上り東京方を「つばさ」とした場合、
福島駅では「つばさ」を先に入れ、あとから「やまびこ」を入れます。
そこで仮に「つばさ」が遅れた場合、
「やまびこ」が福島駅に入線できず、福島駅の仙台方でつばさの到着を待つ必要があります。
また、「やまびこ」と「つばさ」は福島駅14番線で連結しますが、
その際、仙台発の「やまびこ」は下り本線を横切って入線します。
さらに連結に際しては最徐行で入線した上に何度か停止をします。
その間、下り本線を塞いだままになり、下り列車の発車・通過ができません。
さらに、「こまち」に関しては、開業当初、盛岡発着の「やまびこ」に連結していました。
(当時の東北新幹線は盛岡が終点で、「はやぶさ」「はやて」はありません)
そこで仮に下り方に「やまびこ」を連結していた場合、
盛岡止まりの車両を車庫に引き上げない限り「こまち」は発車できず、時間がかかります。
(横須賀線逗子や高崎線籠原での切り離しと同じ)
これらの理由から、下り方に「つばさ」「こまち」を連結しているものと思われます。
お礼
あーなるほど、上り電車の問題で雪で遅延が多い側を後に入れる構造にしないと、本線のやまびこの入線に支障がでますか。 これは避けられない理由ですね。 函館新幹線が出来て東京に向かう場合、函館新幹線側が鈍行の役割を担わざるをえないので盛岡で先に待ち構える必要があると思っていましたが、山形新幹線だと東北本線側が先に待ち構える必要があるのがよくわかりました。 これ函館新幹線を実現させるには東北新幹線の前後両方に連結器が必要になりますね。 ご回答ありがとうございました。