるから家族旅行にも行けない。 このたとえのプラモデルを別の単語に入れ替えただけのご家庭は世界中にあるはずです。 これらは発達障害的な脳の偏りが生むこだわりです。病気ではないので治療法もありません。 こうした「家族に迷惑をかけてでも自分のこだわりの収集を優先させる」親もとで育った人は、こうした収集癖をマイナスのイメージを持っているはずです。 だからご覧になったような「ネットでは収集癖がマイナスなイメージで…」につながるのかもしれません。 以上、冗長な解説を続けてきました。 これをご覧くださったのであれば、読んだうえでもなお「自分はストック癖かもしれない」と思いますか? それはなぜでしょうか? ここに書かれていない物で収納スペースが埋まっていて、中は整理整頓されていないから? そういうことがないのであれば、安心なさってください。
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- mario0529
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植物の書籍のストック癖がありますが、植物資格4つ取得しました。人間は変化を嫌う生き物だから、直さない方がいいと思います。
お礼
それ、良いことですね。 変化を嫌うのは、わかります。 あまり気にしないようにします。 ありがとうございました。
- ROMIO_KUN
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ストック癖は 家に置く場所が有って 同居人が文句を言わなければ モノを大切にしようとする心がけの表れであり、 購買行動により経済を回す活動であり 良いことだと思います。 欲を言えば買ったことと置いた場所を忘れない記憶力が十分である必要もありますが。
お礼
場所はあるし、しっかり管理しています。 同居家族は、最初は「こんなに買ってどうするの?」と言ってましたが、ティッシュやトイレットペーパーが店頭から消えた時に、備蓄してあり、 新型コロナでマスクが消えた時、私は大量ストックしてあったので、おすそ分けしました。 それからは、何も言ってこなくなりました(笑)。 ありがとうございました。
- sonomamadeii
- ベストアンサー率12% (289/2380)
防災(備蓄)にもなるから とっても良い癖だと思います!
お礼
確かに。 以前、ティッシュやトイレットペーパーが店頭から消えた時も、我が家は普通でした。
- terepoisi
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こんばんは、劣化しないアイテムで保管場所に余裕があるのでしたら気にしなくていいのではと思います。 我が家は質問者さんのようなものはありませんけど、消耗品のストックではトイレットペーパーとかティシュを3ヶ月分くらいローリングストックしてます。 以前のBSE流行直前吉野家の牛丼たっくさん冷凍買い込んでいました。 使い捨てマスクも結構な量を常に持っていて、どちらも品薄なときはそれなりの価格で売れたのに、と思いつつ良識が大事と自重しました。いずれにせよミニマリストにはなれそうにありません(笑)
お礼
私もティッシュ・トイレットペーパー・マスクをストックしています。 一時期、ティッシュ類、コロナで特にマスクが消えた時がありましたが、私の家庭は通常運転でした。 私も、ミニマリストにはなれません。 ありがとうございました。
- nagata2017
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ストックしていいものと そうではないものの区別がはっきりわかっていれば 良いと思います。 靴で合皮製のものは劣化してしまって 10年なんてもちませんからね。 その点 nanakoraさんは いいものばかりストックされているみたいでいいことだと思います。
お礼
そういって頂けるとありがたいです。 当時は8000円でも高かったんですよ。
お礼
>なぜ損なのか、 無くなる恐怖に負けて買うからだそうです。 確かに靴は、廃番と聞いて走りましたね。 自分にフィットした靴が無くなってしまう!という恐怖はありました。 ためこみ症のURLありがとうございました。 >ためこんだ物を保管する以外に使用できなくなる。 ↑の症例は、私は当てはまらないかな?と思いました。 ためこんでるけど、使用していますし。 >ためこみ症患者の約80~90%は,物品の購入(例,書籍,雑誌購読)も過剰に繰り返す ↑も、私は消耗品なので、これも当てはまらないと思います。 少し気が楽になりました。 ありがとうございました。